「ここ数日来、頭から離れなかった旅行の件が、どうやら、しだいに現実のものとなって行くようです。」
カズオ・イシグロ著、日の名残り、の冒頭である。
早川文庫、土屋政雄訳だ。p361、丸谷才一の解説に「土屋政雄の翻訳は見事なものとある」
ブッカー賞受賞作、ノーベル賞受賞者。 どのような小説なのか読んでみたい、と思った。
なぜか、
It seems increasingly likely that I really will undertake the expedition that has preoccupying my imagination now for some days.
これが、土屋の翻訳によると、上のようになる。
そして、小説の英文タイトルは「The Remains of the Day」。
直観的にいって、これを「日の名残り」とは訳せない。私であったら、「あの誇り高かった日々(の残照)」とでも翻訳したい。
翻訳文の意味合いが原文とどのくらい合致しているか、原文を参照しながら、暇に飽かせて読んでみる。
さてどうなることか?続けられるか?お楽しみに!
カズオ・イシグロ著、日の名残り、の冒頭である。
早川文庫、土屋政雄訳だ。p361、丸谷才一の解説に「土屋政雄の翻訳は見事なものとある」
ブッカー賞受賞作、ノーベル賞受賞者。 どのような小説なのか読んでみたい、と思った。
なぜか、
It seems increasingly likely that I really will undertake the expedition that has preoccupying my imagination now for some days.
これが、土屋の翻訳によると、上のようになる。
そして、小説の英文タイトルは「The Remains of the Day」。
直観的にいって、これを「日の名残り」とは訳せない。私であったら、「あの誇り高かった日々(の残照)」とでも翻訳したい。
翻訳文の意味合いが原文とどのくらい合致しているか、原文を参照しながら、暇に飽かせて読んでみる。
さてどうなることか?続けられるか?お楽しみに!