かなりの年月を空けて[干刈あがた]作品を読み返してみた。
「しずかにわたすこがねのゆびわ」を再読してみたら、
未読だった「窓の下の天の川」が気になって探したら
絶版となっており、ネットの古本市場でやっと入手。
どちらもそれぞれイイ時期に読んだナ、と思う。
若い女性の恋愛観や結婚観を冷静な姿勢と筆致で問いてくる
「しずかにわたすこがねのゆびわ」は、
今、社会状況も変わり多少旧さは感じられるかもしれないが、
根本にある女性の迷いとわだかまりのようなものは時代を
経ても変わらない。
その女性たちのその後が「窓の下の天の川」となるのだろう
。教訓めいたところが微塵もなく、固まって自分で気が
つきにくいところに静かに浸潤してきて、なんだか良き
理解者を得た気分になる。
「しずかにわたすこがねのゆびわ」を再読してみたら、
未読だった「窓の下の天の川」が気になって探したら
絶版となっており、ネットの古本市場でやっと入手。
どちらもそれぞれイイ時期に読んだナ、と思う。
若い女性の恋愛観や結婚観を冷静な姿勢と筆致で問いてくる
「しずかにわたすこがねのゆびわ」は、
今、社会状況も変わり多少旧さは感じられるかもしれないが、
根本にある女性の迷いとわだかまりのようなものは時代を
経ても変わらない。
その女性たちのその後が「窓の下の天の川」となるのだろう
。教訓めいたところが微塵もなく、固まって自分で気が
つきにくいところに静かに浸潤してきて、なんだか良き
理解者を得た気分になる。
>なんだか良き理解者を得た気分になる。
そうなんですね。
若い頃に雑誌ノンノンに載っていたショートストーリーはユーモアもあり、
それでいてヒシヒシと伝わってくる作者の誠実さに毎回楽しみにしてました。
若くして他界されたことが残念です。
ノンノンにも掲載されてたんですか?なんだか
意外な気がしてます。
今、ウィキペディアを覗いてみたら、ヘェー
というような作品も多くて軽く驚いてます。
それにしても49才で才能を閉じられたことが
悔やまれます。この後、干刈さんの中で
どんな展開があったのか・・読みたかったなぁ。
あの方の訃報を聞いた時に
naokoさんと同じ、
この先も読み続たいのにと思って
残念で仕方ありませんでした。
オレンジページだったかも・・ですね。
訂正、ありがとうございます