・・・2からのつづき
登山三日目。前日からの高山病の症状は、頭痛が少しだけ残っている程度と膨満感で苦しいというもの。
私一人で下山することも考えたんだけど、気分は良いし先に進みたいという気持ちが大きかったので、
鍋や食料などを持ってもらって出発することにした。
朝はガスっていて何も見えず、ひたすら登るのみ。体が言うことを聞かず牛歩で進む。
突然目の前にピークが!
無事に間ノ岳に到着できました!ここまで来れたらあとはこの日のテン場まで下り基調。
一度行ってみたかった三峰岳(みぶだけ)へ向かいます。
途中でやっと塩見岳や熊ノ平の標識が出てきました。
ガスっていた雲も上がってきています。天気は回復傾向。
この大井川の源流部にやっと来られました(嬉)!ずーっと来たいと思っていた所だったのです。
まさにこの斜面から染み出した一滴が大井川になっていると思うと感動しました。
振り返って遠くに甲斐駒ヶ岳。
雲をかぶった仙丈ヶ岳。
明日歩く尾根と塩見岳。
農鳥岳。
三峰岳へつづく稜線は岩稜続きでした。
三峰岳直下。あとひと踏ん張り!でも力が入らない(^^;)
直下に仙塩尾根の分岐があります。両俣小屋や仙丈ヶ岳へ続く稜線がのびています。
ここで急に吐き気が。。お腹が空いているのかな。少しおせんべいを口にしてみる。
三峰岳(標高2,999m)に登頂!大展望の山頂でした。
危なく吐く寸前でしたが何とか持ちこたえるまだ高山病があるようでした。
下りもガレてるので慎重に。
↑農鳥小屋へのトラバース道。
↑振り返って三峰岳と間ノ岳。
↑熊ノ平小屋の屋根が見えてきました!
↑トラバース道との合流地点。
↑樹林帯を下ると熊ノ平小屋に到着です。
↑この染み出した水も大井川への一滴。とーっても美味しかったぁ
↑小屋前の水場。水が豊富なテン場は快適ですね。ありがたい事です。
テン場からは目の前に大きな農鳥岳が臨めます。最高のロケーションです。
テン場に着いたら食欲が出て少しお汁粉とお餅を食べたら、また膨満感で苦しくて寝込む。。
夕飯は食べられず、そのまま朝に。朝食はお味噌汁とおかゆを少し。ほんと参りました
3へつづく・・・