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witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

The Orchid Thief Shawlette finished!!

2010-10-17 01:10:59 | FO shawls etc. 巻物類
Orchid_f1
pattern ; The Orchid Thief Shawlette from Brave New Knits by Ysolda Teague

size ; one size
yarn ; 2 strands of fukaki cashmere 2/23 / cashmere 100% / about 75g - 432m
needle ; 3.9mm (Japanese no.6)
tension ;
date ; from September 24th to October 6th, 2010

話題の新しい本から編みました。

Brave New Knits: 26 Projects and Personalities from the Knitting BlogosphereBrave New Knits: 26 Projects and Personalities from the Knitting Blogosphere価格:¥ 2,028(税込)発売日:2010-08-31


3つくっついてる葉っぱ模様が素敵だわ~とひとめぼれ。
しかし、糸をなかなか決められませんでした。
指定がソックヤーンで(1カセで編める系のコンセプト)先輩方が編まれているのもソックヤーン。手持ちに無い訳では無いけれど、ソックヤーンって指定のより長いのを用意していないと、巻物では足りない事があるわけですよね。ま、あと色もどんな色で編んだら素敵な葉っぱになるのかよくわからなくて…

結局、困ったときのカシミヤよ、という事で、買いためてあった秘蔵深喜毛織のカシミヤで編みました。
airaベレーに使ったものより少し細めのようです。
巻物デビューDaybreakでカシミヤを使いましたが、やはりあの「首周りの肌触りサイコー」はとても幸せなので。カシミヤから選んでおけば間違いないなというのもあり。
色は、前の記事のカーディガンを編んでいる途中だった事もあり、とりあえずコレにあいそうなもの、ということでこの色にしました。薄いブルーグリーンというのか、青磁みたいな色だなと思っています。
 

Orchid_1編み始め。
葉っぱ模様が出てくるのが楽しいです。

このパターン、エラーがあるんですよね。それで、ysoldaっちのサイトに訂正のチャートが載っています。
という事は、このチャートを参照に、想像力を最大限に働かせれば、パターン持っていなくても編めるのでは??なんて思わなくはないのですが、私の想像力では無理でした…なんかこの、枝(パターン中ではcolumnという表現ですが)のところで目が増えていくのですが、この増やし方を自分で考えるのは無理、みたいな。といってもここも訂正チャートがあるにはあるので、ショール経験がそれなりにあれば行けるのかも…
 
 
Orchid_3編み上がってこんな感じ。
それで、パターン自体も結構簡略化して書かれており(チャートが無いと編めない系)このダイヤ柄から外周の葉っぱ柄に移る所の処理がわからない…というラベ内notes続出事件。といっても英語全部追うと疲れるので、ここに来たら注意すればいいや、と思いつつその問題の86段目に入った訳ですよ。
で、こういう時はあらかじめ一模様毎にマーカー(安全ピンだけど…)を付ければ、編んだりほどいたりを避けられるよね、ということで、チャートの一模様を数えて、マーカーを付けてみるのだけど、なんだか先輩の見た目と違う…てことで先輩のnoteを真面目に読んでみると、枝が絡む部分では、チャートの左上三目一度の所を表目に変える、という事らしいんですわ…で、それが、チャートの下に小さい字で書いてあるだけ…。ふぅ~どうなんでしょうねこの書き方は??不親切じゃないのか??ysoldaっちの熱狂的なファンの殆どは初心者だよね??と思いつつ、編んだりほどいたりする前に無事辻褄が合ってよかったです。だって先輩で10回とかやり直した方居たらしいので…
で、編み終わってから気付いたのですが、このショールの難易度はadvancedでした。でもさ、advancedだからといって、説明がわかりにくくていいとは限らない。advancedってのは、難しい技巧があるって事じゃないのか??
そもそも、本で出版されるパターンにエラーがあるというのが激しく疑問。インターネット環境が整ってない方が買ってしまったらどうなる?ysoldaサイトには、本屋さん、エラーのとこお知らせしてね、と書いてあったけれど、それもどうなのよ、って。
と、色々考えさせられるパターンでした…ま、そんな文句ばっかり言って他人に厳しくしていないで、自分もパターン作るときは頑張らなくては、と思った訳ですが。


Orchid_2そうして、先輩の作品の拡大写真とかまで見まくっているうちに、外周の葉っぱのところの内側に、妙な形のメリヤス編みがあるのがもの凄く気になってきました…それにより、葉っぱの底辺が目立ってない気がして。
ということで、ダイヤ柄の模様を葉っぱゾーンに入っても出来るだけ続けて、更に葉っぱの底辺部分に穴を足しました。
これはこれで奇妙な穴模様のような気もするのですが、遠目にはそう気にならないし、ギリギリまで模様を足したらどうなるんだろう?という好奇心を満たせたので、よかったです。
 
 
Orchid_f2洗った後の感じ。

今回、特に必要性を感じなかったので、干物にはせずに普通に平干し的に乾かしました。
最初、↑ブロッキング前写真のハート形状態でスチームをあててみたのですが、これで肩にかけてみると、なんだか思ったより長さが足りないと言うか、本の写真の後ろ姿とはほど遠く…もしかするとやや縮揉状態になって縮んだのかもしれません。それで、少しでも長さを稼げるように、ダイヤ柄を延ばす方向に引っ張ってスチームを当てた状態がトップの写真です。
 
 
Orchid_f3洗った後の拡大図。

カシミヤの風合いが出たのはよかったんですけどね~もうワンサイズ、いや8号針位まで針を上げてもよかったのかも。先輩方ソックヤーンチームはもっと透け感のあるお写真なんですよね…
 
 
 
でもまぁ、編んだので使いますよ。
 
Orchid_w3まずは後ろ姿。

うーん、本の写真はやはりもう少しデプスがありそうですよね。やっぱ、縮んだのか糸が膨らんだのかで目が詰まってるので、落ち感が足りないのかも…と今写真を見直して分析。
 
