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隠された日記 母たち、娘たち

2011年04月12日 | こんな映画見ました~(洋画)
『隠された日記 母たち、娘たち』
---MERES ET FILLES
  HIDDEN DIARY---
2009年(フランス/カナダ)

監督:ジュリー・ロペス=クルヴァル
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、 マリナ・ハンズ 、マリ=ジョゼ・クローズ

祖母、母、娘三代にわたる女性たちそれぞれの悩みや互いの愛憎を、祖母の失踪の真相というミステリー要素を盛り込みつつ繊細に綴る女性ドラマ。

カナダで働くオドレイ(マリナ・ハンズ)は久々に帰省し、フランスの片田舎アルカションにある実家へと戻ってくる。
仕事に情熱を傾けていた彼女は、結婚するつもりもない相手との子を妊娠してしまい、不安と葛藤を抱えていた。
両親と再会を果たすも、医者として忙しく働く母マルティーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ )とは、なぜかいつもギクシャクしてしまい妊娠のことも打ち明けられない。
オドレイは実家を離れ、祖父亡き後は空き家となっていた海辺の家で寝泊まりすることに。
そして、キッチンの戸棚の奥に隠されていた古い日記を発見する。
それは、50年前に突然失踪した祖母ルイーズのものだった。
母は今もなお、自分を捨てた祖母のことが許せず苦しんでいた。
ところが日記からは、子どもたちへの深い愛が伝わってくるのだった。が、それと同時に、彼女の秘めたる苦悩も綴られており…。
(allcinemaより)

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最後までいい緊張感がある見応えのある映画でした。
祖母、母、娘三代の葛藤がシーンを順々に廻り、それぞれの女性のあり方を浮き彫りにしながら綴られていきます。
 
3人とも女性の生き方が時代によって繁栄されており、母は祖母の生き方に、娘は母の行き方に反発しながらも自分の生きる道を求めたのです。
最後に大きな謎が明らかになり、心が溶けていくあたりカトリーヌ・ドヌーヴが良かったです。
カトリーヌ・ドヌーヴで「シェルブールの雨傘」がすぐに思いつくのは、私と同世代ですね(笑)。



コメント (2)
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