トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イロハモミジの実

2018-09-19 | 樹木 草花


イロハモミジの実は翼果で 1.5cm程の翼を付けた種がほぼ水平に2個付くのだが どうしたことか今年初めて気が付いたのだが3個一緒に付いているのを時折見かける まともな変化なのか間違った進化なのか

イロハモミジはカエデ科の落葉高木 15m程になる
モミジと言えば普通本種を指すことが多い

葉は対生し葉身は4~7cmで掌状に5~9裂する
裂片を「いろはにほへと」と数えたことから名前が付けられた

花は4月 桜の咲く時期なので目が桜の方に行ってしまいカエデの花は見損なうことが多い
雌雄同株で 一つの花序に雄花と両性花が混生している
5mm程の小さな花を複散房花序に10~20個付ける
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ノカンゾウ

2018-09-18 | 樹木 草花


ノカンゾウはユリ科ワスレナグサ属の田の畔や溝の縁などやや湿ったところに多い多年草
ワスレナグサは美しい花を見ていると憂さも忘れる とか蕾を調理して食べると心配事を全て忘れるほど美味しいなどの説がある
カンゾウ(萱草)は漢名を日本語読みにしたもの

花茎は高さ80cm程 7~9月 2分枝した先に7cm程の花を付ける
花被片は6個で反り返り橙赤色~赤褐色まで変化が多い
花筒が長く3~4cmある

花を焼酎に浸けこんだ花酒は 滋養強壮 疲労回復に効果がある
3~5月頃の若い芽を茹でておひたし 和え物 煮物炒め物など美味しい
花は花酒の他甘酢 三杯酢など美味しい
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シロネ

2018-09-17 | 樹木 草花


太くて白い地下茎があるのでシロネ(白根)という

シソ科の湿地に生える多年草
茎は太く4稜あって 節は黒くなり高さ1mにもなる
葉は密に対生し 長さ6~13cmの広披針形で縁に粗い鋸歯がある

花は葉腋毎に3mm程の白く小さな唇形花を多数つける
茎や葉の大きく少し荒々しい感じからすると違和感のある小さな可愛い花だ
花期は8~10月

開花期に全草を取り水洗いし日干しにしたものを煎じて飲むと 血行を良くし月経不順に薬効がある
生薬名 沢蘭(たくらん)
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シロチドリ

2018-09-16 | 野鳥


白っぽいチドリ類 江戸時代頃まではコチドリ メダイチドリ シロチドリなど小型のチドリ類をひとまとめにコチドリと呼んでいた

主に留鳥 中部地方以北では夏鳥 関東以西では越冬するものが多い
海岸の砂浜 干潟 などに居る
せわしなく動き回り甲殻類 ゴカイ類 貝類などを採食する
全国的に繁殖しており 砂丘や川原等の浅い窪みに 貝殻や木材を敷いて簡単な巣を作る

雌雄はほぼ同色 白色の額と眉斑 黒色の過眼線がある
大きさは17cm
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トウネン

2018-09-15 | 野鳥


トウネン(当年)はスズメほどの大きさでシギの中では最小の部類
江戸時代には「とうねごしぎ」と呼ばれていた
トウネゴは当年子の意味で その年生まれで体が小さいことを表している

旅鳥で海岸の砂浜や干潟 水田や湿地などに居る
渡来数は多く昔は万単位の事もあったと聞くが 今はせいぜいが数百羽ほど
嘴を下に向けたまま忙しく歩き回り 甲殻類や貝類 昆虫類の幼虫などを捕る

雌雄はほぼ同色 脚は黒く やや短く太めの黒い嘴 羽の模様が割合はっきりしている 
大きさは15cmと小型
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ソリハシシギ

2018-09-14 | 野鳥


嘴が上に反っているのが特徴のシギ 鴫の字は田に棲む鳥の意味

旅鳥 秋の渡りでは8~10月頃まで見られ 春の渡りより数は多い
干潟 河口 水田などに居る
秋では時に数十羽の群れになっていることもある

干潟などを走り回りカニを好んで捕り 他の甲殻類や昆虫類も捕る
雌雄同色 足は淡い黄色でキアシシギに似ている 嘴が割合長くて反っている
大きさは23cm

心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ(西行)
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オバシギ

2018-09-13 | 野鳥


オバシギの語源は 尾羽が目立つシギと言う説が有力 実際見て特に尾羽が目立つとも思えないが・・

旅鳥で全国にやって来る
干潟 河口 砂浜や岩場などに居て内陸の湿地ではあまり見ない
干潟や河口ではゴカイ類 甲殻類 貝類などを捕り 砂浜や岩場では貝類を好んで捕る

雌雄同色 夏羽は顔から頸 胸にかけては白く黒褐色の縦斑が密にある
肩羽は赤褐色で先端が黒く白い羽縁がある
全体に黒っぽい印象がある
大きさ27cm
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トビナナフシ

2018-09-12 | 虫類


ナナフシは日本では15種ほどしかいない
細長い棒状の脚と体が特徴で 翅の有るものと無いものがいる
エダナナフシを除き メスのみが単為生殖をおこなう

トビナナフシは植物の種子のような形の卵を 1個づつパラパラと地面に産み落とし 卵のまま越冬する
成虫の出現は6~11月
シイ クヌギ コナラなどの葉を食べる
翅が発達していて飛ぶことが出来るナナフシ
脚を自切して逃げることが出来る上 若い幼虫であれば脱皮ごとに再生することが出来る珍しい昆虫
大きさは5cm程
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ダイミョウセセリ

