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罪の声

2023年01月07日 | こんな映画見ました~(邦画)
『罪の声』

2020年(日本)

監督:土井裕泰
出演:小栗旬、星野源、松重豊、市川実日子、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子

実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描き、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士のミステリー小説「罪の声」を、小栗旬と星野源の初共演で映画化。

平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。
その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。
なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。
そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決人で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった。

新聞記者の阿久津を小栗、もう1人の主人公となる曽根を星野が演じる。
監督は「麒麟の翼 劇場版・新参者」「映画 ビリギャル」の土井裕泰、脚本はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子。
第44回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。(映画.comより)

        
        
-------私のひと言-------
 
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この映画の『ギン萬事件』は『グリコ森永事件』の事です。
『グリコ森永事件』は1980年代の事件ですから、もちろん私もニュースで知っています。
グリコと森永のお菓子が店頭から消え、社員や奥さんたちが自分たちでお菓子を袋詰めにして駅などに立って売り歩く姿をニュースで見て、心が痛みました。
そんなことでネットで『グリコ森永事件』を読み漁っていましたので、記事アップが遅れました。
 
これは未解決事件で、映画は事実に基いて描かれています。
事件の脅迫に子供の声が使われたのも事実で、その子供たちの苦しみを映画にしています。
小栗旬、星野源が好演しています。特に星野源の演技に心打たれました。
 
その事件をWikiってみました。事件の終息と言う部分をコピペしておきます。
 

Wikipedia---事件の終息
1985年8月7日、ハウス食品事件で不審車両を取り逃がした滋賀県警本部長が自身の退職の日に本部長公舎の庭で焼身自殺をする。
遺書は残されていないが、一般に失態を苦にしたものと解釈されている。
本部長はノンキャリアからの叩き上げであった。

8月12日、犯人側から「くいもんの 会社 いびるの もお やめや」との終息宣言が送りつけられた。
理由は、その5日前に自殺した滋賀県警本部長への香典代わりというものだった。

脅迫状の届いた会社の一つであったハウス食品工業社長の浦上郁夫は、事件の終息を同社創業者で先代社長である父親の墓前に報告するため8月12日に日本航空123便に搭乗、その墜落事故で犠牲となった。

この終息宣言の後、完全に犯人の動きがなくなった。

1994年(平成6年)に江崎グリコ社長誘拐事件が公訴時効になり、捜査本部の体制は大幅に縮小される。
さらに2000年2月13日0時に東京・愛知で青酸入りの菓子をばらまいた2件の殺人未遂事件とこれにかかわる28件すべてに公訴時効が成立した。
事件の捜査に関わった捜査員の延べ人数は130万1千人、捜査対象は12万5千人と言われる。

 

 

 


 
コメント (4)
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