人に好かれる方法(基本編)②

2005年03月22日 13時52分35秒 | Weblog
とにかく話を続けて場を盛り上げよう!

 会話下手な人は、どうしても話が途切れ途切れになってしまい、相手に悪い印象を与えていることが多いのです。相手から何か話し掛けられたときに、「そうですね…」とだけポツリといって、あとは気まずい沈黙が流れたままになるわけです。(^_^;)
 このような空気では、良いコミュケーションはとれるはずもありません。仮に面白いネタやギャグがなくとも、せめて楽しい雰囲気で会話をしていれば自然と笑いは溢れてくるし、そういう状況をつくるにはまずは話を続けることが大事になってきます。
 お昼の番組『ごきげんよう』の司会者、『小堺一機』も、「トーク番組をうまくやる秘訣は?」という質問に対して、「とにかくしゃべること!」と、答えていました。内容がつまらなくても、ギャグがすべってしまっても、とにかく場に沈黙をつくらないことが大切なのです!(重要!)

 沈黙は盛り上がりを止め、時には重い空気を発生させます。そのため、ギャグがすべり沈黙ができても、「すべってしまったよ!」などと笑いながらフォローを入れ、それを引きづらないようにする必要があるのです。これは日常会話でも同じです。
 例を挙げましょう。
 仮に「タレントのA君って素敵よね」と、相手から話し掛けられたとします。
 それに対して、「うん、本当素敵よね。でもA君もいいけど、B君も素敵よ☆」などと返せれば、話を続けることが楽になります。
 さらに余裕があれば…、
「A君で思いだしたけど、A君の番組を見ながら料理していたら、つい見愡れちゃって、間違って包丁で指を切ってしまって大変だったわ」
「それは大変だったわね。でも私なんてA君のこと考えながら料理していたら、つい味噌汁の中にイチゴを入れちゃったわよ。でも酢豚にパイナップルが入っているくらいだから、似たようなものでしょうけど」
「それって全然似てないわよ。ワハハハ」
…と、内容を広げていけると会話は楽しくなってきます。(^_^)

 なにやら、団地の奥様方の井戸端会議のようにも思えますが、話を続けるという意味では、井戸端会議も参考になる部分が多いのです。周りから見れば「どうでもいい話で、よくしゃべるな」と思うかもしれませんが、それくらい長く話せる技術がなければ話を盛り上げることは難しいのです。
 ただ、そうはいっても「性格的に内気で上手に話せない」という人も中にはいるでしょう。そういう人は、別に無理して面白いことをいわなくてもいいので、最初は「笑顔で少しでも長く話を続ける」ということを意識することです。話し下手だからといって、それに甘んじていては、自分に悪気はなくても相手には「この人とは話しづらいな。もしかして私のことを嫌っているのかな?」といった誤解を与えてしまうことになります!そうならないためにも、これといった話がなくても適当な話題を見つけ、積極的に自分から話し掛けていく努力をすることが必要です。(重要!)

 では逆に、自分が話し下手な人を相手にする場合はどうすればいいのでしょう?
 話し下手な人は、どうしても「はい」とか「そうですね」と答えるだけで、そのまま話を切ってしまうことが多いのです。こちらがいくら話を振っても話題が広がらず、流れも不自然になってしまいます。
 それを防ぐためのテクニックの1つに「はい、いいえでは答えられない質問をする」というのがあります。例えば「好きな映画はどんなジャンルなの?」とか、「休日は何をしているの?」などです。こういった質問なら、相手は嫌でも何か答えなければなりません。
 仮に「SF映画が好き」と返事があれば、あとはその流れで「どんなSF映画が好きなの?」、「あの映画のあのシーンはいいよね!」、「あの俳優は別な映画にもでていたよね」など、いくらでも話を広げることができます。また1つの話題に集中して会話しているので、流れも自然で重い空気を感じることがありません。
 どんな相手とでも話せるようになるには、こういった「相手から話を引きだすテクニック」を上手に活用する必要がでてきます。あとは相手の反応を見ながら、興味を引く話題をさぐり、それを中心に話を広げていきます。
 会話は慣れの部分も大きいので、まずは多くの話題で少しでも長く話せるよう努力してみましょう。仮に、自分が話し下手であっても、一生懸命頑張っていれば相手にもその気持ちが伝わり、必ず親切に接っしてくれるはずですよ!(^_^)

 
聞き上手のテクニックを学び会話の達人になる!

 いうまでもなく、会話は「いかに相手をリラックスさせ楽しませるか」が大事です。相手から警戒され、落ち着かない雰囲気で話していても、違和感のあるものにしかならないからです。

※1
「シンクロシニー」と呼ばれるもので、具体的には相手のしぐさ、言葉のスピードなどを相手に合わせる(真似をする)ことで、相手をリラックスさせる効果があります。

 相手をリラックスさせる方法はたくさんありますが、その中の1つに「内容もペースも相手に合わせて話す」(※1)というのがあります。
 誰でも自分の好きな話題、興味のある話題には引きつけられ、楽しく感じます。そのため、相手の反応を見ながら興味のある話題をさぐり、自分の好きな話題ではなく、相手の好きな話題を中心に話すのです。(重要!)
「自分の好きな話をまったくするな」とはいいませんが、上手な会話の基本は相手優先なのです。とくにまだあまり面識がない人に対しては、「この人は話しやすい人だ!」という印象を与える必要があるため、まずは相手の好きな話題で緊張をとくのです。(このとき常に笑顔をつくるのも忘れずに!)自分の好きな話題はあせらず、ある程度打ち解けてから、後でゆっくりと話すようにしましょう。(^_^)
 ただ、相手の好きな話題が、自分のまったく知らないものの場合もあるでしょう。そのときは、素直に聞いてかまいません。相手は嫌がるどころか、逆に「おっ、興味を持ってくれているな!」と思い、親切に教えてくれるはずです。
 他には、相手が話をしているときは、きちんと相づちを打ちながら聞いてあげることも大事です。そうすることで、相手は「真剣に話を聞いてくれている」と感じ、安心して会話を続けられるわけです。もちろん、相手が何かいいかけたら、話の主導権を譲ってあげることも大切ですよ。


 話は少しズレますが、このような会話術を応用し、近年日本に伝わってきたものに「コーチ」(「~する」でコーチング)と呼ばれるものがあります。コーチングとは「人が自発的に行動を起こせるようにするための方法論」の1つで、具体的には相手がそのような行動をとれるよう、サポート役に徹した聞き方をすればいいのです。

 そのテクニックをいくつか紹介すると…、
 1.相づちを打ったり、相手の言葉を繰り返しいうことで、相手の話を真剣に聞いているということを間接的に伝える。
 2.声の大きさ、動作などを相手に合わせることで安心感を与える。
 3.少しでも良いと思ったことは素直に褒め(好感をあたえる)、より相手の本音を話してもらえる状況をつくる。
 4.相手が「はい」や「いいえ」で答えられるような質問ではなく、自由に考えて答えを導きだせるような質問をして、自発的な行動をとらせる。

 人は心から安心して話せる状況があると、次から次へと新しいイメージが湧いてきます。それは、そのような状況だと、脳内の記憶や情報の管理などを司る「海場」という組織が活性化し、どんどん情報を整理、提供してくれるからです。そして、そのような連想を繰り返している内に、自然と発想の転換が起こり、アドバイスがなくとも自ら答えを導きだせるようになるのです。

 コーチは、「聞き上手テクニック」の良い見本です。会話が上手い人というのは、話題が豊富、よくしゃべる、ということではありません。もちろん、それらも会話上手になるためには後々、必要なことですが、まずは「相手の心のガードをとく、聞き上手である」ということが大切なのです。(^_^)

 
強い精神力を持てば人間関係が格段に広がる!

