goo blog サービス終了のお知らせ 

トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

セントウソウ

2021-03-28 | 樹木 草花



可愛い花で一つ一つは小さくて目立たないが、固まって咲いているので目につく
セントウソウ(仙洞草)の名前の由来は諸説あるが不明
別名はオウレンダマシで、葉がキンポウゲ科のセリバオウレンに似ていることによる
日本固有種

セリ科セントウソウ属・・この属は1属1種
山野の林などに生える多年草
葉は1~3回3出羽状複葉で、紫色を帯びた長い柄があり多くは根生する
小葉は卵形に似た三角形で丸みを帯びた鋸歯がある

3~5月に、葉の間から伸びた細い花茎の先に複散型花序を出し、白色の小さな花を咲かせる
花は5弁花で、雄しべが花弁より長い
果実は4mmほどで楕円形の2分果からなる

花や葉を摘み取り、さっと茹でて おひたしや各種あえ物、汁の実にすると、さわやかな味と香りがして美味である