トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

アマサギ

2020-05-29 | 野鳥


アマサギは飴色のサギ「あめさぎ」が訛った鎌倉時代からの名前
亜麻色のサギと考えがちだが江戸時代以前は亜麻色という色名は無かった

夏鳥 西南日本では越冬するものもいる
4月下旬から9月頃まで見られる
本来は南方系の鳥だが繁殖地が年とともに北上している
水田 湿地 草地 放牧地などにいる あまり水辺には入らない
牛の背中に乗って、たかっている虫を捕っているのを見た事がある

雌雄同色
夏は頭部から頸にかけて橙黄色 冬は白色
短めで小さい嘴、足は黒い
大きさは50cm コサギ(61cm)より一回り小さい
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カワラヒワ

2020-05-28 | 野鳥


向かいの家のアンテナでカワラヒワが囀っていた
ヒワはアトリ科の鳥の総称で「ひはやか」(小さく繊細でたおやかな事)からの言葉

留鳥(漂鳥)又は冬鳥
北方のものは冬には暖地へ移動する
農耕地や河原に居る 市街地の住宅地 公園などにも来る
繁殖期以外は群れで行動し、主に草木の種子を採食し、ほかに昆虫類も捕る
繁殖期には高い場所に集まり、オス同士が戦い最後まで勝ち残ったものが求愛 ペアーになって群れから出て行く
集団は次のオスを決める為の戦いに入って行く 集団誇示行動と呼ばれている

雌雄はほぼ同色だが、オスの頭部は黄緑色味が強く 目先が黒っぽい
大きさは15cm
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センチニクバエ

2020-05-27 | 虫類


センチとは雪隠で便所の事
汲み取り式の便所の頃には、いるのは殆どこのハエの幼虫(うじ虫)で、昔は最も普通に見られたハエ
今では下水道の普及でやや少なくなった

幼虫で越冬し、成虫は5~10月まで見られる
動物の死体や便所ごみ溜めなどに住んでいる
前胸部は白黒の縞模様をしており、複眼は赤く大きい
但しニクバエ科のハエは外見では判別できず、オスの生殖器の形で区別している

卵胎生で、腐肉などに卵ではなく1齢幼虫を産む
1齢幼虫はおよそ2週間で成虫になる
子度の頃ハエを叩いたら、ヨタヨタしながらうじ虫を産み始めたのでびっくりしたことがある
やっと謎が解けた・・卵胎生だったんだ
大きさは1cm程
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ジャコウアゲハ

2020-05-26 | 虫類


日中ヒラヒラと低い場所を飛び回って、色々な花を訪れる

蛹で越冬して、成虫は4月から9月まで見られる
ウマノスズクサの見られる農地や人家周辺で見られる
翅が細長く、尾状突起も長い
翅色はオスのほうが黒味が強く、メスは黄灰色~暗灰色 雌雄ともに腹に赤色帯がある

食草はウマノスズクサ
ウマノスズクサは有毒成分があるため、毒を持つことが出来て、鳥が食べない
大きさは75~100mmの大型のチョウ
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ギンメッキゴミグモ

2020-05-25 | 虫類


メスの腹部が銀色で目立つクモ
色彩は銀色から黒色タイプまで多様

出現期は5~8月
平地に多いクモで、薄暗い樹間などに垂直円網を張る
網のあちこちに円形や直線状の隠れ帯を付ける
生長すると網の中央に、ゴミや食べ残し脱皮殻を縦に並べたゴミリボンを付けるものもいる
網を張る多くのクモは、下向きに止まるがこのクモは上を向いて止まる
大きさはオス4mm メス7mm
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ユズリハ雄花

2020-05-24 | 樹木 草花


春先に新芽が出ると前年の葉が落ちるので、譲り葉と名付けられた
成長した子供に後を譲るのにたとえ、目出度い木とされ、葉を正月の飾りに使う家もある

ユズリハ科の常緑高木または低木 西日本に多いが 関東では公園などによく植栽されていて見る機会は多い
葉は互生で枝先に集まって付く
葉身は15cm程有り長楕円形 先は短く尖り基部はくさび型
葉柄は5cm程もあり、赤味を帯びることが多い