 世の中には、何か失敗事が起きた時に、必要以上に自分を責める人がいます。「すべて自分のせいでそうなったんだ」「自分は悪い人間だ」など、内罰的思考の人です。

 自分を責める行動は、「自分が悪いのだから相手は悪くない」と、他人の責任をなくそうとしているのですが、そうすることで相手から「同情してもらえる」「慰めてもらえる」と考え、結果的に責任逃れをしようとする心理が働いています。つまり、子供が何か悪いことをしたときに、「泣けば許してもらえる」と考えるのと同じで、自分に対しての甘えなのです。これでは、人と良いコミュニケーションをとれるわけもありません。
 このような人は、主に「生真面目な性格」「人と話す機会が少ない」「辛いことや悲しいことを乗り越えてこなかった」という特徴を持っています。何事も真面目に捉える傾向が強いのですが、それだけに細かいところまで深く考え込んでしまうというわけです。また、他人との接触が極めて少ないため、自分だけの判断に頼りがちになり、余計に失敗を犯しやすくなります。

 では「内罰的な人は悪い人か?」といえば、そうではありません。実際に会って話してみると、真面目で几帳面で良い人が多いのですが、それがいきすぎて失敗しているだけなのです。
 ストレスの多い現代、いちいち細かいことを気にしていたらキリがありません。もっとアバウトな気持ちを持つことも必要です。もちろん、それは「いい加減にやる」ということではなく、「やるべきことはやりつつも、あるていどの妥協も必要」ということです。どんなに屈強な人でも、常に100%の力をだしていては、身がもたないのですから…。


 お笑い芸人は、普段は馬鹿馬鹿しいことをしていても、裏ではたくさんの努力をしています。芸人魂を持っているため、自分にとって辛い状況であっても、それを笑いに変えていく努力を惜しまないからです。
 しかし、それを表にだすことはありません。お笑いの芸というのは、必死でやっていることを観客に悟られてしまっては、心配はされても、笑ってはくれないからです。どんなに苦しくても、それを悟られない強い精神力が必要なのです!

 これは私たちの日常生活にもいえます。誰でも嫌なことや辛いことは、たくさん経験しています。それでも普段、表にださないでいられるのは、様々な障害を自分の力で乗り越え、それに耐えられる強い精神力を養ってきているからです。また愚痴をこぼしたり、人前で嫌な表情をしないのも、それをすると「相手を悪い気分にさせてしまう」ことを知っているからで、人と接っする態度を様々な経験をして学んできているわけです。

 何か嫌なことがあったときに、すぐに悲劇の主人公を気取る人がいますが、そういう人に最初は周りも同情するかもしれませんが、次第に誰も相手にしなくなります。厳しいかもしれませんが、それが世の中であり、皆そういう厳しい世界を生きて一人前になっていくのです。もちろん、ストレス解消のために、たまに愚痴をいうのは仕方ないでしょう。しかし、いつも愚痴ばかりでは困りものです。
 こういった人は、まず少しでも自分と気の合うような人と話してみることです。自分をきちんと分かってくれる人なら、良いアドバイスをしてくれるはずです。ただ、このとき1番大事なのは「辛い物事から逃げようとする考え方を直そう!」という本人の前向きな姿勢です。他人に頼るのではなく、自分で何とかしようとする気持ちを持つのです。
 楽して甘い汁を吸おうとしている人に対しては、誰も手助けしようとは思いません。しかし、例え結果がでなくても頑張って努力している人に対しては、何もいわなくても「手助けしてあげよう!」と思うのが人情です。
 そして、こういった1つ1つの行動が人間性として表れ、そこに惹かれた人たちが次第に集まり、人間関係が広がっていくのです…。

 
前向きな考え方をすれば人生が10倍素晴らしく思える!

 1人の女性の体験談を話しましょう…。
 20代後半の女性、Hさんは、人より厳しい家庭に生まれました。彼女の父は、時には彼女に暴力を振って怪我をさせたりもしていたそうです。そんな生活が続き、彼女は「どうして私はこんな家庭に生まれたのだろう…」「もっと幸福な家庭に生まれたかった…」という想いが募り、悲観的な考えが頭の中を支配するようになりました。それに伴って何か嫌なことがあっても、その物事と面と向かって対時せず、逃げてばかりの行動をとるようになりました。当然、そんな状態では人とのコミュニケーションを上手くできるはずもなく、余計に悲観的になる…という悪循環に陥っていたのです。

 確かに、親子の関係は非常に大事なもので、自分の人生を変えてしまうほどの影響力を持っています。しかし、子は親を選ぶことはできません。そういう家庭に生まれてしまったのは、仕方のないことです。しかし、そこで悲観的になって人生を棒に振るか、逆に反面教師となって前向きに考え、人生を楽しく過ごすかは自分次第なのです。
 私自身も厳しい家庭に育ったので、彼女の気持ちはよく分かります。幼い頃は、同じように悲観的な考えを持っていた時期もありました。しかし、そういった考えを引きずるのは良くないし、生活するうえでも不便でした。そのため私自身、考え方をあらためた者として、彼女にも色々とアドバイスができたわけです。(^_^)

 では、どのように前向きに考えれば良いのでしょうか?
 何事もそうですが、何か辛いことが起こったときに、そういった状況になってしまったことを後悔するよりも、「なってしまったのは仕方ない!」として、「次にどうするのか?」と、先のことを考えた方が建設的です。Hさんの場合なら、そういった家庭に生まれたのは仕方ないことなので、「そこで生きていくためには、どうすればよいか?」を考えるのです。
 世間は広いですから、上を見ればキリがないし、逆に下を見てもキリがありません。厳しい家庭といっても、まだ両親が居るだけ幸せと思わなくてはいけません。中には、若くして両親を亡くし、1人で必死に生きている人だっています。世界には食べものがなく、餓死していくのを待っているだけの人もたくさんいます。それを考えれば、自分のいっていることは甘えとも捕れるわけです。

 もちろん、逆に裕福な家庭で生まれていた可能性もあります。しかし、「そういう家庭に生まれれば幸せか?」といえば、そうともいえません。裕福な家庭は、自分にとっての待遇が良いため、世間の辛さを知らず、特有の価値観を持ちやすいのです。すると、何かにつけて甘えがでて、自己中心的な性格になる可能性も高いのです。
 また、人間には欲があるので、良いものを求めればキリがありません。裕福な家庭で育ったとしても、もっと上を見て「うちは厳しい!もっと裕福な家庭に生まれれば良かった!」と考えるものなのです。

 それらを踏まえれば、厳しい家庭で育つことは決して悪いことばかりではありません。若いうちに辛いことを経験していれば、辛いときの人の気持ちも理解でき、他人に対して優しくできるようになります。また金銭的なありがたみも分かるため、物の価値を正しく見れます。そして辛いことを多く経験してきた人は、些細なことでも感動できます。そういった感受性を養うことも、人間として大きな魅力の1つになるのです!(^_^)

 何事も悲観的に考えて生きていくのは、もったいないと思いませんか?確かに、辛い時期はあるでしょう。しかし、そのことを死ぬまでずっと引きずっていくつもりなのですか?そして、死ぬ間際になっても、そのことを後悔しながら死んでいくとしたら、それほど寂しい人生はないと思います。
 誰のものでもない自分の人生なのだから、辛いことを考えるよりも、楽しいことを考えていた方が幸せな気分になれるぶん得ではないでしょうか。それに、嫌だと思う人のために自分の時間を潰して悩むなんて、もったいないことです。限りある時間なのだから、もっと自分のために使うべきです!

