原油の先物か買うが一時139ドルを付け、140ドル
目前に達しました。
120ドルになった時、140ドルもあり得るとの説も飛び
出していましたが、ゴールドマン・サックス(GS)などの
ファンドが、アルジェリア問題などを材料に先高感を唱え
たのを受けて急騰しました。
ガソリンを使用する車社会では、連日のように関連する
暗いニュースが増えてきました。
出入りの運送会社いじめの運賃値切りなどのニュース
は消えて、次の次元に備えた自社の構造的なあり方を
真剣に検討しなければならない時代に入ったのです。
車で来る客を前提にして立地する郊外の大型店では、
20%も来店者が減少したり、渋滞率が減少しています。
車を手放す人が増えて、貸しガレージ、特に青空駐車場
では空きが目立ちだしています。
中古車センターでは、来店者が増えて営業の成績は
好調のようですが、今度は購入客が減って先行きには
逆に不安が漂い始めています。
ガソリン価格が170円を超えた今、アンケートでは50%
を超える人が車を手放すか、軽自動車への乗換えを
考えざるを得ないと回答しています。
しかし、1バレルが150ドル時代は確実に現実のものと
なります。
世界的には、石油に頼る構造は底固いまま、需要は
一段と増える傾向にあり、生産量・供給が増えない限り
200ドル時代の悪夢も考えなければならないのです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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