大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

食糧の輸入が出来なくなれば

2008年06月27日 | Weblog





日本の食糧の自給率は39%と、遂に40%を割り込ん

でいますが、国民には、ことの重大性が浸透していません。

過半の食材を輸入に頼りながら、20%以上を食べ残して

ゴミとして捨てている飽食の国です。

海外からの輸入が止まり、国産の食糧だけで食べて行か

ねばならなくなった時には、どのような食卓になるのか?

農水省が作成している、「不測時の安全保障マニュアル」

に載せられている食事の内容は、

           朝食    昼食    夕食

ご飯 お茶碗   1杯    -    1杯    @75g

ふかしジャガイモ 2個   1個    -

ぬか漬け      1皿    -    -

焼きいも       -    2本    1本  @100g

焼き魚        -    -     1切れ @84g

リンゴ         -   1/4個   -

このほかに、

 肉  9日に1回、108g、タマゴ  7日に1個、牛乳

 6日にコップ 1杯、みそ汁 2日に1わん だけです。

お金があるから食べ物に不自由はしない、という時代が

終り、上のメニューで国民が生きて行かねばならない

時代が必ずや来ることを認識し、「不測時」に備えて、

自給率のアップへの取組と食材の無駄をなくすことに

真剣に取り組むことが、国と国民に課せられた責任です。

農水省は、国際イモ年に当って、「イモ」を準主食と位置

付けて、生産と加工・料理法に取り組むキャンペーンを、

もっと大々的にやるべきだと思います。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?