2018-09-11 | 虫類


セセリチョウは日本では40種居て 本州から九州に20種分布している
サイズは1円玉ほどの小型のチョウ(開張は3cm程)

幼虫で越冬する
全幼虫期で造巣性があり ハの字型に溝状食痕を付けた葉を折り返して巣としている
成虫は5月から10月に見られる

セセリチョウの多くは 翅を閉じて止まることが多いのだがダイミョウセセリ翅を広げて止まる
食草はヤマノイモ オニドコロなどヤマノイモ科の植物
セセリチョウ科は巣を作る習性があるものが多い
ダイミョウセセリも食草の葉で巣を作る
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ショウジョウトンボ

2018-09-10 | 虫類


オスは成熟すると全身鮮やかな赤色に変わる メスは薄茶の地味な色

平地~丘陵地の池沼 水田 公園の池などにも居る
ヤゴは藻類の中に居る為 環境が保たれていないと居なくなってしまう
羽化は夜中に行い 林縁や草地で過ごし 成熟すると水辺に戻って来る

交尾は飛びながら短く行われて その後メスは打水産卵をする
大きさ5cm程
成虫は5~10月まで見られる
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クマゼミ

2018-09-09 | 虫類


今年のクマゼミの羽化は早かったようで 7月には大半終わった感じで9月のこの時期には声もまばらになっている
木の幹に居たクマゼミを捕まえた いやはや爺ー爺ーと聞こえる声で鳴き声の大きい事
腹部には鳴き声を調節する橙色の大きな腹弁がある

卵又は幼虫で越冬し 成虫は7月から9月に見られる
翅は透き通っており 体は光沢のある黒色で全長60mmを超える日本では最も大型のセミ
鳴き声は大きく元気に シャア シャアと午前を中心に鳴く
東京など関東では見られないセミだったが 最近はごく普通に見られる
センダン アオギリ カキ サクラなどの樹液を好む
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マメコガネ

2018-09-08 | 虫類


今日は24節気の白露 草木に降りた露が白く見える頃
だが 東京は今日も真夏の陽気で暑い! 明日も暑そうだ!

1cm程の小さく可愛いコガネムシが番っていた マメコガネだ
緑色の胸に赤褐色の前翅 縁を彩る白い点々 洒落た出で立ちだ

イモムシ型の幼虫で土の中の植物の根食べて育ち越冬し 成虫は5~10月まで見られる
平地から山 林縁や草地など広い範囲で見れる普通種
イタドリやクズ ダイズ ブドウなどの葉を食べて 農作物や苗木などに被害を与えることもあるため害虫とされている
1920年代にアメリカに渡って広がり ジャパニーズビートルと呼ばれ恐れられたこともある

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イチモンジチョウ

2018-09-07 | 虫類


見られない蝶ではないが 都心の公園などでは見かけなくなった感じがする
吸水の為か 手に乗ってくれた翅がかなり傷んでいるイチモンジチョウ
翅をパタパタ動かしてピントが合わずトホホの写真になった

中型のチョウで表は黒色の地に 名前の通り中央に1本の白色の帯が見られる
裏は橙褐色の地に 表と同様に白色の帯が目立つ
幼虫で越冬し 成虫は5~9月まで見られる

食草はスイカズラ キンギンボクなど スイカズラ科の植物
平地から山地の林縁部や低木林などの食草が生えている所に居る
日中樹冠部などを飛び リョウブ ガマズミなど各種の花を訪れ 地上で吸水もする
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イボバッタ

2018-09-06 | 虫類


草むらを歩くとパラパラとバッタが飛び出してくる

イボバッタは胸部背面にギザギザした突起があり 名前の由来になっている
成虫は4~10月に見られる 大きさはオス18mm メス23mm程

バッタの話
日本のバッタ(目)は約500種あり 触角の長さや体形でバッタ コオロギ キリギリスに大別される
バッタ類(バッタ科)は約50種
触角は短く 体は縦に平たい 頭は大きい
成虫はほとんど8~11月に現れ 卵で越冬するものが多い
卵は地中に産む
草むらにすみ イネ科の植物をよく食べる

体の色は大雑把に言って 緑色のものと茶色のものがいる
背景に紛れて天敵から逃れるために保護色になっていると言われる
トノサマバッタやショウリョウバッタなどは 同じ種でも場所によって緑のものと茶色のものがいる
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ミソハギ

2018-09-05 | 樹木 草花


お盆の頃に咲き祭事に用いるのでミソハギ(禊萩)の名になった

ミソハギ科ミソハギ属で山野の湿地に生える多年草 日本にはミソハギとエゾミソハギの2種がある
茎は細長く1mにもなる
葉は十字対生に付き 4cm程の広披針形 基部はくさび型で茎を抱かない

花期は7~8月で葉の脇から集散花序を出し 15mm程の紅紫色の花を付ける
花弁は4~6個
雄しべと雌しべはそれぞれ 長中短の3種あり 長い雌しべには中と短の雄しべが付き 中の雌しべには長と短の雄しべ 短の雌しべには長と中の雄しべが付く と言うように自家受粉を防ぐ仕組みが出来ている

花がそろそろ終わるこの時期に 全草を採取して洗い日干しして乾燥させたものを煎じて飲めば下痢止めの効果がある
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