水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

明日香

2010-11-16 11:51:54 | 雑感(5)その他
 先週末、生まれて初めて、奈良の明日香を探訪した。

古代史に詳しい友人が付いていってくれたので、実に楽しい数日間であった。

 平城京遷都までのおよそ100年間については、今までずっと血沸き肉踊らせてきた。それは、日本書紀をペラペラめくるだけで、この時期、ここを舞台にいくつかの権力闘争が連想させられるからだ。
そしてそして今回、さまざまの遺跡を実際に見ることができ、さらに、新たな疑問が出てきた。なんか、はまりそうである。

今後折りにふれ、勉強すると思うので、備忘のために、気になる歌を二首メモしておく。

采女の袖吹き返す明日香風京を遠みいたづらに吹く 志貴皇子(なぜ、天智系のこの人が藤原京をこんな風に歌えるのか?)

よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見 天武天皇(マインドコントロールのための呪文のように思える)


 もみじは、談山神社はちょっと早く、室生寺は真っ盛り、であった。眼福眼福!

もう一度、行かねばならぬかもしれぬ。