 そうはいっても、実際やるのは口でいうほど簡単ではないかもしれません。しかし、少しずつでもやっていけば必ず成果はあります。Hさんの経験は、彼女の将来においてきっと役に立ちます。そして、その上で前向きな考え方ができれば、よりいっそう魅力のある人になれるはずです。
 今回は、たまたまHさんの例をだしましたが、前向きな考え方は世の中のすべての物事に応用できます!そして、それができるようになると、人生が楽しくて仕方がなくなります!
「1粒で2度おいしい」ではないですが、「1度の人生、10倍楽しむ」方が得なのです!(^_^)

 
忠告を真剣に受け止め親友をつくろう!

 世の中には、人の忠告や注意に対して「文句があるのか!」と怒る人もいれば、「自分で気付かなかったことをいってくれてありがとう」と思う人もいます。
 前者は、相手の気持ちが理解できていないため、「自分に対して色々ときつい意見をいった」という単純な認識しかできず、素直に意見を受け止めることができない人です。こういった考えでは、精神的に成長することはできません。
 後者は、相手の気持ちや自分の行動を冷静に分析し、「忠告されたということは、気付かないうちに迷惑な行動をしていたのかもしれないな。もしそうなら、今後は注意して行動しよう」と考えられる人です。確かに、忠告はいわれればあまりいい気分はしません。しかし、いう側もそれを分かったうえでいうので、辛い思いはしているのです。それが親しい関係なら、なおさらでしょう。忠告をするのは非常に勇気のいることですから、そこまでしてくれるというのは愛情がある証拠で、ありがたいことなのです。
 逆をいえば、忠告をしてくれる友人をたくさん持つべきです。悪いところは、どうしても自分では分かりにくいものです。それだけに、人の忠告は真剣に受けとめなくてはいけません。また、そういった気持ちを理解できるようになれば、コミュニケーション技術も上達するし、人間的にも成長できるのです。

 逆に相手に対して何か不満があれば、こちらからきちんといってあげることも大切ですね。 どちらかというと、忠告を受け止めることよりも、忠告をする方が難 しく、実際できない人が多いのです。
「気まずい雰囲気になりそうで、いい辛い」 「いうと互いの関係が崩れる恐れがある」などの理由からですが、いわなければ何も変わりません。いつまで経っても問題が解決しないため、不満はますます大きくなります。そして最後には、陰口をたたいたり、相手を避けるような行動をとるようになります。これは、一番良くないパターンです。

 仮に、あきらかに相手に問題がある場合でも、それをいわないこちら側にも責任はあります。確かに、リスクを伴うため、はっきりいうのは難しいでしょう。しかし、それをしない自分の精神的な弱さを棚に上げ、相手のいないところで陰口をたたくのは、「卑怯なやり方」といわれても仕方がありません。これは逆の立場になって考えると、分かりやすいと思います。
 例えば、あなたが相手に親切心で色々としていたとしても、ちょっとした誤解から、逆に悪く思われてしまう場合もあります。そのとき、相手があなたには何もいわず、裏で他の人と陰口をたたいたり、急にそっけない態度をとるようになったとしたら、あなたは不安や、怒りなどの感情を抱くのではないでしょうか。
 人間は相手のことをすべて分かるわけではありません。はっきりと口にだしていうことで「実は誤解だった」と分かることは、多々あります。自分の意見をきちんということは、人間関係のトラブルを未然に防ぐ役割もあるのですよ。

 ちなみに、私は親しい間柄の人には必ずいうことがあります。それは「私があなたに気になった点があればいうけど、逆に私の行動で不快に思うことがあれば、遠慮せずに何でもいってほしい」ということです。これは普段から、何でも本音でいえるような関係を築いていくために、どちらかが一方的にではなく、互いに良い部分は認め、逆に悪い部分は指摘して直していこうという気持ちからいっていることです。人それぞれ価値観が違う以上、気付かないうちに相手を傷つけてしまうことはよくあります。そんなときでも、事前にこのようなことをいっておけば、相手もいいやすいと思うのです。

 互いに、何でも腹を割って話すことができると、絆が深まり、信頼関係もできます。親友と呼ぶ仲間をつくるには、絶対的に必要なことです。そして、少しでも多くの人とその関係を持てれば、必然的に大きな幸せが訪れるのではないでしょうか。(^_^)

人に好かれる方法(基本編)①

2005年03月22日 13時50分36秒 | Weblog
●コミュケーション・会話術を考えよう
●良い会話をするために環境づくりをしよう!
●とにかく話を続けて場を盛り上げよう!
●聞き上手のテクニックを学び会話の達人になる!
●強い精神力を持てば人間関係が格段に広がる!
●前向きな考え方をすれば人生が10倍素晴らしく思える!
●忠告を真剣に受け止め親友をつくろう!
●向上心を持てばどんな苦難も乗り越えられる!

 
コミュケーション・会話術を考えよう

 コミュニケーションに欠かせないのが笑いです。そこで、お笑いを例にとり、コミュニケーション会話術を考えていきましょう。
 お笑いと一言でいっても、その世界は広大です。そして、それはTV画面の中だけにあるのではなく、どちらかというと一般の日常生活の中に多くあるのではないでしょうか。

 普段、私たちは周りの人と何気なく会話を交わしていますが、そこでふと「相手を喜ばせよう」と軽い笑い話をします。そんなちょっとした話が、すでにお笑い世界のど真ん中といえるのです。皆さんの中には、もしかしてプロの芸人を目指している人もいるかもしれませんが、多くの人は…
「笑い話をきっかけに、人間関係を豊かにしたい」
「ユーモアセンスを磨いて、人気者になりたい」
「明るい性格になりたい」
…と、いった程度だと思います。もちろん、それはそれで大いに結構。むしろお笑いとは、そういった何気ない思いが根底にあって広がっていくものです。
「自分を磨いて、周りの人たちを少しでも楽しませたい」
 そんな小さな思いが、充分すぎるほど素晴らしいことだと私は思います。(^_^)

 基本的に、コミュニケーション・会話術に長けている人は、笑い話のつくり方も上手いのが普通です。人を笑わせるためのテクニックは数多く存在しますが、どんなに表面的なテクニックを知っていても、肝心のコミュニケーションが下手では、なかなか周りの人たちを自分の輪の中に引き込むことはできないからです。逆をいえば、人とのコミュニケーションが上手になれば、経験を積むことで自然と笑いのテクニックは身についてくるのです。
 皆さんは、バラエティー番組を見ていて、「この芸人は漫才やコントは面白いのに、フリートークになるとそうでもないなぁ」と、思ったことはないでしょうか。それはなぜか?そのような芸人は、漫才やコントでは、演技、パフォーマンスなどの演芸的テクニックを使い、笑わせることに成功しています。しかし、肝心のコミュニケーション・会話術が下手なために、フリートークになると、周りを引っ張っていくようなインパクトのある会話や行動ができていないせいです。つまり、「演芸が面白い」からといって、必ずしも「その人自身が面白い人間」とはいえないのです。

※1
俗に「天然キャラ」と呼ばれているタレントでも、実際には本番前にネタ合わせをしている場合も多かったりします。(^_^;)
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※2
演芸では、それを意図的にだすために「キャラクター性」を明確にします。
ただフリートーク時には、どうしても素の部分がでるため、自分本来の性格やイメージが重要になる。

