OECD(経済協力開発機構)による06年度の国際的な
学習到達度調査では、フィンランドは、科学1位、数学
2位、読解2位でした。
フィンランドの教育は思考力、応用力、学習力という
「学ぶ力」を備えた子供の教育・育成を重視しています。
首相は、「落ちこぼれセロの機会均等原則、教師研修、
そして何よりも教師に対する敬意」を成功の秘密として
上げています。
それに「本を読む文化、国民一人当たり新聞紙数も、
フィンランドは世界有数」です。
21世紀は、人口や国土の大小より、国民の「学ぶ力」
基盤と社会格差是正機能の強弱で、国の富も暮らしの
豊かさも決まる。
教育は、国づくりの基盤であることを明確にして、将来を
見据えた人づくりをしています。
人々が世界に広がる機会をつかめるように環境を整える
ことがカギだとしています。
スウェーデンの首相は、「我々はIT技術を早い段階から
取り入れたことで、世界市場で競争力を存分に発揮し、
国富を高めることが出来た。グロバリゼーションの勝ち組
だ。その基盤は教育、それも生涯教育だ」と述べています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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