 

Orchid_w2前は、こんな感じでブローチで留めた状態です。

葉っぱ部分で急激に目が増えているので、裾が結構ひらひらします。これも落ち感があればそう気にならないのでしょうが、目が詰まっているのでフリルっぽくなってしまいます。

まぁ、それも悪くはないかな、と思っています。 
 

Orchid_w4あとは、もうちょっと首に深めに巻いて。
 
こうすると、ひらひら具合が落ち着いて、またひらひらにより、巻いたのがずり落ちにくくて良い感じです。
 
 
 
 
 

Orchid_w5拡大図。

首周りがカシミヤのふわふわで、とても幸せでした。
 
 
色はどうでしょう。先日のアンゴラサブリナちゃんとバッチリではないでしょうか??
コートなんかのアウターもグレー系が多いので、合うと思います。
 
それで、
 
 

Orchid_4コレ、ブロッキング前に、試着させろとうるさいmaccunに巻いてみたものなのですが…

結構可愛くないですか?
なので、大きめに編んでケープ風に使うというのもいいなぁ、と妄想が広がりました。
 
 
そして、巻物の楽しさにどんどんはまっている私…
結局着るものを一生懸命編んでも、なかなか毛糸が減っていかない事に気付きましてね…
だったら小物でも同じじゃないか、使う頻度高いもの編んだ方がいいじゃないか、って。

てことで、編みたいもののジャンルも広がってしまい、ますます編みたいものだらけで日々混迷しています。

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Silk Kerchief finished!!

2010-09-08 12:19:57 | FO shawls etc. 巻物類
Skerchif_f1
Pattern ; Silk Kerchif by Kate Gagnon Osborn

size ; ???
yarn ; 3ply silk slub / about ?m/1g / 100% silk / about 28g (?m)
 4ply silk / 100% silk / about 67g
needle ; 3.3mm (japanese no.4)
tension ; 24sts ?
date ; from June 26th to August 18th, 2010

まさかの巻物連投です…

前の投稿Little Shellsに使った糸と一緒に、こんな糸も買ってました。
 

Herbal_6草木染めのシルクスラブです。
短いピッチの段染めって、編んだ時にどうまだらになるのか想像出来なくて、あまり得意でないはずなのです…
しかし、お店で見てしまったら、見た目の微妙な色合いと、スラブのプクプク具合がもの凄く可愛くて、棚に戻せなくなりました。お値段も他の糸と比べるとちょっといいのですが、思いきってお持ち帰り。
 
 

Herbal_7上の方が矢車、下の方はローズ、スオウと書いてありました。
すいません、染め詳しくないんで、どんなものだかさっぱりわかりません…
でも、グラデーションの感じもとても素敵です。
 
 
 

H_silkslb2Little Shellsの時と同様に、糸を巻く時にだいたいの糸長を出したはずなのですが、この紙に書いて紛失中…(ありがち…)また出てきたら追記します…(つーても自分用メモ…)
 
 
 
 

Skerchif_1で、同様に(というか編み始めたのはこっちが先)、せっかく可愛いの購入したので何か形にしたい…でも量も少ないし…てことで縞縞のものを、更に、ガーター編みものの方がスラブのプクプク感が目立つかな?と思ったので、パターン決定。
しかし、このパターン、配信中止になってんですよね。再検索&内容見たら、これとどう違うんだ?ってところでした。こっちのがリリース日が新しいのは、どうなんだろ…
てことで、家にシルク糸あるじゃん、てことで、手持ちに合わせて編んでみる事にしました。

 
Skerchif_3編んでみた所。
意気揚々と(ワールドカップサッカーを見ながら、って、いつだよ…)編んでいたのですが、まさにこのwip写真を撮ってみて、「これって、縞が目立ってないよねぇ、もしかすると2x2より2x4段のほうが目立つのでは??」と疑念が…
皆様はnoroとかロングピッチの段染めで編んでるから、縞もグラデも綺麗に出てるんですけどね…
思い始めたら、とまらなくなって、糸の反対側から2x4で編み直してみました。
 
 

Skerchif_4比べるとこんな感じ。
パターン通りの方もそれなりによかったような気にもなりましたが、縞もプクプク感も後に編んだ方が生きていると思ったので、最初の方をほどいて引き続き編みました。
糸もねぇ、スラブさん、少ないから、大きめのものができるかなと。
まぁ、もう一色のスラブと組み合わせてもいいし、様子みながら進めようと思っては居たのですが。



Skerchif_f2結局、その矢車色の方だけ使い切った所でよい感じの大きさになったので、これでいい事にしました。(といいつつ、最後数十目分足りなくて、ほどくのも嫌でまた手持ちのdamsonの時と同じ薄紫のシルク糸使ってる)
その後、当初の計画通り、muu様のみたいにフリルでも足したいなぁ、てことで、ベル型のフリル足しました。
もっと小さいフリルで可愛く仕上げられてる方もおられます(浮き輪付けしといた) 
 
 


Skerchif_f4とか言って、実はそのベル型がどうなんだ?ってところなのですが…
ウール系の糸だと、表目と裏目の境界がはっきりするので、もっちりぷりぷりのフリルになるのでしょうが、シルクだとねぇ~へなへなです。
ちょっと予想図とは違ってしまったけど、この時点で想像を超える目数になっていたので(恐ろしくて数えてない…計算、したくない…)まぁいいか、ってことにしました。
だって、編み始めの所で2回はやり直したし…(表目と裏目の配分がさ…)
フリルだけのスワッチというか試し編み?やったほうがよかったかな?と真剣に思いましたが、結局面倒で出来ませんでした。 
 
 

Skerchif_f3スラブと縞の出具合。
そうですね、虫っぽい感じがあるにはあるのですが、全体の感じとしては悪くないです。
というか、全体の感じは気に入っています。


巻いた所は、他のものと撮ってあるので、また今度。

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Little Shells shawl finished!!!