 芸人は「馬鹿なことをいう」のが仕事ですが、本当に馬鹿な人が馬鹿なことをいっても、笑われることはあっても笑ってはくれません。一流と呼ばれるには、「普段は馬鹿なことをいっているが、裏ではきちんと色々考えられる人間性」を持っていることが大切なのです。何も考えずに馬鹿なことをいっても、周りには「ていどが低い」と思われるだけで、大きな笑いには結びつきません。それは「単に勢いでいっているだけ」という感が強く、人間的魅力を充分に引きだせていないからです。(※1)
 逆にきちんとした人間性があると、馬鹿なことをいっても意味があり、それが個性となって表れます。人は個性のある人間には魅力を感じるので、同じ言葉でも良いイメージのある人の方が面白く感じるのです。人を笑わせる技術とは、笑いのセンスやテクニックだけではありません。話の面白味を100%相手に伝えようと思うならば、表面的なテクニックよりも、まず始めに「自分の人間性やイメージを良くするコミュニケーション・会話術」を学ばなくてはいけないのです。(※2)

 現代のお笑いスタイルは、面白いことをいうのは当然として、芸のファッション性や、その人の本質的な人間性も高いレベルを求められます。その理由に、新しいものを求める現代人の思考が、芸のスタイルに対しても同じであるということ。またバラエティー番組が増えフリートークをする機会が多くなったため、芸人のプライベートなど、素の部分を知ることも多くなったことがあります。とくに現代お笑いでは、この傾向が強いため、演芸だけの芸人では番組に出演しても大して目立たず、人気も下降線を辿ることになります。
 逆にフリートークが面白い芸人は、それが評価され、後の番組ゲストに呼ばれたり、はたまた司会者などの重要なポストに抜擢されることも多くなります。もちろん、どちらの技術もあるのがベストですが、それだけ現在のお笑い界ではコミュニケーション・会話術が大事といえるのです。
 さて、少し難しい話になりましたが、現代お笑いの実状を何となくでも分かってもらったと思います。しかし、これを覚える必要はありません。漠然とでもいいので、「人を楽しませるには、自分の個性や人間性も大事なんだなぁ」ということだけ頭に入れておいてくれれば、結構です。(^_^)

 ではそれを踏まえて、身近な私たちの一般社会についてもお話しましょう。
 会話は「自分のイメージを大きく左右する1つの表現方法」なので、それが良ければ評価はグンと上がるし、悪ければ下がってしまうものです。(当然ですね) 普段はあまり話し方を意識していない人も多いと思います。しかし、「少し考えて話す」だけで、大きなメリットが生まれます!
 例えば、人と話していれば言葉の使い方で誤解を生み、険悪なムードになってしまう場合も少なくありません。しかし、事前に相手の気持ちや、誤解を招く表現などを理解していれば未然に防げるし、仮にトラブルになってしまっても上手にフォローできます。(これが会話下手な人だと、相手を余計に怒らせてしまう行動をとりがちです)
 また、会話上手になれば個性の表現も上手になります。どんな環境でも、個性がある人は際立つ存在であり、何かと注目の的になります。そういう人は輪の中心的存在になり、周りを引っ張っていく力もあるので、結果的に良いイメージが定着し、人脈も広がります。
 一般社会では常に人と接っする機会があるため、人間関係を良くするためのコミュニケーション・会話術は、欠かせないものといえるのです。ただ決して難しく考える必要はありません。少なくとも、相手を気遣う気持ちさえ持っていれば、あとは経験と慣れで誰でも上達できるものだからです!
良い会話をするために環境づくりをしよう!

 会話術で最初に意識することは、会話をするための環境(雰囲気)づくりです。仮に会話の内容が同じであっても、会話をする雰囲気によって結果は変わってきます。(食事をしながら仕事の商談を行う場合がありますが、これも楽しい雰囲気をつくることによって、商談を成立させやすくする意図があります)
 環境づくりで最低限考えるのは、次の3つです。(常識なのでわざわざ述べることでもないのですが、まれにできていない人も見かけるのと、具体的にどのような効果があるか解説するためにも、一応話しておきます。(^_^))

 第一に、[身だしなみ]
 人間中身が大事なことに違いはないですが、実際に人は「外見で判断している」ことが多のです。とくに面識があまりない間柄では、外見での判断が多くを占めることになります。人は「自分にとって害になる相手との接触を避けよう」とする防衛本能を持っているため、最初に目につく外見からあらゆる情報を収集し、備えるのです。具体的には、頭髪、服装、表情、言葉づかい、雰囲気などを、今まで自分が出会った人と照らし合わせ、「この人はこんな感じの人だろう」と、頭の中で大体の予測を立てます。そして、その判断結果によって、その人への態度も変わってきます。
 皆さんも経験があるでしょうが、「良さそうな人だ」「自分と合いそうだ」といったイメージの良い人には好意的な態度をとり、逆にそうでない人とは無理して関わりを持とうとはしないでしょう。これは、自分の身を守るためには自然なことであり、必要なことです。
 中でも清潔感は大事です。もちろん、自分だけが清潔と思っているだけではなく、一般的に見て「清潔な感じ」でなくてはなりません。まれにインパクトのある格好をして個性をだそうとする人がいますが、自分だけが「格好良い」と思っているだけで、実際には逆効果になっている場合が多いのです。
 相手を知り、相手を優先させようという気持ちを持っていれば、自然と人に好かれる外見というものも分かってきます。もちろん、人それぞれ好みは自由ですが、それらは除々に分かってもらえばいいのであって、最初は一般的なものにするのが無難といえるでしょう。

 第二に、[挨拶]

「そんな常識を今さら…」と思うかもしれませんが、周りがすでに会話中でその輪の中に入っていく場合など、状況によっては挨拶前にいきなり相手から話し掛けてくることもないわけではありません。またその場合、話の腰を折るまいと、会釈程度で済ませてしまうこともあるでしょう。こういったときでも、会話が一段落してからでかまわないので、きちんと挨拶、自己紹介(簡単でいいので)をしておくことが大事です。
 他にも、最近ではインターネットで見ず知らずの人たちと気楽に会話ができてしまいます。「メールでは親友と同じように話すけど、実際会ったことはない」という変わった状況も多いので、実際に会う際には注意したいところです。(もちろん、変に堅苦しくなる必要はありませんけどね(^_^))
 とくに初対面の場合、相手が話しづらそうな素振りを見せているときは、相手の気持ちを察っしできるだけこちらから気軽に挨拶、自己紹介をしてあげると、相手もリラックスして話しやすくなります。誰でも、あまり面識のない人に対してはなかなか話しかけづらいですが、それは相手も同じこと。こちらが相手との距離を置いてしまうと、相手もそれを察してどんどん離れていってしまいます!仮に互いに共通の知り合いがいるなら、「こちらは、どちら様で?」と聞けば、そのきっかけを簡単につくることもできるでしょう。とにかく待っているだけではなく、まず自分から話しかけることを心がけましょう!(それが会話上手の第一歩になります!)
 挨拶は最低限の礼儀ですが、たったそれだけで相手に安心感を与え、印象を良くできるのだから、明るく笑顔で挨拶したいものですね。人に好かれる人というのは、気さくで親しみやすいけれど、礼儀正しい人に多いのです。人のために細かい配慮ができる姿勢が、自然と相手に伝わり、結果的に自分への態度となって返ってくるからです。(^_^)

 第三に、[適度に目線を外す]

