うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

福岡の針金犬、無事保護

2008年03月19日 | 時事社会ログ

 

○<動物受難>「針金犬」無事保護 首に悲惨な食い込み 福岡

 

         『    福岡県鞍手町の針金が首に食い込んだままとみられていた犬が19日、県鞍手保健福祉環境事務所(同県直方市)に無事保護された。結局、首に針金はなく、食い込んでいた針金が途中ではずれて首の部分の成長が止まったとみられる。「引き取りたい」との声が全国から寄せられており、同事務所は「けがの手当てをした後、飼い主を決めて引き渡したい」としている。    』・・・

 

 

 良かったですね。TVニュースで見て、何だかクビのところがプクッとふくらんでいるのが逆に、妙に可愛くも見えたけど、事情を知ると痛々しくて、犬本人にしてみれば今まで苦しみつつも何とか生き抜いて来て、現在も慢性的に痛みや苦しさがあるんだろうな、とか思っていました。

 生き抜く中で針金は外れていたそうで、針金で締め付けられていた首の部分は成長が止まっているんだとか。激しく動いた後は、ハアハアゼイゼイ、ひどそうにしているということだから、後遺症はあるんでしょうね。可哀相に。

 傷の手当を完璧にしてもらって、早く可愛がってくれる飼い主の元に行って欲しいですね。口の周りが黒くて見るからに可愛い犬です。

 僕は十年以上前まで近所の公園のグランドに、夕方、夜、深夜、どれかに、二日に一度くらいの割でトレーニングに行ってたんですが、その時はいつでも公園に野良犬が居ました。僕は犬に嫌われない方なので、しょっちゅう、一人黙々とトレーニングをする僕の近くに、一匹は犬が必ず居たものです。身体を悪くしてからそのトレーニングはやめましたが、最近でも公園にはよく行きます。しかし、最近では全くと言っていい程、野良犬を見ません。

 多分、保健所さんがしっかりと仕事をしているんだと思います。勿論、公園ですから、飼い主がちゃんと連れて歩く犬はいっぱい居ますけど。だから、僕がごくたまに夜に公園を散歩をしても、一匹たりとも野良犬は見ません。ドラ猫はたくさん居るんですけどね。保健所さんが市民の安全の為に、野良犬駆除を抜かりなくやってくれている証拠だと思います。市民は、保健所職員の方々に感謝しなければならない。

 でもこれはパラドックスですよね。動物愛護と市民の安全な生活と。多分、毎年、すごい数の野犬が処分されているのだと思います。それは想像以上の数字かも知れない。

 針金犬にしても、もし針金がクビに喰い込まず、無残な姿をさらしてなければ、人間が見て可哀相と同情の目を向けなければ、ごく普通に野良犬としてゴミ箱などを荒らして町を歩いていれば、ごく普通に保健所に捕らえられ駆除されていたんでしょうね。健全な野良犬であれば、善意の引き取り手など現れずに、無情にも始末されていた訳だ。

 無情に、なんて言ったら保健所の方々に失礼ですね。いつもいつも嫌な思いをしながら残酷なことを仕事として、市民のためにやらなければならない。大変な仕事だ。市民の生活を守る、重要な仕事だ。

 崖っぷち犬もそうだが、マスコミが駆けつけニュースになった犬は、その時は悲惨でも、TVを見て引き取り手が現れ、犬は助かる。その影では、数多くの犬が処分されている。複雑ですね。

 

 

 

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秋田二児童殺害事件判決

2008年03月19日 | 時事社会ログ

 

○鈴香被告、土下座して謝罪も…無期不服 控訴手続き

 

       『    畠山鈴香被告は閉廷直後、藤井俊郎裁判長に「ひとついいですか」と突然、声を掛け、「今まで米山豪憲君の両親に謝っていなかった」と謝罪を申し出た。‥
       ‥サンダルをぬいで傍聴席に向かって土下座し、「大事なお子さんを奪ってしまって申し訳ありませんでした」と述べ、頭を2度下げた。この間約30秒。被告の顔は紅潮し、目は赤く腫れていた。
 「1年半前はうそつき、ひきょうでした。どう変わったか見てほしい」。初公判でこう述べた鈴香被告だが、審理で都合の悪い質問には黙秘を繰り返した。
 公判中に書いた日記には「罪悪感はほとんどない」との記述も。「変わった姿」は見えないまま迎えた判決公判での突然の“豹変(ひょうへん)”だった。    』・・・

 

 

 殺人犯から、家族を殺された遺族に、土下座して謝られても、遺族には殺された家族はもう決して帰っては来ないし、今さら土下座されたところでなあ。

 無論、極刑を、殺めた数で決めてはいけないとは思っていますが、児童とはいえ二人も殺していて無期懲役の判決とは、ちょっと意外に思えました。

 米山豪憲君のご両親はさぞ口惜しい思いだったでしょう。

 昔の雑誌インタビューの記事で、今の、二代目極真会館総裁、松井章圭館長が、僕は家族を殺されたら全力で犯人を捜し、この手で犯人を殺します、それが国の法律とは関係なく自分の考えです、と書いてあったのを記憶している。先ず、自分の記憶は間違いないと思う。

 誰でも、気持ち的にはそうだと思う。福岡で飲酒運転で幼い我が子を3人とも奪われた母親が、確か一言、この手で殺してやりたい、と言っていたと思う。明らかな殺意を持たない飲酒の酩酊上の殺人でも、遺族にしてみればそういう気持ちになる。それが人情というものだろう。愛する家族を殺されれば遺族の憎悪は、復讐として相手も殺したい、だろう。