2010-09-06 23:53:43 | FO shawls etc. 巻物類
Lshell_f1
Pattern ; Little Shells by Holly Griffin-Weidner

size ; ???
yarn ; 3ply ramie / about 4.4m/1g / 100% ramie / about 67g (295m)
needle ; 3.9mm (japanese no.6)
tension ; 22sts ?
date ; from 18th to 27th August, 2010

春に札幌の草木染めのお店Herbalで買った糸を、何か形にしたくて編みました。


Herbal_8染めてあるアイリッシュリネンの糸が欲しいなぁと思って出かけたのですが、他の糸達も非常に魅力的で…
ラミーって素材自体にあまり興味が無かったのですが、毛羽立ちも少なめで良い風合いでした。色もローズと書いてあるのですが、甘みのあるグレーがいい感じ。お持ち帰り致しました。
 
 
Roramie_2しかし、巻いている時に気付いたのですが、よく見るとロットが違うのか、色目が少し違いました。
たまたま購入した「詰め合わせ」パックに入っていた糸が同じだったようなので、一緒に使う事に。
巻く時にかせくり器にかけて、1周の長さと巻の回数から、およその糸長を出しておきました。小さい方と大きい方のg/mがほぼ一致したので、行けたなと。
とはいえ、巻ものもあまり編んだ事が無いので、何メートルでどのぐらいの大きさのものが編めるかわかりません。
しかし、このロット違いの方も使えばそれなりのものにはなるだろう、てことで編み始めてみました。
この手のもの、ishbelを編む予定じゃなかったか??てところなのですが、またishbelを先送りしてしまいました…
大きさの使い勝手と、糸量、その辺もうちょっと慣れてから編むぞ~。
 

Lshell_f3指定より細い糸、小さい針で編んで、メリヤス編みと模様編みの配分をよく考えないまま、とりあえずメリヤス部分を4段増やして、模様編みに突入。
模様編みが7目一模様なのですが、これがパターンとぴったり合うようにするとなると、2段で6目増えていくので、最小公倍数?42目増やす=14段メリヤス編み足せばよかったんですかね…暑くて頭が回らなかったことにして下さい…(工学系だったことは秘密…)

ともあれ、模様の方は、裏編みが効いていて、立体的に見えて可愛いです。
 
 

Lshell_f2模様編みは文章とチャートがあるのですが、なんかチャートが本当に合ってる??てのがあって…私はそもそもチャートと合っていなかったので(1目足りない状態)、中央から追い出して模様を合わせていたのですが、結局文章の方を見て編み。
ロットが同じ糸を使い切りそうなところで、よい感じの大きさになって、しかも模様もパターン最終セクションとちょうど合う所まで来たので、エッジの模様編みに進みました。
それでも最終段で文章が怪しくなって、最終手前のチャート(ここは合っていた)と作者の写真を見比べて、うん、そうだよね…と納得しながら編みました。
 
 

Lshell_1最終段の伏せ目、裏から裏目の二目一度&目を左針に戻す、の連続で伏せる指定になっています。
これって、普通に裏目を編みながら伏せるのと仕上がりは同じだよな~と思いつつ、二目一度の方が手加減は狂いにくいのかも、とブツブツ言いながら指示通りにしました(裏編みキライ、夏糸裏編み正しく矯正中の身につき)
 
 
Lshell_2で、ブロッキングはと言えば、annisの時と同様、干物になって頂いてっと…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Lshell_3乾いてこんな感じ。
いー感じにツンツンが出ています。

ちょっと、三角の先端のところは、出しにくかったかな。しかし、これ、この部分のパターン自体が尖りにくかった感じです。辺の部分とはどうしても違ってしまうし。

広げてスチームアイロンで伸ばして、↑一番上の写真の状態になりました。 
 
 
 
 

Lshell_w3ショールとしては小さめなので、ブローチを使って留めています。
一応(貼るだけだけど…)自作…
この記事に載っていますね。またこういうのも色々作りたいんだけど、段取りが面倒でつい毛糸と編針の方に手が行ってしまいます…
 
 
Lshell_w2首周りたるんでおりますが&先端、椅子に寄りかかり過ぎてつぶれ気味ですが、後姿。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Lshell_w1だめ押し…
 
ラミーってふにゃふにゃした糸というイメージがあったのですが、この糸はぱりっと仕上がりました。
おかげさまでインチキブロッキングもばっちり決まりました。
毛羽立ちも、間違えて編み直すと少し出てしまいますが、何度もしなければ大した事無いでしょうし。
また使い込むとくたっとしてくるのかもしれませんが、それはそれで良さそうです。
色も、草木染めなので、市販の毛糸よりは抜けやすいのかな?と思うので、取り扱いに気を付けようと思います。

とても気に入った仕上がりになったので、持ってお店に行かなければと思っています。
いや、チビズが本当にうるさいんで(織り機に興味示したりで)、大変迷惑なんですけどね…

他にも色々な糸を購入したので、また使うのが楽しみです。
つーても勿体なくて使い道を厳選したいので、なかなか出て来ないかもしれません。


Comments (10)
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Annis shawl finished !!