※1
会社の面接で面接官が正面に座らず、90度スレた位置で面接をするときがあります。そうすることで、自然と視線も合わず、緊張を和らげることができるからです。
これは「限られた時間で相手がどんな人間かを知る」ために、少しでもリラックスさせ本音をださせようとする意図があるのです。(意図があるというだけで、実際に短時間で本音を出させることが可能かどうかは別ですが…)

 日本人は相手を見つめて話すという習慣がないので、相手からじっと見つめられると、話しづらく感じてしまいます。人間が本来持つ「なわばり意識」にも関係しているのですが、目は相手に対して威圧感を与えることのできるものです。そのため、それを感じると人間は本能的警戒心から緊張し、不快に感じてしまうのです。
 そういう状況では、相手はなかなか本心を見せてくれません。絆というのは互いに本心をいい合い、自分をさせけだすことで深まるものですから、少しでも相手をリラックスさせ、本音をいいやすい環境を整えることが大事なのです。そのため、まだあまり親密でない人と店内で会話する場合は、正面で向き合うテーブル席よりも、隣に並んで座るカウンター席の方が、緊張させずに会話ができていいと思います。(※1)

 以上のように視線は非常に大きな意味を持っています。ただ、相手をまったく見ないのも失礼になるので、必要なときは見てそれ以外のときは外してと、バランス良くすることが大事ですね。ずっと相手を見て話す人は、自分では気付きにくいでしょうが、相手はけっこう威圧感を感じている場合が多いですよ。具体的には、4~5秒に1回外すくらいが丁度いいでしょう。(^_^)

 ちなみに、人は話に興味を持ち集中して聞いているときは、少し身を乗り出すような前かがみ状態になり、頭を相手に近づけてきます。(少しでも話をよく聞こうとするため) 逆に話に興味を示さない場合は、椅子に深く座り、話相手から頭を遠ざけるような行動をとります。そして目線をキョロキョロさせたり、下を向いて手元をいじってみたりという落ち着きのない行動をとるので、そういう反応が見られた場合は、即座に話題を変えるなどした方が良いでしょう。
 また人は、緊張するとまばたきが多くなります。逆をいえば、こちらの話に集中して聞いている場合は、まばたきが少なくなるので、余裕があればそういった反応にも気を配りながら話せればベストです。
 場所は、互いに話しやすい所を選ぶこと。とくに真面目な話や相談事の場合は、あまりガヤガヤした所ではなく、なるべく2人だけで話に集中できる場所が理想です。照明は少し暗めの所の方が、落ち着いて話せていいと思います。

http://yuki-takizawa.com/commu/hitoni_sukareru.htm

笑いの効果

2005年03月22日 13時42分39秒 | Weblog
笑いの効果
 
ストレス解消で気分もすっきり!

 笑顔には「笑う」という行動がつきものですが、その単純な行動が私たちに大きな恩恵をもたらしているとしたら、少なからず驚くのではないでしょうか。
 現代は、何事にもストレスの多い世の中です。毎日、満員電車でもみくしゃにされながらの通勤。会社では上司に細かいことで叱られる。帰ったら育児のことで妻と喧嘩。休日も邪魔者扱いされてゆっくりすることもできない。…なんて絵に描いたようなストーリーですが、あながち笑っていられない人も多いのではないでしょうか。(笑) そうかといって脱サラするわけにもいかず、なかなかストレスの多い環境から逃れられないのが現状です。
 でも、多くの人は健康のために食生活は気にしますが、目に見えないストレスを気にすることは少ないのです。しかし実際は、ストレスほど健康や人間関係を害するものはないのです!(重要!) 最新の医学では、「嫌だ!」という強いストレスを感じると、通常の何倍もガンになりやすいといわれています。心身症という言葉があるように、精神は想像以上に体に影響を与えるということです。

 少し怖い話をしましょう。ストレスは神経細胞も破壊します。このとき、人の記憶を司るといわれる大脳辺縁系の海馬とよばれる部位の細胞も破壊します。記憶を司る部位の機能が低下するわけですから、今まで自分自身が経験してきた様々な出来事を忘れがちになったり、何かを見たり聞いたりしたときに、それに似たような出来事や物事を、記憶の中から上手く引きだすことがなります。
 人は社会で数々の経験をして、少しずつ大人の考え方ができるようになっていくわけですが、その記憶の断片が上手く引きだせなくなると、他人の失敗に対して記憶と照らし合わせ「自分もそういう時期があったから仕方ない」という考えがだせず、「嫌なことだ」という結果だけが頭に残り、些細なことでも許せなくなり、不快を感じるようになります。その結果、ストレスが元で余計にストレスを溜め、どんどん悪循環となっていくのです。(このようにストレスは、人間性をも変えてしまう)
 すこし脅かしてしまいましたが、ただ安心して下さい。大かれ少なかれストレスは誰にでも常についてまわるものです。例えば、綺麗好きな人なら汚れを放っておくことはストレスになるし、立派な人でも周りから期待されればプレッシャーというストレスを感じます。つまり、生きている以上はどんな環境や物でも、ストレスになりえるということです。そうです、落ち込んでいても何も始まらないのです。「それはそれで仕方がない」と割り切り、あとは「その中でうまく生活していくにはどうすればいいか?」と、考えた方が建設的でしょう。(ストレスという障害は、自分を成長させる効果もあるので、ある程度は必要です。問題は、それといかにうまくつき合っていくかです)

 肝心の解決法ですが、1番効果があるのは「ストレスを感じにくくする」ことです。ストレスがあるなら、それを感じなくすればいい。笑いは、そのために大きく役立ってくれます。
 まず物理的な効果として、笑うときは複式呼吸であるため、それだけでストレスを発散させ、リラックスできる心理状態をつくります。複式呼吸の代表例は寝ているときですが、お腹からゆっくりと呼吸することで、副交感神経などの体を休めようとする機能が働きます。また笑っているときは、楽しい気持ちでいながら「わははは~」と声をだしています。大きな声をだすことは、カラオケなどと同様に、ストレス発散には絶大な効果を発揮するのです!(^_^)

 もう少し専門的な話をさせてもらいます。世の中にはストレスを感じさせないような人がいますが、そういう人は大抵いつも明るく笑顔をふりまいています。これは「ストレスを感じていないから笑っている」ともいえますが、逆に「笑っているからストレスを感じない」ともいえるのです。
 どういうことかというと、このとき人は無意識の内に心の中で、「笑っている自分」を自覚しているのです。それが自己暗示の効果を生みだし、さらに楽しさを感じるようになります。楽しくなればストレスも消え、さらに笑いたくなるという循環が繰り返されるわけです。(テンションがどんどん上がっていく状態が良い例ですね)
 つまり逆をいえば、それほど楽しい状況でなくても無理してでも笑うクセをつけておくことで、肉体的にも精神的にもストレスを解消しやすくなるのです。医学的にも精神と肉体はバラバラに作動するのではなく、密接な繋がりを持って機能していることが分かっています。目には見えないことですが、単に笑うことを続けているだけで、ストレスを排除しやすい体がつくられていくのです。(う~ん、神秘的ですね) 薬などと違って副作用もなく、楽しみながら健康体をつくれるのだから、これほど良いことはないと思いますがいかがでしょうか。 (^_^)

 
心身共にリラックスできる!

