日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

怖いようなジャンプする文章とは

2017年01月12日 | 喜怒☆楽
今朝の朝刊一面トップに
三島由紀夫(1970年劇的な自決を遂げている)の未発表のテープが見つかったという
記事が載っていた。

その中で自ら欠点と指摘する気になる一部分を抜粋してみる。
「僕の文学の欠点っていうのは、あんまり小説の構成が劇的過ぎること。
 油絵的に文章みんな塗っちゃうんです。日本的な余白ってものが出来ない」

そして
尊敬の念を持っていたという川端康成の文章について
怖いようなジャンプするんですよ。ああいう文章書けないな。怖くて」
と述べている。

「怖いようなジャンプする文章・・・」ですか。
気になる。気になる。
川端康成を再度読んでみようと思わせる記事だった。

尚、このテープはイギリスの翻訳家(ジョン・ベスター)との対談でTBSの社屋内で社員が
発見したものだそうだ。凄いもの見つけたね。

コメント    この記事についてブログを書く
« カメラマンの目線の深度 | トップ | 品性悪すぎませんか。 »