水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

蚯蚓出づる(20/72)

2010-05-11 20:24:24 | 72候
 今日はは72候の、「蚯蚓出づる」(みみずいづる)であった(記事のアップを忘れた)。

 大字典によれば「蚓」の訓読みは、みみず、だそうだ。
なぜ、「蚯」も必要なのか?「蚯」の意味がわからない。

 ミミズの出現頻度は、土地の肥沃度の指標であることは古くから知られていたが、本格研究の対象にとりあげたのは、あのダーヴィンだったそうだ。彼は、肥沃な農地には、1m2当たり13体以上のミミズが居る、と調べ上げ、「世界の歴史」(the history of world)にこれほどまで貢献した生物は他にない、と言ったそうだ。

 気持ちいい、とはいえない生物ではあるが、我々が生きるための根源の種を、黙々と作ってくれているわけで、今後は、出くわしたら、多少は「感謝」の念を伝えよう、と思う。

 そういえば、徳富蘆花著の「みみずのたはごと」を随分引用させてもらったこともあった。あれは、2年前だったか(カテゴリーの中の「三鷹・文学」にまとめてあるはず)。

 

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