水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

日の名残り(123)

2020-05-21 09:59:32 | 日の名残り
Oh, in those days, I was just a footman. I would not have had the know-how to be a butler in those days. You would be surprised what it involved when you had those big houses you had then.

戦前は、わし自身がただの下僕だったよ。あの当時のわしには、執事が務まるだけの専門知識はなかったな。戦前の大きなお屋敷で執事を務めるというのは、あんた、じつにたいへんなことでね、どれだけの仕事をこなさなければならないかを知れば、きっと誰でも驚くよ。

旅の最後に訪れたウェイマスの海辺で、地元の人に話しかけられた。その人が経歴を話すうち、執事をしていたことがわかり、「戦前はどうでしたか?」と聞いた。その答えが上。

スティーブンス氏は、そこで身分を明かすのだが、さぞや自尊心がくすぐられたことでしょう。


コロナ騒ぎで、いろいろな人の、いろいろな思惑が、うかがい知ることができ、興味深い。おそらく、数百年に一度おころかおこらないかの、大変な転機なのでしょう。ここからのし上がる人もいるでしょうし、どん底に落ちる人もでるのでしょうね~。

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