大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

基礎年金を消費税11%以上で負担 

2008年06月08日 | Weblog


基礎年金を全額、税金で負担する制度改正に備え

試案が検討されてきました。

中間発表のような試案が公表されましたが、結局は

税金で負担する分は、消費税のアップ分で充当すると

いう結論です。

試算1では、過去の納付には関係無しに、基礎年金を

一律で支給するとなると、9兆円が必要であり、これに

新たな受給資格者や低年金者の基礎年金部分の5兆円

を加えると、必要となる基礎年金額の総額は、14兆円と

なります。

この14兆円は、消費税率で見れば、5%に相当し、消

費税の5%アップが必要論の根拠になっています。

これは、2009年度をベースにした試算ですが、さらに

50年度になると、必要となる追加税額は35兆円になり

消費税額では7%アップとなります。

制度移行の場合には、移行前の政府負担額を二分の一

に引き上げるための1%分を加えた、消費税額になり

税率が11~13%となります。

ただ、この制度では、長年保険料を納付してきた人と、

未納だった人とに対して、基礎年金を一律で国が税金で

負担する制度になりますから、不公平感が出ることに

なります。


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