花は雌雄別株で5~6月に、前年枝の葉腋から8cm程の総状花序を出す
遭遇したのは雄花で、花弁も萼もなく雄しべは10個ほどあり、花糸は離生し褐紫色葯が目立って見える
果実は核果 1cmほどの卵状楕円形で、11月頃藍黒色に熟す

樹皮にアルカロイドを含み、寄生性皮膚病には、この煎液で洗うと良い
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マユミの花

2020-05-23 | 樹木 草花


実生で出て来たような若木に小さな可愛い花が付いていた
材が良くしなうので、弓を作ったことからマユミの名が付いた

ニシキギ科の丘陵から山地に生える落葉小高木 4m程になる
葉は対生し、葉身は5~15cmの長楕円形
縁には細かい鋸歯があり、葉柄は1cm程

5~6月 本年枝の葉より下側の芽鱗痕の脇から集散花序を出し、緑白色の小さな花を数個付ける
花は1cm程で、花弁は4個、雄しべは4個 花柱は長いタイプと短いものがあり、長い花柱には短い雄しべ、短い花柱には長い雄しべが付く

果実は蒴果
1cm程の倒三角形で4個の稜があり、10月頃淡紅色に熟す
熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出す
ニシキギの仲間は、種子が朱赤色でゼリー状の仮種皮に覆われていて、サイズもぴったりで小鳥が大好き

実は有毒で食べられないが、若芽は茹でてさらしてから、和え物、テンプラに使える
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マツバウンラン

2020-05-22 | 樹木 草花


道端の塀際に楚々と生えていた可愛い花

ゴマノハグサ科の道端や荒れ地に生える越年性草本
北アメリカ原産で、日本では1941年京都の伏見で初めて採集された
今では関東以西で普通に見られる

茎は細く基部で枝分かれして、高さ40cm程になる
基部から走出枝を出して分株を作る
葉は線形で、初めはロゼット状に重なるが後に互生する

春から初夏に茎の先に、1cm程の紫色の唇形の花を穂状に付ける
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ハハコグサ

2020-05-21 | 樹木 草花


春の七草の一つオギョウがこのハハコグサ
道端に有った
綿毛がほおけ立つことから別名ホオコグサ。さらに転化してハハコグサ

キク科の道端や畑に普通に見られる多年草
古代に朝鮮半島を経て渡ってきたと考えられている
冬にはロゼットを作って越す
全体を白い綿毛が覆い、茎は15~30cm 根生葉は花の頃には枯れる
茎葉は2~6cmのヘラ型又は倒披針形

茎の先は短く枝分かれして、4~6月枝先に黄色の小さな頭花を多数つける
花は両性花の周りに細い雌花がある
花柱は花冠より短く、総苞片は乾膜質で淡黄色
果実はそう果で冠毛があり、長さ0.5mmの長楕円形

開花前の全草を乾燥させて煎じて飲むと、せき たんなどに効く
11月から翌4月まで採取して、茹ででおかゆに あるいはヨモギの代わりに餅に突き込むと良い香りがして美味しい
一見柔らかそうだが、茹でてもシャリシャリと口に当たる
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ソヨゴの花

2020-05-20 | 樹木 草花


今日は24節気の小満
春になり生長した生き物が、地に満ち始める という意味

ソヨゴの名は、硬い葉が風にそよいで音を立てるからと言われる
モチノキ科の山地の乾いた林内や林縁に生える常緑低木~小高木 3~7m程になる
葉は互生 6cmほどの卵状楕円形で 先は尖り基部は円形
縁は全縁で波打っている

花は雌雄別株
6~7月に本年枝の葉腋から長い柄を出し白色の小さな花を付ける
花は4mmほどで花弁は4~5個
雌花は3~4cm程の柄の先に普通は1個花が付く(写真)
雄花は花序の柄は1~2cmで5個ほどの花を散形状に付ける

果実は核果
8mmほどの球形で、10月頃に赤く熟す
中に4個の核が入っていて、核の中に種子が1個ある
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ヤマグワ

