雪の中の小鳥たち 10羽ほどのイカルが雪の解けた地面を突いていた
古名は「いかるが」 奈良県の斑鳩に棲む鳥が名前の言われ 地名が鳥名になった珍しい例
聖徳太子の17条憲法の最初の「和をもって貴しとなす」は イカルが仲良くしている姿を太子が見て 感じ入ったことがきっかけと言われる
留鳥又は漂鳥 北海道から九州まで居て北方のものは冬には暖地に移動する
冬には都心周辺でも時折見られる
樹上生活が主だが時には地上を跳ね歩いて草木の種子を食べる
冬季には苅田に残るモミを食べたり 畦や溝でジュズダマのような固い実も太い嘴で食べる
硬い実も食べるが それよりは柔らかいムクノキの実や木の実などを好んで採食する
囀りは澄んだ声でのどかな節回し「赤いべこ着い」「コーヒー入れといてね」「お菊24」などと聞きなしが色々ある
雌雄同色 黒い頭に太く大きな黄色い嘴 幼鳥の頭は黒くない
大きさは23cm