水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(279)

2017-06-12 10:58:38 | 古今和歌集
750 わがごとく我を思はむ人もがな さてもうきと 世を心みむ
題しらず
凡河内みつね

私の気持ちに答えてくれるにちがいないと期待して、男女の仲の難しさを感じつつ、もうすこしあなたにモーションをかけ続けようと思います。


前回、書いたとおり、「世」には「男女関係」という意味合いがあることがある。

今日の歌の「世」は、この意味合いで使われている、と辞書にあった。

上の解釈は、それに従ったものである。


ある人の解釈は、次のようなものであった。
「自分が恋しく思うようにあなたも私のことを思ってくれればいいのに、それでもまだ、この世がつらいものかどうか試してみたい」

わかったようなわからないような、変な解釈ですよね~。
こんないいかげんな解釈をして、作者に対して失礼だ、とは思わないのでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。