日本の食糧の自給率は39%と、遂に40%を割り込ん
でいますが、国民には、ことの重大性が浸透していません。
過半の食材を輸入に頼りながら、20%以上を食べ残して
ゴミとして捨てている飽食の国です。
海外からの輸入が止まり、国産の食糧だけで食べて行か
ねばならなくなった時には、どのような食卓になるのか?
農水省が作成している、「不測時の安全保障マニュアル」
に載せられている食事の内容は、
朝食 昼食 夕食
ご飯 お茶碗 1杯 - 1杯 @75g
ふかしジャガイモ 2個 1個 -
ぬか漬け 1皿 - -
焼きいも - 2本 1本 @100g
焼き魚 - - 1切れ @84g
リンゴ - 1/4個 -
このほかに、
肉 9日に1回、108g、タマゴ 7日に1個、牛乳
6日にコップ 1杯、みそ汁 2日に1わん だけです。
お金があるから食べ物に不自由はしない、という時代が
終り、上のメニューで国民が生きて行かねばならない
時代が必ずや来ることを認識し、「不測時」に備えて、
自給率のアップへの取組と食材の無駄をなくすことに
真剣に取り組むことが、国と国民に課せられた責任です。
農水省は、国際イモ年に当って、「イモ」を準主食と位置
付けて、生産と加工・料理法に取り組むキャンペーンを、
もっと大々的にやるべきだと思います。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?