2020-05-19 | 樹木 草花


最近は花でも実でもかなり早く付くようだ
もうヤマグワ(クワ)の実が生っていた

クワ科の落葉低木~高木 3~15m程になる
葉は互生 6cm程の卵形~卵状広楕円形
切れ込みのない葉から、5裂するものまで形は様々ある

花は4~5月 雌雄別株だが、稀に同じ株に雄花雌花が咲くことがある
雄花序も雌花序も新枝の葉腋に1個づつ付く
雄花序は1.5cmの円筒形 
雌花序は5mmほど 花柱は2mmでその先に線形の柱頭が2個ある

果実は集合果 1.5cm程の楕円形
初め赤色だが6~7月にかけて次第に黒紫色に熟す
美味しく食べられる

クワは色々薬効がある
乾燥した根皮で「クワ酒」を作って飲むと高血圧の予防
乾燥した若葉を細かく砕き、お茶代わりに飲むと便秘 高血圧症予防になる
熟した果実で「クワの実酒」を作れば、疲労回復 強壮に良い
秋 霜が降りる頃の葉を日干しにしてから粉末にしたものをゴマ油で練り、やけどの傷口にぬると良い
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ザクロの花

2020-05-18 | 樹木 草花


近くの公園で早くもザクロの花が咲いた

ザクロ科ザクロ属の落葉小高木 5m程になる
ザクロ科は1属2種の小さな科
中近東イラン辺りの原産 古く平安時代に日本に入って来たと言われる

樹皮は褐色で不規則に剥がれる
葉は対生で4cmほどの長楕円形で全縁
花は6月、枝先に5cm程の朱赤色に咲く
花弁は6個 萼は筒状で上部が6裂し、肉質で光沢がある
果実は5cmほどの球形 先端に萼片が宿存する
果皮は厚く、熟すと不規則に裂開し多数の種子が顔を出す
種子の外皮は淡紅色で、甘酸っぱくて美味しい

西アジアでは昔から子孫繁栄、豊穣の象徴という
熟して口を開いた果実をとり、金属製のものを使わずに、果皮を手で向いて千切り、広げて日干しにしたものを煎じてうがいをすると、口内のただれに良く効く
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トキワツユクサ

2020-05-17 | 樹木 草花


葉が常緑でツユクサに似ているのでトキワツユクサの名がある
別名ノハカタカラクサ(野博多唐草)

ツユクサ科のやや湿った日陰や水辺に生える多年草
南アメリカ原産で、昭和初期に観賞用に葉に白斑の入った園芸品種が導入されたが、温暖地などで逸出、野生化し斑を失ったもの。あちこちで群生しており要注意外来生物に指定されている

茎はよく分枝して地を這い、節から根を出して広がり、長さ1ⅿにもなる
葉は先の尖った卵形、全縁でやや波打つ。基部は1cm程の葉鞘となる
5~8月、茎頂に花序を出し、15mm程の白色の3弁の花を数個咲かせる
実は蒴果 熟すと下部が裂け種子が散布される
種子は1.5mmほどと小さく、形は不揃い、表面がしわくちゃで淡黒色
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ベニバナトチノキ

2020-05-16 | 樹木 草花


ベニバナトチノキはアカバナトチノキ(花は鮮やかな紅色)とセイヨウトチノキ(別名マロニエ)(花は白色に少し赤味が掛かった色)の種間雑種

トチノキ科の落葉高木 高さ15m程になる
葉は対生で掌状複葉 小葉は6個ほどでくさび状倒卵形
表は暗緑色で深いしわが目立つ 縁には粗い重鋸歯がある

花は5~6月 枝先に15cmほどの円錐花序を立て、紅色~朱紅色の花を多数つける
花色はアカバナトチノキとセイヨウトチノキの中間の感じ
果実は蒴果
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セッカ

2020-05-15 | 野鳥


繁殖期のオスは上昇しながらヒッヒッヒッ、下降しながらチャチャ チャチャと囀る
鳴き声で居ることが分かる

留鳥又は漂鳥
本州中部以南に分布し、平地から山地の草原に居る
雪の多い地方では冬には暖地へ移動する
草地で昆虫類やクモ類を採食する

雌雄同色
頭からの上面が黄褐色で黒い縦斑がある
下面は白っぽく、脇腹は褐色味がある
大きさ13cm
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