2010-06-04 23:51:49 | FO shawls etc. 巻物類
Annis_f1
Pattern ; Annis from Knitty, Spring+Summer 2010 by Susanna IC

size ; Smaller - depth 30cm
yarn ; 1/10 silk / 10m/1g / 100% silk / about 24g (240m)
needle ; 4.5mm x 100cm addi lace circular for body and 5.7mm (japanese no.12) for cast on
tension ; ?
date ; from May 28th to June 3rd, 2010

ミーハー心、押さえられず…

Susanna IC様デザインのショール達(特にAbrazo)がとても素敵なので編んでみたいな~と思っていたのですが、パターンがちょっと高級(いや、7ドルかと思ってたら6ドル?じゃあ買うか…)なので、編む時に買えばいいか、と思っていました。
そんな時、friend activityで似た形状のものがknittyに発表された事を知る!!
早速糸を考えて、編み始めてしまいました。



Annis_1糸は、ヤフオクのitosennさん(糸泉)で数年前に購入したシルクです。
これから使うなら、シルクがいいかな~と思って…家にあるもので…
それで、作り目も、6mmがちょっと見当たらない(よく考えるとダイソープラスティックならあったはず…)のでダイソー竹12号で作り目。lace cast on(=knitted cast on)で。
どうもやりにくかったので、右手はそこら辺にあった金属の3号短針を使いました。
この作り目って、実は日本で言うところの「カギ針で編み付ける作り目」と同じですよね…
更に言うと、「緩ーく編んだ鎖編みのどこかを拾った作り目」ですよね…
前に何かを編んだ時に、うっかり針から外れてしまったのが、ただの鎖編みになっていて驚いた覚えがあります…
 
にしても、作り目して、さぁ編もう、って10号針(クロバー竹輪針?)を出してきたら、全然編めそうじゃありませんでした…
針が太くて、糸が細い時って、ものすごく編みづらいですよね?
一瞬、このまま無かった事にしてしまおうかとも思ったのですが、作り目363目を一生懸命何度も数えた事を考えると、何とか編んでやらねば、と思いました。それで、「どうせ作り目もちょっと小さい針でしちゃったから、4.5mmのaddiのレース針で編もう」と考え直しました。先端の形状が(ウチにある針の中では)最もシャープなので、引き揃え糸を編む時に特に力を発揮しています(Ishi様のおすすめ♪、しかし、今はknitproもありますから…持ってないので私は比較出来ません…)
 
 
Annis_2編み始めたのはいいけれど、今度は選んだ糸で後悔…
シルクでどうにも針から滑り落ちやすいし、目を落とすとはらはらとほどけるし…
更に、一段がものすごく長い…
よく考えたら、私はギザギザ側からスタートするショールなんて編んだ事がありません。
まぁ、rosaのフリルとかはすごい数の作り目でしたが、メリヤスだったしなぁ…
それでも、最初の段を編んで、最後にぴったりカウントが合った時には、奇跡かと思いました…
数を正確に数えるって、編物の基本だよね、と思う事がよくあります…
 
 

Annis_3それで、編み始めると、一段の途中で中断する訳にはいかないので、何とか集中して363目編む、を繰り返し…
模様自体は全く難しくなくて、12目一模様を1-12までもぞもぞ数えながら編めば間違える事は無いのですが、ちょっと集中力無くカウントせずに編むと間違えてたりで…
それでも何とか、玉編みまでたどり着いた様子。
ここでまた、「そう言えば私、玉編みが無理だと思っていたからスワロウテイルも編んでないんだよね?これは7目一度だよ…」と思いながら。
ここでも、addi laceでよかった~と思いました。他の針じゃ7目一度無理。スワロウテイルでも、カギ針使ったって色々な方のところで拝見したような(そして、無理、と思ったような)
更に、隣の目も間違えて拾って8目一度しちゃって模様がずれたりとかもありました…これは、シルクのせいかなぁ…まぁ、私が真面目に針の上の7目を数えていなかったというのもありまするが…
 
 

Annis_4そんな具合で何度も後悔しつつ、何とか18段のレース模様を編み終えたときは、本当にほっとしました。
しかしね、クシャクシャだし、これで模様きれいに出るのかな~て不安はありましたよ…
残りは引き返し編みしながら、メリヤス編みを編むだけ。
確かに、パターン自体には難しい事は何も無いのですが、色々と慣れていないので非常に大変に感じました…
 
 

Annis_5引き返し編み、指定はw&tもなんもなくて、ただ裏返して次の段で次の目を2目一度する事になっています。
ちょっとそれで綺麗に出来るのか?不安なのもあり、w&t追加の裏返して一目目を滑り目の、次の段でループを起こして2目一度にループを追加して3目一度的な編みにしました。
でもね、ラベでは、そんなの要らん、て書いてる方も居ますので…
 

Annis_6こんな感じで編み上がり。
このパターン、最後の伏せ目はそれほど緩くしなくてよいと思います。
にしても、棒針で同じテンションで伏せ止め(ではないんですが)していくのが難しかったので、ここは7号カギを使って処理しました。パターンの指定は、丁度、目に針を入れながら引き抜き編みをするのと同じ形状だと思います。
もうちょっときつめでもよかったかもな~…

 

Annis_9ブロッキング前の幅は27cmほどでした。
ま、総レースではないので、そんなには大きくならないかなと思いつつ、比較のため測定。
 
 
 
 
 

Annis_10その後、flower basket shawlの時と同様、干物にするため、最初の段の3目一度の真ん中に捨て糸を通して、結びました。
fbsの時は、洗った後輪針に通したんですよ。
しかしね、かなりスカスカだし、洗った後はメチャクチャになる事が予想されたので、今回は先にやりました。
 
 
 
Annis_11エマールを入れた洗剤で軽く洗いました。
目のそろい具合も今ひとつだったので、揃うといいなぁと本体もレース部分もちょっと引っ張ってみたりして。
長時間浸すと色が落ちてくるので(シルクは色が落ちやすいですよね)手早くすすいでぎゅっと手で絞りました。
大したボリュームが無いので、タオルで水分取ったりもしませんでした…
そうそう、はかりで計ったら24グラムしかありませんよ…
すけすけでどうなのかな~てのもありました…
 
 

Annis_13半分乾いた位で外そうかな~と思っていたのですが、駄目駄目さんはこのまま一晩越してしまいましたよ…昼間に洗った意味無し…
 
 
 
 
 

Annis_14糸を外した様子。
これでちゃんと出来るのかな~と思いつつ… 
 
 
 
 
 
 
 
 
Annis_15おそるおそる広げてみた様子。
おお、何とか行けてるのでは?
つーか、私にはこれで十分なのでは??
お洗濯する度にピン打ちなんてやってられませんよ。ただでさえ子供抱っこした時に鼻水とか付けられますからね…(チビ2)
 
