『 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチは8日、東京・両国国技館で行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)は、前王者で同級1位のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)と12回判定で引き分け、2度目の防衛を果たした。33歳6カ月の内藤は、自身が昨年10月の亀田大毅(協栄)戦で樹立した世界王座の国内最年長防衛記録(33歳1カ月)を更新した。・・・
昨年7月に3度目の挑戦でポンサクレックから王座を奪った内藤は、立場の変わった挑戦者をかろうじて再度退けた。通算戦績は37戦32勝(20KO)2敗3分け。日本のジムに所属する現役世界王者は5人のまま。 』・・・
う~ん、僕は、判定で内藤大助選手が勝った試合、だと思ったがなあ。ドローというのは、ジャッジの人たちは日本人チャンピオンに厳しいなあ。終盤、内藤選手はパンチは当てていたが、押され気味だったからだろうか。ポンサクレックが押して行き内藤が逃げながら変則的にパンチを出す、という試合運びかな。ポンサクレックのパンチもけっこう当たっていたみたいだったしな。
試合後の内藤大助選手は、ジャッジに不満そうな顔してたな。危なかったよなあ。9Rか10Rで、一度、ポンサクレックが内藤を投げた。あれは当然、減点になってるんだろうからな。では、あの減点が無ければ試合は負けてた、ということか。
いえ、僕は、内藤大助さんはタレントばりにTVにばかり出てたんで、格闘技者として精神的にヌルクなってて、この試合、負けると予想してたんですよ。頑張ったなあ、内藤選手。強い!
亀田興毅・大毅兄弟のような劇画的人気はなくて、ボクサーらしいスポーツマンタイプの内藤大助さん。亀田兄弟には一時、ヒーローアイドル的人気があって、女の娘のファンも大勢集まってた。TVにいっぱい出ても、内藤さんにはあの種の人気はないなあ。雰囲気的に、輪島・石松・具志堅という大御所たちの症状が軽いような(済みません!)感じの、ヒトノイイスポーツマンタイプ。
最近の亀田兄弟の試合はがらがらな感じに近いように客が入らないって言うけど、内藤選手のこの試合も大入り満員というようには客席は埋まってない感じに見えたなあ。観衆の数はどのくらいだったのだろう?内藤選手には女の娘ファンは少ないように見えた。
そういえば少し前に、亀田兄弟は、協栄ジムをクビになるかも知れん、というニュースが出てたな。亀田兄弟はボクシングの大きな試合が出来ないようになり、いずれ格闘技転向になる、とか何とか、週刊誌の見出しにあった。その後の亀田問題はどーなってんのかな?亀田オヤジは、猪木事務所に入ったんだろうか?