トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ノゴマ

2013-06-30 | 野鳥


6月も今日で終わり
あっという間に今年も半分過ぎてしまった

久しぶりにノゴマ(野駒)に出会った
オスは喉が赤く人気の鳥だ
その昔は「のご(喉紅)」と呼ばれていたがコマドリに似ていると言う意味を込めて江戸の頃からノゴマと呼ばれるようになった
コマドリは森林性の鳥でノゴマは草原性の鳥なのでピッタリ

赤い鳥は色々いるが ノゴマ アカヒゲ コマドリなどが思い浮かぶ

夏鳥として北海道で繁殖する
渡りの時期には本州でも見られる事が有る
大きさは16cm 地上で昆虫類 クモ類 ミミズ類などを採食する
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エゾフクロウ雛

2013-06-29 | 野鳥


北海道で可愛いエゾフクロウの雛が神社の裏の林に居た
全部で4羽の兄弟(姉妹?)で昼間なのにかなり活発に動いていた
フクロウは主に夜間活動するが雛はそうでもなさそう
雛は3か月ほどで独り立ちする

フクロウは4亜種に分けられ北方の亜種ほど羽色は白っぽくなる
エゾフクロウ フクロウ モミヤマフクロウ キュウシュウフクロウ の4亜種 
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サビキコリ

2013-06-28 | 虫類


サビキコリはコメツキムシ科の甲虫の仲間

子供の頃コメツキムシをひっくり返えすとパチッと音を立てて跳ね元に戻るのを面白がって何度もやった
空中をジャンプし落下するのだから小さな体に相当なダメージが掛かるだろう
よほど丈夫な体に出来ているに違いない
コメツキムシの名はこの米搗きに似た動作からきている

体表はザラザラして錆びたような色と質感がある
食べ物は広葉樹の葉 腐った果実 昆虫など範囲が広い
大きさは15mmほど
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オオクモヘリカメムシ

2013-06-27 | 虫類


大きなカメムシが番っていた
可哀相にメスがひっくり返ってしまっている
このカメムシはオスの方が大きいので右がオスのようだ
大きさは20mmほど有ってカメムシでは大型

ヘリカメムシ科の仲間で稲の害虫のヘリカメムシに似ていて大型なのでオオクモヘリカメムシ
食草はネムノキだが時に成虫は果樹園に侵入して若い果実の汁を吸う事が有る

多くのカメムシは刺激で臭い匂いを出すがこのオオクモヘリカメムシは特に匂いがひどいらしい
ニホンで普通に見られるカメムシの中で最も臭いと言われている
不快害虫だ
ただ人家にはあまり入らないので人と接することは多くない
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クガイソウ

2013-06-26 | 樹木 草花


ヒョロヒョロと伸びた印象のクガイソウ(九蓋草)
輪生する葉が層をなして茎に付くことからこの名が有る

山地の日当たりの良い草地に生えるゴマノハグサ科の多年草
茎は1mほどで先端に穂状の長い総状花序をだし多くの花をつける
葉は4~8個輪生して着く

茎と花のバランスが悪いのかナヨッとしなだれているものが多い
ピンと立っているのをやっと見つけた
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トモエソウ

2013-06-25 | 樹木 草花


花弁がよじれて巴状になるのでトモエソウ
山地や丘陵に生えるオトギリソウ科の多年草
茎は1m程にも伸びる
先端に黄色くよじれた一日花をつける

スクリュウのように巴形によじれた花が面白い
花弁は5個 雄しべ多数
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クレマチス

2013-06-24 | 樹木 草花
   

クレマチスとは蔓(つる)のこと
主に北半球に自生するツル植物

19世紀にシーボルトがテッセン(日本) ラヌギノーサ(中国)などをヨーロッパに持ち込んだものがヨーロッパ原産の品種と交配され大輪咲の園芸品種が出来た
大正時代にその園芸品種が日本に持ち込まれてから日本でも交配品種が作られるようになった

和名をテッセンと言う種類はセンニンソウ属(クレマチス属とも言う)の中国産の原種のこと
一般に出回っているのはカザグルマ系の園芸品種

イギリスではバラに次いで多く植えられ 栽培や改良もイギリスが中心
主な改良の原種はテッセン ク・ピチセラ ラヌギローサ カザグルマ ク・ジャックマニーの5つ
交配品種は2000種とも言われている

冬には地上部が枯れてなくなる(草本)のと地上部が残っている種類(木本)があり 落葉性のもの常緑性のものなどあってややこしい

大きな花びら状のものは萼で花弁は退化しているらしく見えない
花が終わった後は雌しべだろうか金色に輝いていた
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ノビタキ

