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カンレンボクの実

2022-09-23 | 樹木 草花


カンレンボク(旱蓮木)のちょっと目を引く変わった実があった
生命力の強い木で、多くの実を付けることから、子孫繁栄に例えられキジュ(喜樹)とも呼ばれる

オオギリ科(ニッサ科)の落葉高木 20mほどになる
ミズキ科に含める見解もある
中国南部原産で日本には大正時代に渡来した

葉は互生で、葉身は12~28cmの楕円状卵形
先は尖り基部はクサビ形、縁は全縁でやや波打つ
花は雌雄同株で7~8月に咲く
枝先に小さな花が集まった球形の花序を出す
頂生の果序には雌花、側生の果序には雄花が付く

果実は2cm程のバナナ状の果実が球形に集まる
10月過ぎに淡黄褐色に熟す

果実や根に、カンプトテシンというアルカロイドが含まれており、制ガン剤として使われている
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