大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

原油価格150ドルは目前

2008年06月14日 | Weblog





原油の先物か買うが一時139ドルを付け、140ドル

目前に達しました。

120ドルになった時、140ドルもあり得るとの説も飛び

出していましたが、ゴールドマン・サックス(GS)などの

ファンドが、アルジェリア問題などを材料に先高感を唱え

たのを受けて急騰しました。

ガソリンを使用する車社会では、連日のように関連する

暗いニュースが増えてきました。

出入りの運送会社いじめの運賃値切りなどのニュース

は消えて、次の次元に備えた自社の構造的なあり方を

真剣に検討しなければならない時代に入ったのです。

車で来る客を前提にして立地する郊外の大型店では、

20%も来店者が減少したり、渋滞率が減少しています。

車を手放す人が増えて、貸しガレージ、特に青空駐車場

では空きが目立ちだしています。

中古車センターでは、来店者が増えて営業の成績は

好調のようですが、今度は購入客が減って先行きには

逆に不安が漂い始めています。

ガソリン価格が170円を超えた今、アンケートでは50%

を超える人が車を手放すか、軽自動車への乗換えを

考えざるを得ないと回答しています。

しかし、1バレルが150ドル時代は確実に現実のものと

なります。

世界的には、石油に頼る構造は底固いまま、需要は

一段と増える傾向にあり、生産量・供給が増えない限り

200ドル時代の悪夢も考えなければならないのです。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?