水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(192)

2016-05-16 10:58:16 | 古今和歌集
127 梓弓春たちしより 年月の いるがごとくもおもほゆるかな
春のとくすぐるをよめる
みつね

いる=射る

立春からこのかた、まるで矢を射るかのように、日月が過ぎ去っていきます。

この歌は、梓弓という言葉が単なる枕詞で、いる=射る、であることが分かればフムフムということになります。
なかなか、枕詞が理解できなくて苦労します。

確かに、年月の過ぎ去る速度のはやいこと。しかも、加齢とともに速さが増していきます。
一方で、知力体力の衰えを気にしつつの日々があり、なんともやるせないことです。

しかしそれにしても、都知事様の弁解会見には、がっくりきました。
これでますます庶民の政治離れが加速されることでしょう。今後しばらくの社会政治動向を決定させた、この方の罪は重い。

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