水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

ペルガモン展ボランティアガイド(10)

2009-01-11 18:26:27 | ペルガモン展関連
 今日の午後(実は、午前もだったのだが、所用があって、午後のみとさせていただいた)、ガイド当番であった。

さすが日曜日だ。午後だけで、見学者数は50人を越えたようだ。それでも50人だ。静かなものだ。

 ある同僚が、質問された時のみ話をする、とおっしゃったのを聞き、見学者と、どのように接するべきか、迷う一日であった。
 ここの見学者はプロもしくはセミプロらしき人が多い。このような方々は自らの世界に入り込んで、展示物をご覧になるから、蝿みたいな素人ガイドなんかに声を掛けられると、まず不快感をあらわになさる。こんなときはすばやく退散する。
 しかし一方、素人にとっては、最初に展示コンセプトを聞くか聞かないかは大きい。展示全体の印象が全く異なるはずだ。
 だから、我々にとっては、個々の見学者を 素人であるかないか、判断を的確にすることはとても大切だし、いい勉強だ。ひそかに、なんとか、百パーセント見抜けるようになりたいものだ。

 展示物の一部が変更された。劣化対策の一環だろうが、目玉ともいうべきいくつかがしまわれていた。この時期の見学者はちょっと損をすることになる。
このような展示替えは、一般的なのだろうか。もしそうだとすると、ひとつの展覧会について、展示替えごとに見る人が見学者として、本当のプロなのだろう。

  

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