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トリからキノコ 自然見て歩き

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オオイヌノフグリ

2021-03-11 | 樹木 草花


春の野草、雑草があちこちで目に付く
野っ原の宝石と勝手に呼んでいるオオイヌノフグリも満開
実をイヌノフグリに見立てた名前

ゴマノハグサ科のユーラシア アフリカ原産の2年草
明治の中頃帰化が確認され、今ではありふれた雑草の一つ

茎はよく分枝して横に広がる 15~40cmほどに伸びる
葉は茎の下部では対生し、上部では互生する
上部の互生した葉の葉腋から2cmほどの花柄をだし、瑠璃色の花を1個つける
葉1枚で1個の花が咲き終わると茎を伸ばし、また葉1枚で次の花を付ける
花は実となり、葉1枚に実が1個ほとんど確実についていて凄い

花は3月~5月に咲く、と言うが日当たりの良いところでは一年中咲いている感じがする 日が陰ると閉じて長いものは3日ほど咲く
花冠は4裂し上部の裂片が色も濃く大きい・・写真は逆さだった
花弁は基部で合着している合弁花なので、触るとポロッと落ちる
真ん中に雌しべがあり、左右に雄しべが2個ある
虫が来ないで受粉できないときは、雄しべが雌しべ側に丸まり自家受粉する