 
Annis_16普通にスチームアイロンで形を整えました。
 

 
 
 
 
 
 

Annis_18拡大したところ。
引き返しの目の見え具合はどうなのかな~パターン通りだとどうなるのか、やってみてないのでわかりません。
nuppも水通ししたらぐじゃぐじゃだったのが落ち着いてくれて、よかったです…
 
 
 

Annis_19ブロッキング後の幅は、30cmでした。
パターンには16インチと書いてあるので、40cm?
針を下げた分、ちょっと小さくなってしまいましたが、私の糸でこれ以上スカスカなのは無い感じなので、ちょうどよかったのでは?と思います。
 
 
 
 
 
Annis_w1早速、家撮りですが、巻いてみました。
かなり薄手に(というかぺらっぺら)な仕上がりなので、何とも言えませんが…
実用的とはあまり言えない仕上がりになってしまったかも。
しかし、色は結構気に入っているので、おしゃれ用によいかなぁ…

 
 
Annis_w5模様もかわいいし、この三日月型というのかな~気に入りました。
やっぱAbrazoも買うかな…
Little leaveの方もいいですよね?ビーズ入りだし…(Abrazoもだけど…)これはかぎ針で入れるのかな?
でも、頑張ればぱくれるかな…買って、引き返し部分が全く同じだったら、損した気分になるような気がします(せこい…)

巻いたところ、ラベにもう少し余計に入っています…(shareしない…酷)
 

ショール経験が少ないのですが、いくつか気になった事。
ギザギザの方から編んだ方が、とんがりが出しやすいのかどうか?
レースの作り目は、作り目の緩さを針の太さで調整しやすいですよね。一方、中心から編んで伏せ目でギザギザを作るタイプは、ユルユルに伏せても、伏せの形状がレースの作り目と同じ伸ばしやすい形状に出来るのかどうか?てのがあるし…
あと、ラベで「作り目は糸を2本どりにする」と書かれていた方がおられたのですが、確かに~レースの作り目をユルユル針でするのはかなり編み始め頼りなかったです。そうそう、私過去にレースの作り目を輪針でやってごっちゃごちゃになった事あるんですよね。ちょっと忘れていたので、もし輪針で作り目してたらなぁとぞぞっとしました…
2本取りは、でもウール系なら洗ったりすると馴染んでよさそうですが、シルクとかでは何かイマイチのような気がします。どうでしょう??

経験ある方、どうか今後のためにアドバイスお願い致します…

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Damson shawlette finished!!

2010-05-10 13:46:37 | FO shawls etc. 巻物類
Dams_w2pattern ; Damson from Whimsical Little Knits 2 by Ysolda Teague

size ; ?
yarn ; Hasegawa Corporation silk cotton code / silk 50% cotton 50% / 150m/50g / 2 balls
6 strands of silk from LINEAPIU for contrast
needle ; 4.5mm addi 100cm lace circular
tension ; ?
date ; from 14th to 23th April, 2010

ysoldaデザインの巻物は、ishbelを編みたいと随分前から言っていた気がするのですが、急にこちらdamsonを編んでみたくなりました。

というのは…そのねぇ、糸を買う言い訳ですよ。
シルクハセガワさんで色々買いたいものがあって、でも買いたいもの全部買うと大変なことになるから、自分なりに厳選するわけですよ。一通り見ているうちに、こちらのシルクコットンコードがとても気になってきました…しかし、色も質も画面だけでは自分の思っていた商品イメージと合うとは言えないし、てことで、とりあえず1セット買ってみようと思いました。

Skcode_1Skcode_2紫、というよりはキャビアみたいな色っていうんでしょうかね。シックなよい色合いだと思います。
シルクの光沢がなんとも言えません。
 
一応、買うからには何を編むか決めておこう、と思いついたのが、何故かdamsonでした。デザイナーの使っている糸の色のイメージがなんとなく近いような気がして(いや、全然違うけど)

しかし、注文してから、指定のウエイトが全く違う事に気付きました。
そのため、またラベの皆様のノートを見まくって、dkウェイトで編まれた方を探しました。私のプロジェクトの右下に浮輪マーク付けまくったので、興味があればそちらから見て下さいませ。いや、本当にね、人気のパターンでは、自分の知りたい事が書いてあるのを見つけるのが大変ですよ。2000も見られるわけがないし…
あ、レースパネルの部分に素敵な透かし模様を入れていた方も居て、やはり浮き輪付けておきました…今回は追っかけ見送りましたが。
 
dkウエイトの目数段数を真似しても、やはり糸が足りないかな~と思いつつ、買い足しても残りをどうすべきか思いつかなかったので、購入した1単位100gで済ませようと決意しました。
 
 
Damson_1編み始めのところ。
いや、私、パターン購入するまで、どんな形のショールかも知らなかったんですよ…
買ったら益々興味が出て、いそいそと編み始めました。

それにしても、このシルクコットンコード、慣れるまでは糸割れがもの凄く厳しかったです。Z撚り。更に繊維がとても細いので、私のささくれにひっかかりまくるし…(いや、糸のせいじゃないけど…)
それでも慣れると、編みやすい糸だと思いました。編地はとても美しいし、仕上がりが楽しみになってきました。
 
 

Damson_2結局、糸はちょうどエジングの分間に合いませんでした。
最後のガーター編みを編む分は糸があったので、その段で伏せてしまってエジングは省略してもよかったのです。しかし、色がちょっと寂しかったのと、エジングがどうなってるのかと興味があったのとで、手持ちの色が合いそうなシルク糸を引き揃えて編みました。
 
ブロッキング前の、あんまり萌えない画像です…
 
 

Damson_3こちらがブロッキング後の画像。
といっても、スチームアイロン使用です。
濃色で色落ちがどうかなぁと思ったので、とりあえず水通しもしていません。
ハセガワさんの注意書きだと、基本ドライクリーニングだし、洗うとしても短時間でという感じですよね…失敗すると痛いので、スチームアイロンで手軽に済ませました。
 