 笑いは精神的なストレスを解消するだけでなく、同時に身体もリラックス状態に保つことができます。単純に考えても、普段から無駄な緊張はないほうがいいでしょう。緊張することは、自分の身が危険にさらされたときに臨戦体制をとろうとする、もともと人間が持っている本能的防衛機能の1つなので、あるていどなくてはいけないものです。ただ、それもいきすぎると胃潰瘍などのように肉体にまで悪影響を及ぼしてしまいます。またちょっとした状況で、いちいち緊張していては生活に支障をきたすので、やはりあるていど抑えることも必要でしょう。
 そのためには、常日頃から笑うクセをつけて「笑う = リラックスする」という条件を体に覚えこませておくといいのです。そうすれば、いざ緊張したときに「無理してでも笑う」ことで、条件反射によって緊張を速やかにほぐすことが可能になります。(身につけるまでは、なかなか難しいですけどね。(^_^;))

※1
以前、あるサッカー選手がプレイをミスしたときに笑顔を見せていました。
このことに、周りの人たちは「真剣にプレイしていない!」と批判を浴びせていましたが、実際は速やかに体の筋肉をほぐし、その後のプレイをより良いものにするためのトレーニング法だったのです。

 また大事な席での司会を頼まれたときや、スポーツ競技の大会など「なるべく失敗したくない」「自分本来の力を発揮したい」と思う状況でも、心身をリラックスさせることで大きな成果が得られます。
 前者なら、話す内容も落ち着いて整理できるため、仮に途中失敗しても楽に立て直しができ、結果的に全体をスムーズな流れで行えます。
 後者も、リラックスしていると状況判断がうまく行えます。ご存知の通り、スポーツ競技では、この瞬間的な状況判断が結果を大きく左右することが非常に多いのです。また笑うことで顔の筋肉がほぐれると、それが神経を通って全身に伝わり、体全体の筋肉もほぐれるのです。(意外に知られていない事実です) そのため競技中もなるべく意識して笑顔をつくることによって、筋肉が効率良く働き、本来の力を100%引きだすことが可能になります。
「楽しい気分でもないのに笑顔をつくってもなぁ…」と思う人もいるでしょう。しかし、無理に笑顔をつくってもリラックス効果は生まれるので、楽しい気分でなくてもなるべく笑顔をつくるよう意識した方が良いのです。(^_^) とくに近年では、精神と肉体の関係が正しく見直され、プロスポーツ業界ではこういったメンタル的なトレーニング方法を取り入れることは、もはや常識となっています。(※1)

 リラックスは脳の働きにも影響があります。基本的には緊張しながら集中するよりも、リラックスしながら集中したほうが、能率は上がるといわれています。近年では、右脳の活用が大事といわれていますが、それは右脳を発達させれば、今までにできなかったような発想力や表現力が生まれるからです。そういったイメージ力は、現代社会でも強く求められ、理屈で説明するよりもイメージで分かりやすく伝えたほうが説得力を持つ場合も多いのです。その右脳を効率よく働かすためにも、リラックスして常にその状態をつくっておくことが大切といえるでしょう。

 
免疫力UPで健康体を維持できる!

 免疫力とはご存知の通り「病気から身を守る力」のことですが、皆さんは「笑うと体の免疫力が上がる」ということを聞いたことがあるでしょうか?近年ではよく聞くことなので知っている人もいるかと思いますが、これは正真正銘、医学的にも証明されている紛れもない事実です。(^_^)

 ストレスを感じると体の免疫力が下がるのと同じように、逆に楽しいことを考えて笑っていれば免疫力は上がるのです。(実際に「お笑い番組を見て笑う」などの行為の前後で血液検査を行い、それぞれを比べてみると、行為後の方が確実に免疫力がアップしている) 具体的には、体内の免疫システムの中には、リンパ球(白血球の1つ)の一種で、ガン細胞などを攻撃するNK(ナチュラル・キラー)細胞などがあるのですが、それらが活性化して、体に悪影響のあるものを退治してくれるのです。

 また「腹をかかえて笑う」という言葉があるように、笑うときは横隔膜を機能させます。これにより胃の消化を助け、便秘や肝機能不全を補う働きもします。さらにそのような腹式呼吸状態では、体にとって有毒な活性酸素(呼吸で取り入れた酸素が、体内で分子レベルで活性化したもの。病気や老化の原因になる)を消去する物質がでてくるため、心筋梗塞などにも効果があります。 これらに興味のある方は、専門書を読むことをお勧めしますが、そういった事実を知れば知るほど「人間の体はよくできているなぁ」と、本当に感心させられます。
 とくに現在では、今までの西洋医学に頼るだけではなく、「本来持っている免疫力を高めよう」という、東洋医学的思想も注目を浴びています。「医者に見離された末期ガンの患者が、毎日お笑い番組を見て笑うことを続けた結果、病気を克服した」という例もあるくらいですからね。

 このように常日頃から笑ったり笑わせたりしていれば、心陳代謝が良くなり基本的な免疫力も増加し、病気にかかりにくい健康的な肉体を維持することができるというわけです。楽しい生活は健康からです。これだけでも笑うことがいかに大切かが分かると思います。
 近年では、健康ブームにともない、「サプリメント」と呼ばれる栄養補助食品が売れゆきを伸ばしていますが、心身症という言葉があるように、いくら栄養だけを摂取しても精神的な面が不健康では意味がありません。
 昔から「笑う角には福来たる」なんていいますが、それは単なる精神論ではなく、れっきとした事実なのです。(^_^)

 
美容効果で美人になれる!

「笑い」と「美容」…まったく接点がないように思える両者ですが、実は大きな関係があるのです!その関係はたくさんあるのですが、ここではその一部を紹介しましょう。ここも少しだけ専門的な話になりますが、なんとなくでもいいので「そんな効果があるんだ~」と、軽く聞いて下さいね。(^_^)
 よく「恋をすると人は綺麗になる」といわれますが、それは医学的にも正しいのです。恋をすると人は笑顔が多くなります。それは嬉しい気持ちの表れですが、すると大脳新皮質(理性脳とも呼ばれる、人間の知的活動を担当している部分)の前頭連合野と呼ばれる部分が刺激されるのです。そこから大脳辺縁系や視床下部(欲求やホルモン分泌などを司っている部分)に情報が伝えられ、それによってホルモンの分泌が活発になり、肌に潤いを与える効果を与えます。

 女性はダイエットにも関心がありますが、アンケート調査によると「太る理由」の第1位には、「食べすぎ」を挙げています。では、なぜ人は食べすぎてしまうのか?
 その原因は、無意識のストレスにあります。人間は、意識してなくても常にストレスを感じています。(嫌なことがあれば当然ストレスを感じますが、何もなくても「何もない」という刺激のなさが、またストレスになります) 「食べる」という本能的行動は、ストレスを排除するのに大きな効果があるため、安心を取り戻そうと、つい食べすぎてしまうというわけです。こんなときでも「笑い」はストレス発散効果があるので、太る根本的な原因を排除することができます!

 また笑うときは、顔の筋肉を使います。ご存知の通り、筋肉は多くの刺激を与えることによって成長します。そのため、普段から笑顔をだして筋肉を動かしている人は、皮膚に張りもでて、いつまでも若々しい肌でいられるのです。(重要!) 同時に、顔の周りの脂肪を燃焼させるため、たるみなどの顔太りを防げます。とくに女性は老け顔になるのを気にしますが、このたるみが老け顔の1番の原因といえるでしょう。
 筋肉を使っていないと、目もとは上部が引っ込み、下部がふくらんできます。(上部の脂肪が下部に下がってくるため) 同様に、口周りやアゴ下などもたるんできますが、他の部分と比べてもここがたるんでいると、とくに老けた印象を与えやすいのです。
 さらに、筋肉を使えば血行も良くなります。すると肌にほんのり赤みもでてきて、人間本来の美しさを維持できるのです。目の下にできるクマがよい例ですが、血流が悪いと、見た目にも黒ずんだ不健康な顔になってしまいます。
 エステティックサロンなどに行くと、顔のマッサージをされますが、これも同じような意味があります。ただ、そういった所は高額な料金もかかり、毎日通うわけにもいきません。(美容本には顔のマッサージの仕方などはよく載っていますが、結局は毎日続けなければ意味がありませんからね) それだけに、常日頃から笑顔を見せるという行動をお勧めたいのです!普段から笑顔を出すクセをつけている人は、無意識のうちに「毎日マッサージされている」わけです。
 また単純に考えても、笑顔が絶えない女性は、それだけで綺麗に見えるものです。お金もかからず、単に笑っているだけで、人柄的にも肉体的にも綺麗になれるのですから、こんなに有り難いことはないと思いますがいかがでしょうか?

