日々、思うことをサラサラと。

日頃、イイな、とかおかしいゾ、とかキレイだなと思うことをサラサラと書き出してみたい。

表装

2006年05月17日 | 喜怒☆楽
表装、って脇役だけど時にこれで作品が生きたり死んだり
することもある。
表装された絵画・版画などの作品をみるときに、私の関心はまず表装
から入ることもあるくらい面白く感じる。
鮮やかだったり抑えたりの色彩・絶妙の配色・意表を突く効かせ色に
驚いたり、と作品に匹敵するくらいの濃い内容で栄養豊か。
どちらかというと、鄙びたような抑えた色彩の布を使ったモノが好き
だな 長い年月を経て色褪せたものもジワジワと効いて
くる。

この表装が脚光を浴びるような企画展が横浜そごう美術館で開催
されている。→「棟方志功と柳宗悦展」
棟方作品を柳宗悦が考案した表装で飾るという趣向で、柳さんの
センスが活かされている(なんて、あの柳さんに向かって生意気
ですが)ついでに、と言ってはもったいないくらいの内容だが
、前にも書いているけど「日本民芸館」の方もいつも見応え充分
で帰途は満腹感を覚える。民芸館は建物の内装を見るだけでも
行った価値がある。
廊下・棚・階段・2階から見下ろした視野にまで計算しつくされ
た視点が隅々まで行き届いて素晴らしい。年に数回はここに来て
楽しんでます

んん、途中から話題がズレてしまった・・

コメント (2)