トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

オオアカゲラ

2010-05-31 | 野鳥
オオアカゲラ♀が雛に餌を運んでいた
どうして分かるのか親が近くに来ると雛が激しく鳴いて穴から顔を出す
その様子を見てカメラを構えていると 遅くても2分以内には親がやって来る

キツツキの仲間は他の鳥と違ってかなりユニークなところがある

先ず木に穴を掘る それもかなり正確にまん丸だ
かなり大きな音で嘴で木を突付く 脳震盪を起こさない体の仕組みが出来ている

木に止まりやすいように足は対趾足(前向きに2本後ろ向きに2本)
尾羽は固くなって足指と共に3点で体を支える

更にユニークなのが舌 種によって多少の違いは有るが 嘴の中から下顎を通って頭の後ろから頭頂に行きおでこを通って目の裏側で止まっている 長い長い舌だ 
舌先はカギ状 ブラシ状 モリ状になっており 粘液を分泌しているため細い穴の中の虫を引きずり出しやすくなっている

なんとも不思議が一杯の鳥だ
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コルリ

2010-05-30 | 野鳥
暗青色の上面と白色の下面
色の綺麗な小鳥で人気は高いが
主に茂みの中で活動するため姿が中々見られない
今回久し振りの出会いだった

夏鳥として本州中部以北に渡来し林床にササや低木が生える落葉広葉樹林に住む
体長14cmでほぼスズメ大
時々ジュウイチに托卵されることがある
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アカショウビン

2010-05-29 | 野鳥
久し振りにアカショウビンに会った
茂った林の中にぽつんと赤が映えていた

夏鳥としてあちこちに居ると言うが近いところでは
奥胎内 裏磐梯 松之山 最近では戸隠辺りが知られている

キョロロロロと尻下がりの鳴き声で特に雨の日によく鳴くので
雨乞い鳥 とか水恋鳥の名もある
魚 サワガニ トカゲ カエル 昆虫などの小動物を捕食する 
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コアオハナムグリ

2010-05-26 | 虫類
花にやって来る何処にでも居るコガネムシの仲間
花の花粉が大好き(花粉食)で 忙しそうにドンと花の上で食事をしている
大きい顎で花の子房(種が出来るところ)を傷つける事があり果樹の害虫になっている

大きさは15mm程
芋虫型の幼虫で越冬し くち木や腐った落ち葉などの下に居りそれらを食べて育つ 
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カルミア

2010-05-25 | 樹木 草花
ツツジ科の可憐で可愛い花
中央に長く伸びているのが雌しべ
その回りをオシベが取り巻いているが 
良く見るとオシベの先を花びらに入れて花糸が弓なりになっている 
花びらはオシベに頭を突っ込まれて突起状に出っ張って居る

虫が蜜を求めてやって来て オシベの花糸に触れると頭(葯)が花びらから外れて 
かなり勢い良くピンと撥ねて花粉を撒き散らす

なんとも言えない素晴らしい仕掛けに脱帽
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御神木 ナギ

2010-05-24 | 樹木 草花
国内では最大級と言われているナギに会った
幹周り6m 高さ20m 神社の境内に御神木として注連縄を張っていた

海が凪ぎる から海岸の神社などによく植えられていた
奈良県春日山に大規模な純林があり国の天然記念物になっている

葉は細い平行脈があり横方向にはなかなか千切れない
財布に入れておくとお金や好きな人と縁が切れないと言われている
が 入れておくと縦に細長く切れてバラバラになってしまう
ご利益ありやなしや?
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ビワの木

2010-05-23 | 樹木 草花
3月に大きくなりすぎたビワの木の枝切りをし
切り落とした枝はゴミに出すのも可哀想と
庭の花壇(と言うほどのものではないが)の柵に利用した
今ふと見ると柵にした木から葉が出始めた
なんと生命力の強さよ!

自作の一句・・落ち枝にのっこり顔出す若葉かな  オソマツでした
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クマガイソウ

2010-05-22 | 樹木 草花
希少な植物の代表選手クマガイソウ
厚生省の絶滅危惧Ⅱ類でほとんどの県で絶滅危惧種に指定
東京では絶滅したが 変わった形で人気が高いので植物園や野草園等で植栽されている
袋状の唇弁をそっと触ると柔らかいフウセンの感じ

名前は袋状の唇弁を一の谷の戦いで平敦盛を討った熊谷直実の母衣(ほろ・矢除けの布製の袋)に見立てたもの
因みに平敦盛の名を取ったのがアツモリソウ
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ハナミョウガ

2010-05-21 | 樹木 草花
林内でハナミョウガが咲いていた
色彩の乏しい所だったので赤い小さな花が重なっている様に暫し目を奪われた

似たような葉を持つヤブミョウガはツユクサ科の植物で食べられない
ハナミョウガはショウガ科なのでもしかしたら食べられる?
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ベニシジミ

2010-05-20 | 虫類
飛んでいる時はそれほどとは感じないのだが 止まった時の羽は綺麗で可愛い

割合開けた日当たりの良い場所でよく出会う
幼虫で越冬しスイバ ギシギシなどを食べ 成虫は4月頃から現れる
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ツマグロヒョウモン

2010-05-16 | 虫類
近くの公園でヒラヒラと蝶が舞っていた
近頃売り出し中のツマグロヒョウモン
もっと暖かい地域の蝶なのだが 食草のパンジーが公園その他でやたらと増えたのを幸便と活躍場所を広げている
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ルリビタキ

2010-05-15 | 野鳥
数も少なかったのかこの冬は都心周辺でルリビタキを見ていなかったが
少し高い山の樹林で出会った
あまり人を恐れない鳥で同じ場所を行ったり来たりしていた

亜高山帯で繁殖し冬は低山や山麓に移動する
割合低いところで活動し地上で昆虫などを食べる
大きさはほぼスズメ大
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オオヨシキリ 行々子

2010-05-14 | 野鳥
オオヨシキリが赤い口を大開けにして囀っていた
ここのところのヒヤヒヤした空気にも拘わらずこの声を聞くと夏だなと思う
鳴き声ギョギョシ ギョギョシで行々子と書き夏の季語 覚えている俳句一つ

葭切が鳴けば必ず男来る 平畑静塔

ヨシの茎を切り裂き餌の昆虫を捕る事が名前の由来
夏鳥として川岸や湖沼海岸などの芦原にいる
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カモシカ

2010-05-13 | 小動物 他
山道を走っていたら なんと! カモシカに出合った
鹿は時々出会うが野生のカモシカは初めてだ

かなり長い時間お互いつぶらな瞳で見つめ合い 意思が通った(ように感じた)
カモシカ「ここは私の縄張りだ アンタなんじゃい」
わたし「こんにちはー 初めてお目に掛かります 何処から来たんですか この山には仲間は沢山居るんでしょうか?」
カモシカ「危険じゃ無さそうだが 相手なんかしてらんないよ」
とくるりと向きを変え急な山肌をゆっくりと登って林の中に消えた
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カメムシの幼虫

2010-05-12 | 虫類
アベマキの葉を裏返したらカメムシの幼虫が10匹以上も逃げ出した
カメムシはセミの親類で口が長く 植物の汁や他の昆虫の体液を吸う
外敵が来ると胸からクサイ臭い物質を出す
アカスジキンカメムシのような目立つ色をした種類はにおい物質出さないものが多い
目立つ者ほど身を守るために臭い物質が必要と思うがどうなんだろう
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