 ちょっと前までは、笑顔が優しく美しい女優やアイドルなどに対して、「癒し系」という言葉が使われていました。当然、そう呼ばれる人たちは皆、笑顔が素敵な人ばかりです。もちろん女性に限らず、男性でも常に若々しく見られた方が嬉しいものです。そのため、化粧やヘアメイクといった表面的なことも大切でしょうが、笑顔という本来の美しさを意識することが、1番大事だと思うのです。
 では逆に、無表情で顔の筋肉を使わないとどうなるのか?当然、筋肉は使わなければどんどん退化していきます。血行も悪く、張りもなくなり皮膚の老化早め、その結果、「顔のたるみ」や「シミ」といった症状となって表れてきます。良くならないだけならまだしも、悪くなってしまうのでは放ってはおけません。後悔しないためにも、日頃から笑って精神と肉体を刺激することは大切なことなのですよ。女性の皆さんは、毎日一生懸命化粧をしていると思います。それはそれで多いにけっこうだと思いますが、それと同じくらい、毎日笑顔をだすことを意識してみてはどうでしょうか?きっとあなたの魅力が数倍上がると思いますよ!(^_^)http://yuki-takizawa.com/commu/warai_kouka.htm

できる男に必須の3つの資質

2005年03月22日 13時29分41秒 | Weblog
書店に行けば、たくさんの成功法の本が並んでいますが、突き詰めていくと成功に必要な資質はたった3つだけです。それは、目標設定力、感受性、そして最後は……。ヒントは「それはちょうどいい!」

《CONTENTS》
●まずは、はっきりした目標を持つ(1P目)
●起きていることを見て、聞いて、感じられる感受性(1P目)
●目的地も現在地も明確。あと必要なのは……(2P目)
●「それはちょうどいい!」と言ってみる(3P目)
●目標設定力・感受性・柔軟性。そして「それはちょうどいい!」(3P目)



成功するのに必要なのはたった3つ 
ある本にこんなことが書いてありました。

「あなたが人生で成功するためには、たった3つのことを覚えればいい」

さて、あなたはこの3つは何だと思いますか? 

まずは、はっきりとした目標を持つ
一つめは、どんな状況でもはっきりした目標を持つこと。成功するためには、自分にとって何が成功なのか? 自分が目指している目標が何なのか? をまず知ることです。こんな質問を自分に問いかけるといいでしょう。

「自分が成功したことは、どうやってわかるんだろう?」
「自分が目標を達成したことは、どうやってわかるんだろう?」

これが明確でなければ、自分が成功に向かっているのか、どうなのかの判断がつきません。たとえ実際は“成功”していたとしても、自分では成功したかどうかはわかりません。成功するために必要なことの一つめは「目標設定力」です。
(目標設定の参考記事:「目標設定の“ロケット”を噴射せよ!」)


起きていることを見て・聞いて・感じられる感受性
二つめは感受性。感覚の鋭さです。今、何が起きているのか? これがわからなければ、自分が成功に向かって、目標達成に近づきつつあるのかもわかりません。車を運転していても、自分がどこを走っているのか、どちらに走っているかがわからないと目的地に到達することはとうていできません。こんな質問を自分に問いかけるといいでしょう。

「今、何が起きているのだろう? 何が見えて、聞こえて、感じているんだろう?」
「自分は目標に近づいているんだろうか? それとも、遠ざかっているんだろうか?」

例えば、コミュニケーションを成功させるのに必ず必要なのは、相手がどう反応しているのかをしっかり観察して気づくことです。いくら話がうまくても、面白いネタがあっても、相手の状態が見えていなければ、せっかくの力やネタが生かせません。成功するために必要なことの二つめは「感受性」です。



目的地も現在地も明確。あと必要なのは……。
もし道が間違っていたら? 
さて、人生の成功に必要な3つの資質のうち、2つを紹介しました。目標設定力と感受性。どこかに行くことにたとえると、目的地もしっかりと決まっていて、現在地や自分がどちらに向かっているのかもわかっている状態です。あと必要なのは何だと思いますか?

例えば、走っている方向が違っているとわかったらどうしますか? また、乗っていたクルマが急に故障したらどうしますか? そんなとき、目標を達成するために必要なものは何でしょう? 

それは、目標に到達するまでに自分の行動を変化させる「柔軟性」です。こんな言葉があります。

「やっていることがうまくいかなければ、他のことをしなさい。何でもいいから。」

もし、間違った道に行っているとわかりながら、止まらずに走り続けたらどうなるでしょう? クルマが故障したのに、乗ったままでなんとかエンジンをかけようとしていたらどうなるでしょう? もちろん、目標に到達することなんてできませんよね。

考えてみれば当たり前ですが、ちょっと自分自身の日ごろの行動を振り返ってみてください。「こんなことをしていてもダメだ」と思いながらも、惰性で続けていることはありませんか? 人はいつの間にか、知らず知らずのうちに枠にはまって、行動にしろ、思考にしろ、柔軟性がなくなってきます。

長時間座っていると身体が硬くなって、柔軟体操が必要なように、あなたの思考・心にも柔軟体操が必要になります。最後に、簡単にできる心の“柔軟体操”をご紹介しましょう。




「それはちょうどいい!」と言ってみる
こんな時こそ、“柔軟体操”のチャンス! 
その“柔軟体操”とは、何か困ったとき、問題が起きたときに、「それはちょうどいい!」と、とりあえず言うことです。

普通だったら、不満や愚痴が出るところを敢えて、受け入れてみるわけです。すると不思議なもので、無理をしてでも、「なぜ、それがちょうどいいのか?」、理由を探し出そうと頭は働き始めます。

こんな話を聞かれたことがあるかもしれません。

ある南の島に、2人の靴のセールスマンが市場調査に行きました。行ってみたところ、島の住人全員が靴をはかずに裸足でした。これに対する2人のセールスマンの反応は全く逆でした。

「誰も靴をはいていない。見込み客はゼロ。売れる見込みはない」
「誰も靴をはいていない。全員が見込み客だ。これは有望だぞ」

同じ現象でも、こんなふうに全く違うものになるのです。

「それはちょうどいい!」

困ったときに、とりあえず言ってみてください。最初は居心地が悪いかもしれませんが、続けるうちにあなたの心はほぐれてきて、だんだんと楽になり、柔軟になってきます。

目標設定力・感受性・柔軟性。そして「それはちょうどいい!」
人生の成功に必要なものは、「目標設定力」「感受性」「柔軟性」のたった3つだけ。いかがでしたか? 

