大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

タゴガエル

2008年06月07日 | Weblog


連休が終わる頃ともなると、川や池の水も温かくなり

カエルたちにとっては恋の季節を迎えます。

めったに人が立ち入らない山の池でも、カエルの声が

聞こえてきたりすると、田で鳴くカエルとは違って、なんだ

か寂しさを感じるのは、不思議なことです。

この頃の谷川や溝の石垣、岩の下などから繁殖に備え

賑やかに聞こえてくる合唱隊が、タゴガエルです。

低地にも住んではいますが、主に山地に生息しています。

低いこごもったような、ゴッ、ゴッ、ゴッ、とかグッ、グッ、

グッと聞こえる声で鳴き、穴の中などで鳴いているので

声が反響して、一層、どんなに大きなカエルかと思わせ

られます。

体長は30~50mmぐらいの大きさです。

谷川などの伏流水の中などに産卵するのですが、夏の

夕立などの時に、一斉の子カエルが山道に飛び出して

来て足元を跳ね回り、驚かされたこともありました。

本州から南の各地に生息していて、山歩きなどをする人

には、おなじみのカエルではあるのですが、生態は未だ

判らないことが多いカエルだそうです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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