 

Damson_4
Damson_5色をうまく写すのが難しいのですが…
目のそろい具合は怪しいですが、とてもしなやかで光沢感のある編地ですよ。また、編地の目の方向によって面(パネル?)が強調されるというか…この糸でこのパターンを編んでよかったなと思いました。
 
全体の形はハート形というのかなぁ…肩にかけやすいしかわいいし、裾のレース模様も丸みをおびていいですよね。決して難しい組み合わせではないのですが、うまい!という感じ。ysolda様はこういう服飾デザインを色々勉強されてるのだろうな、と思いました。ショールの形なんて、どんなのがあるのか知らないよ~ってところです…
 

Damson_6このエジングの穴をうまく開かせるのが、スチームアイロン(つまり手で広げる)ではちょっと大変でした。スチーム熱くてあぶないし。にしても、これ全部ピン打ちは大変過ぎるし、1本のピンだと尖ってしまって三角のエジングになっちゃいそうだし、微妙ですよね。。。
 

 
肩にかけたところは最初に持って行ってしまったので、その他アングル。
 
 

Dams_w1ただ肩にかけただけの状態。
落ちにくい形だとは思いますが、ショールピン使ってもまたよいと思います。
実際、公園散歩する位では落ちませんでした(走っては居ない…)
 
 
 

Dams_w3斜めにずらして巻いてみても、また模様のところがよい感じです。

 
 
 
 
 
 
 

Dams_w4前に持ってきて、くるっとした様子。
端のところの重なり具合がかわいいです。
エジング問題、色が合ってるのかも微妙?と思っていたのですが、この巻き方だと色変えたのが生かされてるかも。
糸が足りていて同じ糸で編めていたら、もう少しシックな仕上がりだったのかな~と思います…
 
 
そんなわけで、このデザインもの凄く気に入ったので、また何かいい糸あったら編みたいです。
どうもね、ysoldaファンはこれとishbelを何枚も編んでるみたいなんですよね。なのでプロジェクト数が凄い。
そして私もすっかりその皆様に納得致しました。確かに、わかりやすくて編みやすいし、仕上がりもよいので、プレゼントとかにも最適な感じです。

次の巻物こそishbelを、と思っているのですが、その前にflower basketをもう一枚編んでしまうかもしれません。

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tweedy flower basket shawl finished !!

2010-04-24 11:20:12 | FO shawls etc. 巻物類
Twfbs_6
pattern ; flower basket shawl by Evelyn A. Clark

size ; ?
yarn ; 1 strands of 1/42 LINEAPIU DALMAR in graysh pink tweed about 85g,
2 strand of cashmere wool 2/60 in pale pink about 23g
totally 3 strands held together.
needle ; 4.5mm addi 100cm lace circular, 5mm and 5.5mm
tension ; ?
date ; from 3rd to 10th March, 2010

daybreakを編んで、巻物編みの楽しさを知りました。
人気のcitronを編みたいなぁ~とラベリ内を色々さまよっているうちに、flower basket shawlに当たりました。
以前から編みたいと思っていたパターンでした。spun DKで編まれたmary様のを見せてもらった時に、とても素敵だったし。
ちょうどイメージの合うツィード糸(コーン…)を入手したばかりだったので、その糸編んでみたいというのもありました。


Twfbs_1とは言え、太さが足りないかな、というのと、色味が暗過ぎるかな?というので、手持ちの(使わねばならない)極細カシミヤ混ウール2本合わせてみました。
 
 
 
 

Twfbs_2かえってまだら感が出てしまったかな?とも思うのですが、少し風合いがよくなったようにも思えたので、そのまま気にせず進行。

しかし、最初はどんどん段数が進みますが、目数が増えるにつれて進みが遅くなりますよね?
皆様の三角ストールとの格闘記録をぐぐりながら、楽しく?編んでいきました。
この、右上三目一度もね~ただの二目一度と比べるとなかなか進まない感じがして辛かったのですが、模様の見え具合が気に入っています。中上三目一度とまた違うニュアンスですよね。
 
 
Twfbs_3気付くとパターン指定の模様の繰り返し数を超えていてました。しかし三角ストール未経験なので、どういう大きさにしたらどういう使い勝手なのかがよくわからず。ブロッキングで伸びるだろうと思いつつも、どの程度伸びるものかも予測出来ず。確か深さ50cm強位に編み終わったような気がします。

ラベのノートで、最後のセクションを針を上げて、伏せ目は更に針を上げて、と書いていた方がおられたので、真似してみました。しかしこれもお初なので、比較は出来ません。

その次は問題のブロッキングですが、かねてからやってみたいと思っていた方法をとってみました…







怒らないで下さいよ。 
 
 



 
 

Twfbs_4干物か?ってところなのですが…

コーン巻き糸なので、またエマール系で洗って、脱水機で軽めに脱水(水が垂れないように)その後、角の部分に細い輪針を刺して、輪針ごと洗濯バサミに吊るして干しました。
8割方乾いたところで、外して、スチームアイロンで形を整えました。


 
 
Twfbs_5こんな感じに。
先のとんがり具合はまあいいのではないでしょうか?
よく見ると、トップの画像のように、とんがりの先が一方向(輪針を突き刺した方向に)に傾いています。
もっとガンガンにスチームしたり(必要に応じて霧吹きで濡らしたり)すれば修正出来たかもですが、ちっちゃいことは気にしない~なのでそのままです。

ワイヤーを張ったり、ピンを打ったり、そもそもその場所を確保するのが私にとっては難しいので、手抜きでそれなりの結果が得られたのはよかったと思います。しかし、本当のレースウエイトの糸やモヘアなんかだったら、この手は通用しないですよね…どうしようかな。
 
 

Twfbs_7模様もかわいいし、ネップの出具合もとてもよいです。

ブロッキング後のサイズですが、実はあまり変わりませんでした。1割以下位伸びたかな?てところで。糸がツィードなのもあるかもですが…いや、干物で手を抜いて、あまり引っ張れてないせいかな…ぶら下げる前にそれなりには伸ばしたんですが。
なので、予想より少し小さめの仕上がりになったというか…

巻いたところはまた別途アップします。

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DAYBREAK FINISHED !!!

