水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(186)

2016-04-25 10:31:59 | 古今和歌集
129 花ちれる水のまにまにとめくれば 山には春もなくなりにけり
やよひのつごもりがたに、山をこえけるに、山河より花のながれけるをよめる
ふかやぶ

川面に浮いている花をおいながら、上流に向かったのですが、まだ木についたままと思っていた上流でさえ花は散ってしまっていました。

とめくる=尋め来る

今日を旧暦では三月二十日ごろでしょうか。ですから、弥生のつごもり、というと、あと十日、五月連休ごろ、ということになります。
そんな季節における京都周辺の山の風景を詠った歌です。

ちょっと、出歩きたくなる季節になりましたか~。
その前に、庭の草むしりをせねばなりません。

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