2013-06-23 | 野鳥


野に居るヒタキなのでノビタキ 愛称はノビタ

オスは黒と白の色彩で高い草の上で鳴くので良く目立つ
この黒い羽毛は褐色の冬羽が擦り切れて現れる

夏鳥として本州中部以北の草原に渡来する
繁殖は高原の背丈の低い草原で行う

全長13cm 渡りの時期には平地でも見られる

思ひかね柴とりくぶる山里を 猶さびしとやひたき鳴くなり(寂蓮)
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コヨシキリ

2013-06-22 | 野鳥


ヨシキリはヨシなどの茎を切って中の虫を食べることからの命名
大型種がオオヨシキリで小型のヨシキリがコヨシキリ(小葦切)

夏鳥として九州の一部と本州中部以北に渡来する
本州では主に高原に居る
ススキなどの草丈の高い草原を好み草の間を移動して虫などを捕える
全長14cm スズメ大

チリチリチリチュチュジュジュジュチチチピピピチュウチュウなど色々な声で鳴き賑やかだ
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アサザ

2013-06-21 | 樹木 草花


今日は24節季の「夏至」
日の出4:25 日の入り18:59 一年で昼が一番長い日(日の出が一番早い又は日の入りが一番遅いということではない)
明日から秋の夜長に向かって夜が長くなる 今日が夏の頂点 
実際にはこれからが我々若人の輝かしい夏の始まりだ

水辺にアサザが咲いていた

アサザは池や沼などに生える多年草のリンドウ科の水草

地下茎が水底の泥の中を長く這い太く長い茎を出す
茎の先の葉は長い葉柄を持ち水面に浮かぶ
葉腋から花柄を数本出し黄色の花を水面に開く
花の花冠の裂片のふちは波打ち糸状に細かく裂けている

花の縁は全縁風かと思っていたが細かい切れ込みが有った
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ミツバウツギ

2013-06-20 | 樹木 草花


早くもミツバウツギの実が生っていた
扁平な風船のような面白い形をしている 
パンツ型とかブルマー型とか勝手に呼んでいる
秋には褐色に熟し横筋が入る

葉が3小葉で枝がウツギのように空洞なのでミツバウツギ

枝に前年の小枝が枯れ残って独特な様子をしている
花は7mmほどの大きさで5月頃に本年枝の先に付き香りが良い

ミツバウツギ花と葉

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ユキノシタ

2013-06-19 | 樹木 草花
 

ユキノシタが可愛い花を咲かせている

冬でも雪ノ下で葉が枯れないで残っているから とか
葉の白い斑を雪に見立てた等名前の由来は諸説ある

ユキノシタ科の草本 ユキノシタ科の木本ではアジサイやウツギなどがある

健康草で生の葉の絞り汁は中耳炎 子供のひきつけ 百日咳 ウルシのカブレに効く
腫れ物 シモヤケには生の葉をあぶって患部に貼る
陰干しした葉を煎じて飲めば心臓病 腎臓病に効果有る
各種あえ物 天ぷらが美味しい
粗い毛が裏表にあるが茹でると気にならない

葉が見難い写真だが細長いササの葉の下で暗緑色で脈に沿って白い斑が見える
花は可愛いし役に立つ植物だ
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アジサイ色々

2013-06-18 | 樹木 草花


梅雨真っ只中 この季節はアジサイが素晴らしい

アジサイの大きな花びらに見えるのは萼(がく)が花弁状に変化したもので本当の花びら(花弁)は中央に小さくある4枚
アジサイはガクアジサイ(額紫陽花・額縁の額・回りの大きな装飾花を額縁に見立てた)から作られた園芸種


ガクアジサイ
装飾花(周囲の大きなはなびら)のはなびらは4枚と思っていたが同じ株に3枚のものもあるようだ
装飾花に囲まれて中央に小さく数多く咲いているのが両性花

  
アジサイ色々 左・フイリガクアジサイ 中・カシワバアジサイ 右・コアジサイ
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アカシジミ

2013-06-17 | 虫類


綺麗な色の蝶が葉に止まった
翅がボロボロで可哀相なアカシジミだ

コナラ ミズナラ クヌギなどのブナ科を食草としている
幼虫は薄黄緑色のワラジ型のイモムシ

平地~山地の落葉広葉樹林で見られ一部カシ類の生える照葉樹林でも見られる
食草が有れば都市部でも普通に見られるというが中々出会えない
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シャチホコガ

2013-06-16 | 虫類


面白いポーズで反り返っているシャチホコガの幼虫
変わった姿No1だ
この姿からシャチホコガの名となった

右側が頭なのだが分かるでしょうか

大きさは45mmとかなり大きい
カエデ類 ケヤキ サクラ シデ類 クルミ類 ハギ類など多くの植物を食べる
蛹で越冬する
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