2009-09-14 11:14:36 | FO shawls etc. 巻物類
Db_11Daybreak by Stephen West

size ; medium
yarn ;
Mama Llama Pure Cashmere
366m/53g(my skein) / hurricane
about 30g (220m)
2 strands of 2/26 cashmere
gray about 48g (312m x 2 strands)
needle ; 3.6mm (Japanese no.5)
tension ; 23 sts
date ; from 3rd to 12th September, 2009

急に思い立って、ショールを編みました。

Db_7friend activityで一目惚れ致しまして。パターンが8月に出るというので楽しみにしていました。
巻物系は四角いものしか編んだ事がなくて。どこかで「三角のショールってどうやって巻くんだろう?」みたいな記述を見た事があって、私も同感で。何かでとめないと肩から落ちやすいだろうなと。
その点、こちらのショールは楕円形というか細長い形だから巻きやすいのかなと。
更に、私の大好きなストライプですよ。

Db_y1待っていたとはいえ、ま、そのうちいい配色を思いついたらでいいや~と思っていた(というか初ソックヤーン注文してみたり…)のですが、急に、去年お友達から譲って頂いた素敵な糸のことを思い出しまして。
で、周囲の話題も、新しいkim本のvivienne用にと、カシミヤ糸選びで盛り上がってましてね。
なので、私も急にカシミヤ糸が編みたくなった訳です。
 
Db_y2手染めのカシミヤ糸なのですが、シックなブルーに時々ピンクっぽい紫が浮かび上がって、とてもかわいいです。
去年は、feather and fan comfort shawl辺りに合うかな?と思っていました。
カセを広げてみて、その繊細さに感動して、かせくり&まきまきにかけるのが惜しくなり、そのまま手巻きしました。まきまき買ってから手巻きなんてずっとやっていなかったけど、毛糸の風合いと色の移り変わりをゆっくり楽しめたのは新しい発見でした。

Db_1そんなわけで、この手染めカシミヤのかわいさに萌え萌えになってさくさくと編み進み。
そして、この糸、色が可愛いだけじゃなくて、風合いもね、プクプクした弾力があってとてもいいのです。
微妙な色出しを邪魔しないように、手持ちのグレーのカシミヤを2本取りで配色しました。
 
Db_2しつこく感動を強調…

ラベで、「メガなショールが必要でない人は、mediumで十分」みたいな事を書かれていた先輩がいたので、サイズは中にしました。
カシミヤ糸を使い切って、大判もいいかなと編んでいる途中では思ったのですが、何と言っても初めてのショールなので、普通サイズが何かといいだろうと判断。30gほど使用。

Db_3そしてこんな感じで編み上がりました。上の写真↑はブロッキング後です。
 
 
 
 


Db_4変更した店はほぼ無いのですが、パターンの中に「エッジがきつくなりやすいから、緩くね」と書いてありました。といっても、増し目はmake oneを使って書いてあります。この方法、私は周囲の目がキツくなるので普段から好きではありません。なので、掛目を使って増目し、次の段でねじり目にしました。ちょっと緩くなりすぎかなと編んでいる時は思ったのですが、広げてみるとそうでもなかったです。
 

Db_6ブロッキングは~まずグレーの方が工業用コーン巻き出身なので、洗いは必須です。本当は熱いお湯でごしごし洗って油を落とすのが良いのでしょうが、繊細な手染めカシミヤちゃんをそんなハードな環境にさらすのは気が引けました。なので、少し熱めのお湯にエマールを入れて、外周のグレーの部分のみ強めに手もみしました。
こちらは、洗う前の写真
 

Db_10洗った後はこんな感じ。ふわっふわではないけどまぁまぁこんなふんわり感でとりあえずいいかと。
 
 
 
 
 


Db_8結局、ブロッキングとはいっても、洗ってタオルで水気を取って平干しで乾かしただけです。ピン打ちとかは経験も無いのでやりませんでした。まぁとんがり系じゃないのでそれほど真面目にやらなくてもいいかなと。乾いてからスチームを当てて形を整えました。
 
 

Db_9この編み始めの所の微妙な広がり具合が何とも言えずいいデザインです。
  
 
 
 
 
 
 
Db_13あまりに好みの感じに仕上がったので、デザイナーの写真を真似っこしてドアノブに掛けてみたり…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Db_12巻いた時に、このmama llamaさんカシミヤが首の所でとろとろプクプクふわふわでとても気持ちがいいです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Db_w1外でnunaに撮ってもらいました。
 
 
 
 
 
 
 
 

Db_w2まだ巻物を使うには暖かい気候なのですが、あまり夏らしくてもアレなので、とブーツを引っぱり出してきました…
お天気よかったから、やっぱ暑苦しそうかも…
 
 
 
 
 
 
 
 
Db_w3前の垂れ具合はこんな感じ。
軽く結んでも良さそうでした。
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 

Db_w4私は、実際はこの形で巻いて使う事が多いと思います。
 
 
 
糸もデザインも最高に良かったので、本当に楽しくささっと編んでしまいました。H様、素敵な糸を本当にありがとうございました。自力では絶対にこんな糸に出会えませんでした。

巻物デビュー、よい形で達成できてよかったです。カシミヤ欲もとりあえず満足させたし。(続くと思うけど…)
本当は夏にリネン糸でishbelを編んでデビューしたかったのですが、手が回らなかったんです。
しかし、冬用のishbelも編みたいな。
巻物の優先順位がなかなか上がってこなかったのですが、これに味を占めて、今後の展開がちょっと変わってくるかもしれません。

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crochet scarf finished!!