 評論家の三宅久之さんがTV番組の中で、冗談半分かも知れないが、もし自分の家族が殺されたなら、自分自体は非力なので、復讐請負の殺し屋を雇って必ず仕返しをする、ときっぱりとおっしゃっていた。

 畠山鈴香という殺人犯は、自分の都合しか考えていない、身勝手で、非常に自己中心的な女である。一人娘の子供、彩香ちゃんは、鈴香被告が今後の身の振り方を考えた時、邪魔になるので殺した。豪憲君は、彩香ちゃん殺害の隠蔽のために殺した。どちらも、人を殺める時、いとも簡単に手に掛けられる相手である。

 鈴香被告は、死にたい死にたい、と日記だか手紙だかに書いていたくせに、結局まだ助かりたい。無期懲役刑でも20年も入ってはいないだろう。詳しいことは解らないが15年あたりなんじゃないかなあ。控訴するということは、まだまだ助かりたい。豪憲君もだが、自分の娘の彩香ちゃんに対して親としてどうなんだろうか。

 加害時の精神失調で罪が軽くなる可能性が見える、と期待して、欲が出たのか。

 米山豪憲君のご両親は本当に口惜しくてたまらないだろうなあ。

 彩香ちゃんが今さらながら可哀相だ。もう、手を合わせてやるしかない。

 天国で一人ぼっちで寂しい思いをしている彩香のところに早く行って、彩香、ごめんなさいと謝りたい、くらいのセリフを、母親なら言えよ!
 控訴なんかしないで。
 そうか。地獄へ行くから、天国の彩香ちゃんには会えないのか。にしても、彩香ちゃんは不憫でたまらない。

 

 

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チベット弾圧

2008年03月19日 | 時事社会ログ

 

米政府、弾圧停止を中国に要求

 

      『    【ワシントン】チベット自治区ラサで起きた僧侶らの抗議行動について、米国務省マコーマック報道官は14日、北京駐在のラント大使が中国政府高官と接触し「群衆弾圧の停止」を求めるなど、米政府の強い懸念を伝えたことを明らかにした。また、国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官も、中国の治安当局とチベット群衆の衝突を「遺憾」としたうえで、「中国政府はダライ・ラマ14世と対話すべきだ」とするブッシュ大統領の見解を示した。    』・・・

 

 

 何か、これをアメリカが言うのは、おかしいよーな気がしてしまうなあ。だって、この間、アメリカがアフガンやイラクに侵攻した時に、国内で戦争反対を掲げて運動した人たちは、映画人など有名人も含めいっぱい居た訳だけど、政府は弾圧してたじゃないですか。

 そりゃ程度の差があるでしょうが。国家がやることを、一部民衆が反対運動をするのを、国家が力ずくで抑える訳ですよね。そりゃ程度差はあるでしょうけど、似たようなものでしょう。有名人には圧力掛けてたし。ベトナム反戦運動の時の弾圧は、中国とイイセン行くくらいひどかったんじゃないですか。

 そりゃあ中国が悪いですよ。漢民族の周辺民族の支配体制そのものだもの。ウイグル族など周辺民族は独立しても、経済的には、自分たちだけではやっていけないのかなあ。モンゴルの地下資源のように、広い砂漠や土地の下には眠ってるものもいろいろあるんじゃないかなあ。チベットは自分たちだけでやっていけないのだろうか。モンゴルは自治区じゃなくて、国家として独立してるんだよね。

 中国も漢民族のみで体制を取ればいいじゃん、て思うけど。大中華思想というやつかなあ。周辺にしてみればえらい迷惑な思想だよなあ。

 僕の国際政治体制(国際情勢)の不勉強で、知識がなくて、かなりアバウトな意見を書いてますけど。

 周辺に居る多数の少数民族と、ものすごい莫大な数の人口を、国家として束ねて行くのは、ああいう強権な一党独裁体制にならざるを得ないのだろうけど、それにしても今の国際感覚からいうと、優位に居る漢民族が周辺の他民族たちを支配的に扱うのは間違いだ。平等なんか無いのかも知れないけど、平等に向かわなければならない。

 そういう意味では、もしバラク・オバマさんが大統領になれば、アメリカという国は人類としてものすごい進化を遂げた証を作る。ただし、オバマ大統領が誕生して暗殺されなければ、の話だけど。こういうこと思うと、人間て本当に情けないくらい愚かだね。まあ、僕も愚かな人間の一人ですけど。

 

 

※恥ずかしながらモンゴルについては僕はよく知らなかったのですが、モンゴルは中国支配下のモンゴル自治区と、モンゴル国があり、後者が、僕が少年時代に学校で習ったモンゴル人民共和国なんですね。昔は事実上のソ連邦支配下にあり、社会主義国家だったのが、ソ連邦の解体消滅は91年ですが、90年にモンゴルは民主化していて、国名も「人民共和国」が取れ、現在は、一般に「モンゴル国」と呼ばれています。

 日本大相撲の横綱朝青龍問題でさんざん騒がれた国名なのに、迂闊でした。僕の知識の中では、中国支配下のモンゴル自治区とモンゴル国はごっちゃになっていました。また、モンゴル国の、社会主義体制から民主化した歴史の道のりも、ほとんど知りませんでした。朝青龍、白鵬などの外国人横綱の出身地で、日本人にはなじみの深い国の筈なのにね。失敗。

 

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