『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
---THE IRON LADY---
2011年(イギリス)
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ 、 ジム・ブロードベント 、 オリヴィア・コールマン 、 イアン・グレン、 リチャード・E・グラント、 アンソニー・ヘッド 、ハリー・ロイド 、アレクサンドラ・ローチ
---THE IRON LADY---
2011年(イギリス)
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ 、 ジム・ブロードベント 、 オリヴィア・コールマン 、 イアン・グレン、 リチャード・E・グラント、 アンソニー・ヘッド 、ハリー・ロイド 、アレクサンドラ・ローチ
主演のメリル・ストリープがみごとアカデミー主演女優賞を獲得した伝記ドラマ。
男勝りの決断力とリーダーシップで“鉄の女”の異名をとった英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を家族との関わりを軸に描き出していく。
孤独な晩年を送る86歳のマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ )。
すでに他界した夫デニス()の幻想を相手にしてしまうこともしばしば。
そんな彼女は、ふと自らの人生を振り返る。市長も務めた父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは、やがて下院議員選挙に立候補するがあえなく落選。
失意の彼女を実業家のデニス・サッチャーが優しく励まし2人は結婚。
子どもにも恵まれ、幸せな家庭を築くが、政治への意欲を失わないマーガレットは、ついに下院議員への当選を果たす。
男たちが支配してきた世界に飛び込んだマーガレットは、様々な困難に強靱な意志で立ち向かい、着々と政界での地位を高めていくのだが…
(allcinemaより)
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メリルの役作りに圧倒されました。
この方、スゴイ・・・。
メリルの演技とメイク、これに尽きる~~。
そして、まだご存命であるのにこういう映画が撮られ、世界中で公開、そしてヒットするという事が本当に驚きです。
2008年にサッチャー元首相の認知症が進んでいることを娘のキャロルが語ったのだそうです。多分報道されていたと思うのですが、私は記憶がなく、映画の冒頭からショックでした。
映画は、老いたサッチャーが若い頃の活躍を思い出すように綴られていきます。
その当時のイギリスの時代背景なども垣間見られますが、私はもっと背景描写があるのかと思っていました。
サッチャー女史の功績を見る映画ではなく、彼女の生き方を見る映画ですね。
女王陛下のお国なので、女性首相もあり得そうですが、現実は本当に大変な事だったわけです。
メリルがあの鉄の女に値する演技を見せてくれたことにも感激でした。
う~~ん、サッチャー女史よりメリルという女優に力が入ってしまった私です。
そう、メリルが凄かった~~~。
メリルの演技とメイク~!、、、だけ、、、だったかぁナ、、、のような(笑)。
もっと時代背景とサッチャー女史の活躍の対比が見られるのかと思ってましたヨ。
孤独な面は彼女の"影"の面。あまり知られない部分 あるいは知られたくない、知る価値がない部分だってあるから・・・
ストリープ演技は さすが女性版デニーロと言われるほど役のリサーチ振り。彼女の演技にデニーロも認めるのも 当然だなと 思いました。
とある偉大な親を持つ七光り子ども特集で
サッチャーは 双子の息子と娘で 息子"マーク"を溺愛して "娘"キャロルは そっちのけのえこひいき愛情だったそうです。
息子のマークは甘やかし放題が災いしたのか
アフリカ大陸の 「パリ・ダカール レース」で行方不明になった際 サッチャー首相は あわてふためき、国家予算の日本円で2億円つぎこんで捜索したら レースを勝手にリタイヤして 砂漠の中 テント張って のほほんと待ってたそうです。 そして 母マーガレットに対し、
「SORRY、MOMMY」 (ママ、ごめんな~) と新聞の見出しになっちゃいました・・・・
アホ・・・・(><)
この騒動が きっかけで、イギリス中が マークのろくでなしぶりが表面化し、サッチャー首相にイギリス国内中から非難を浴びたんです。
育て方を間違えた サッチャーの汚点・・・
でも、そういうのも ひっくるめて "サッチャー"なんです。
鉄の女、サッチャー女史には息子に甘い母親という面があったのですね。
息子マークは時々メディアを騒がせたようですヨネ。。。
色々教えて下さってありがとうございます。
映画を見てからのサッチャー女史への印象が変わりました。
ブログの記事にして、いろいろお話しを聞いてますます印象が変わりました。(^_^;)
おっしゃるように、それがサッチャー、、、なんですね。