2009-02-13 23:49:14 | FO shawls etc. 巻物類
Crosk_f1Pattern ; #33 マフラー from パピー発手編みの本 vol.2

yarn ; silk mohair about 1/9 / about 83g / 2 strands held tog.
hook ; 5mm (Japanese no.8)
tension ; 16 sts x 8 rows in pattern
date ; from January 28th to February 3rd, 2009

かぎ針編みの苦手意識を克服しつつある中、このままかぎ針熱を止めてはいけないと、以前から編んでみたいと思っていたマフラーを編んでみました。
元ネタではページの真ん中にちっちゃな写真があるだけです。でも、モヘアのフリンジの感じがとても気になっていました。
 
パピー発 手編みの本 VOL. 2 (Teami book)パピー発 手編みの本 VOL. 2 (Teami book)価格:¥ 1,050(税込)発売日:2003-08-31
この本から続いて(?)いくつか編みたいものがあるので、パターン登録しておきました…

 


Crosk_2糸は、黄色いところで3年前位に購入したシルクモヘア。指定の通りに2本取りにしています。
色違いをGENEVA-ish long cardiganに使いました。で、こちらの色はそのパピー発手編みの本vol.2の写真と色が近いように見えたので、是非これで編もうと思っていたのです。
 
 
Crosk_1フリンジ付け、やってみたかったのです。
姉の短大の課題マフラーを手伝った時以来のフリンジ付けと思われます。
指定だと、6本取りを半分に折るということでしたが、それでやってみたら全然ボリュームが足りなかったので、その倍に増やしました。
こういうのって、糸がたくさんあると惜しげなく使えますよね。市販の毛糸ではなかなか…
 
これと、1個上の写真は水通し前。既にふわふわでいい感じでしたが、フリンジが切りたてのボサボサな感じですよね。このあと、ドライクリーニング用の洗剤で洗いました。
 
 

Crosk_f2模様は、ネット編みにボブルが入ったすごく単純な模様。でもこれがまた結構気に入ってしまい。
2本取りのシルクモヘアのふんわり感と光沢にかなり萌え。
 
 
 
 
Crosk_f3水通し後は、トップの写真とこちらのように、フリンジがくたっとしてすごくいい感じ~
なんでもっと早く編まなかったんだろう?ってぐらい、滅茶苦茶気に入りました。
 
 
 
 
 
で、巻いたところ。
 

Crosk_w3パターンの写真のように襟元でクシュクシュさせたかったのですが、3回巻きにちょっと無理がある感じ…
ネット編みで伸縮性があるんでしょうね。一応これでもきちんと止まっています。
で、結構暖かい(これ重要…)
 
 
 
Crosk_w2普通にゆったり巻いてもいい感じです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Crosk_w1で、chunky printの帽子と合うかな~と思ったのですが、やっぱりこの帽子を大きく編み直したい気持ちで一杯になっただけでした。でもどうすれば?トホホ。

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2006年、明けまして

2006-01-03 18:26:57 | FO shawls etc. 巻物類
皆様、本年もよろしくお願い致します。

年末年始と家にいるので更新したかったのですが、新年の更新に画像無しは寂しいし…と、もう3日になってしまいました。そして、やっとMAKIが完成したので更新できます。
Maki_finpattern ; ROWAN36 / MAKI SCARF
yarn;2/10 mohair (lineapiu)
weight; about 60g
size; about 154cm x 29cm
crochet hook; japanese no.6
date ; 2 January 2006
英語かぎ針デビュー用にと編んでみました。
糸は、オークションで購入したlineapiu社のモヘアで、少しグリーンがかかったようなグレーっぽいブルーで少しメランジ調になっています。苔青って感じです。手触りは、編んでいる時はかなりいいと思ったのですが、首に巻くと普通です。ホビーラホビーレのファインモヘアの方が良いです(比較対象がこれしかない…去年キットのマフラーを編んだので)
パターンは、うん、モチーフの繰り返しなので、簡単ですよ。しかしモヘアのかぎ針編みはほどけないので間違えてはいけません。私は一度ぼーっと編んでいて5角形を編んでしまいましたが(最後の段で気づくなよ…)全くほどけませんでした。それから、かぎ針はいつもゲージきつめなんだな~と油断していたら、モヘアが細いせいかいつのまにか緩くなっていて所定の枚数より3枚少なくして終了しました。それから、縁編みですが、随分ふりふりだな、と思っていたらフリルの量が倍入っていました。編み終わってから気づくなぁ~…しかし使用に差し支えがあるわけでないのでまぁいっかぁと。それから、糸始末。糸端がものすごくいっぱい出るのです。失敗したのは、始末する前にアイロンをかけてしまった事。アイロンをかける前に糸を入れ込んでしまった方がやりやすかったはずです。
Maki_friこれが、間違えたフリルです。ヘイズだったら間違えて糸足りないしほどけないしでかなり悲しかったはず…(でもR&Jjapan店長日記で2玉では足りないとあったから、さすがに3玉あれば多少間違えても足りるのかも?)

Maki_wところで、このマフラーのサイズですが、びみょ~な感じがするんですよね。半分に畳むと、3列に並んでいるモチーフが中途半端で、とはいうものの36号の写真では半分に畳んでいるように見える…とりあえずふんわりくしゃっと巻いてみればいいのか?という事にして、左の写真を撮ってみました。家では、札幌的に(寒さ対策)マチ子巻も評判良かったです。色が色だけにムンクみたいでしたけど。どなたか編んだ方がいらっしゃったら、どのように巻いているか教えてください。

そして今は羊と戦っているのですが、よく考えてみればポケットも穴が空いているだけで編んでいないし、色々細かいところに時間をとられる面倒くさい作品のようです。ちょっと飽きて(疲れて)来たのですが、やめると一生完成しそうにないのでなんとかねじ伏せようと思っています。早く終わらせて自分のを編みたいです…


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