「どれもダメだ……。」というあなた。 そんな自分でも、というより、そんな自分だからこそ、とりあえず自分に言ってみましょう。

「それはちょうどいい!」

ここからあなたの成功への道が始まります。
http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050107A/index.htm

相手を気持ちよくする接待術

2005年03月22日 13時18分01秒 | Weblog
仕事であれ、プライベートであれ、大切なお客さまを上手に接待することには、とても気を使いますよね。あまり堅苦しくなってもだめですし、かといって、あまり気安くしてもいけない。

「どうやったらお客さまを上手にに接待できるのか?」

そのポイントを“接待の達人”である銀座のママ、さらにはホストから学びましょう。

《CONTENTS》
●銀座ママ曰く:「できる女は自分を語らない」(1P目)
●銀座ママ曰く:「よく知っていますね、と言われたら赤信号」(1P目)
●ホスト曰く:「売れっ子は聞き上手」(2P目)
●ホスト曰く:「客のシグナルを見逃すな」(2P目)
●ホスト曰く:「一流ホストは、客の言いなりにならない」 (3P目)
●コーチ曰く:「とにかく相手を見て、臨機応変に」(3P目)


銀座ママ曰く:「できる女は自分を語らない」
長い歴史の中で培われた接待術とは?
「お客さまを楽しませなければ……」と思って、はまりやすいワナが「一所懸命面白い話をしようとする」ことです。次のようなことはありませんか?

「実はこんな話があって……」と、あなたがとっておきの話をすると、お客が興味深げに聴いてくれた。さらにいろいろと話をしたけれども、だんだんとお客のテンションが落ちていってしまった……。

これは銀座でも新人のホステスに多いパターンです。相手の話を聴くのではなく、自分の話ばかりしてしまう。お客も最初は聴いてくれていても、だんだんと退屈し、最後には店に来てくれなくなります。

「自分を語ることで客を楽しませようとするのがアマチュアなら、客に語らせることでなごませるのがプロなのである。」 (『銀座バイブル』より)

お客に「語らせる」ために大事なのは、あなたが質問することです。

「最近どうでした?」とあなたが質問すれば、お客は否が応でも「最近どうだったかなあ?」といろいろなことを考え始めます。あなたが質問することが呼び水となり、だんだんとお客の記憶を活性化させていきます。

お客が話し始めたら、すかさず相づちを打ったり、お客の言葉を繰り返しながら、相手の話にただついていきます。
あなたが聴きたい話ではなく、お客が話したい話を聴くことです。

「語る」よりも「語らせる」。「楽しませる」よりも「なごませる」ことがポイントです。
銀座ママ曰く:「よく知っていますね、と言われたら赤信号」
「自分の話を得意気にするなんて、そんな野暮なことはしませんよ。」

そんな人も油断は禁物です。お客が話をしていても、ついつい話をお客から奪っているかもしれませんよ。次のようなことはありませんか?

お客が話している話題の中で、自分が知っていることが出てくると、「それ、私も聞いたことがありますよ」と言って、自分の知識も提供する。お客からは「よく知っていますね」と感心され、あなたは恐縮しながらも、まんざらではない。そして、気がつくと、お客と意見を戦わせていた……。

これまた銀座の未熟なホステスにみられる悪いパターン。「お客さまの話題に付いていけるように」と新聞やニュースを見ることは大事ですが、それをひけらかすと逆効果。お客は「よく知っているね」と笑っていても、いい気分ではなく、離れていきます。

大事なのは、「それで、どうなるんですか?」と、無知の立場からお客の話に感心すること。あくまで主役はお客です。お客が話している話題でもなければ、ましてやあなたでもありません。

「無知を装った聞き上手というのは、意外に難しいのだ。頭の回転が速くなくては無理で、本物のおバカさんには、できない芸当なのである」(『銀座バイブル』より)

「知識」よりも「無知」。
自信を持って「無知」になることがポイントです。


「語る」よりも「語らせる」。「知識」よりも「無知」。銀座のママが教える接待術の基本は「聞き上手」になることでした。一方、女性を相手にするホストの接待術はどうなんでしょう? 

ホスト曰く:「売れっ子は聞き上手」
ホストも銀座ママに負けてはいません
やはり女性相手のホストでも基本は銀座のママと同じ。「売れっ子は聞き上手」とホストの誰もが口を揃えるといいます。とはいえ、やっていることは極めて単純。基本は次の2つです。

1) うなずく
2) 「イエス」「ノー」で答えられる質問をしない

ただ、本当に聞いているかどうかは別の話。何時間もお客の話をうなずきながら聞いているホストにたずねたところ、「うなずいているだけ。話、聞いてないもの」という返事。

「女性心理というのは、相手が理解してくれているかどうかではなく、聞いてくれているのだという、その誠意が大事」(『ホストの実戦心理術』より)

「理解する」よりも、とにかく「聞く」こと。自分が理解した・しないより、聞くことで相手がどう思うかが大事なポイントです。

ホスト曰く:「客のシグナルを見逃すな」
話は「聞いたフリ」のホストですが、とはいえ漫然と話を聞いているだけではありません。一流のホストはお客の大事なシグナルは見逃しません。例えば、次のような例をみてみましょう。

バリバリのキャリアウーマンが、お店に来てお酒を飲みながら言いました。

「会社がつまらなくて……」

さて、あなたならどう対応しますか?

「元気だそうよ。会社のことなんか忘れて、パァーとやろう!」と励ますかもしれませんね。でも、それではお客のシグナルに気づいていません。この「会社がつまらなくて……」という言葉は、お客が愚痴を聞いてほしいというシグナルである場合が多いんです。

一流ホストはこういったお客が望む方向を示すシグナルを見逃しません。「会社がつまらないんだ……」と受け止めることで、お客は自分の愚痴や感情を話しやすくなります。

もちろん、お客が思い切りはしゃぎたい場合もあるでしょう。そのときはそのシグナルを素早く感知して、対応するのです。

「要するに、『この客は何を望んでいるのか』ということを一瞬にして嗅ぎ取り、望み通りの接客をする――これが一流ホストなのです」(『ホストの実戦心理術より』

「細かい話の内容」より、「お客が進みたい方向」をとらえて進むことがポイントです。

ただこれだけでは、お客を本当に気持ちよくさせることができません。お客からマンション、高級外車をプレゼントされるほど、お客を気持ちよくさせる秘密はなんでしょう?


ホスト曰く:「一流ホストは、客の言いなりにならない」
ほんの一言でお客の心は変わっていく

お客からたくさんのプレゼントをもらうホスト。ただし、それにも二種類あります。

一つはお客に欲しいとねだる「小金虫(こがねむし)」。もう一つがお客にそっけない態度をとってお客にもらってくださいと言わせる「大金虫(おおがね虫)」です。

一流のホストはお客の言いなりになりません。さらには「お客を突き放す」ことさえもします。わざとお客に逆らって、ガツンと怒る。

「突き放せば、マンションだってゲットできる」

これは銀座のママと大きく違うところでしょう。客が男性か女性かの違いや、お客との付き合いが長期か短期かの違いもあるでしょう。「突き放す」のはかなりリスクの高い方法ですが、お客を接待するうえでの一つの参考になると思います。

「なんでも自分の思い通りにされると、客は飽きてしまうのだそうだ。このあたりが、女心の不可解なところで、幸せゆえに退屈するという主婦の心理に一脈通じるものがあろうか。」(『ホストの実戦心理術』より)

まずは「聞き上手」になることが必要なのは言うまでもありませんが、次の段階へ進めるかどうかは、突き放すかどうかはともかく、「言いなりにならない」ところがポイントになります。

コーチ曰く:「とにかく相手を見て、臨機応変に」
さすが、接待の達人である銀座のママ、ホストの考え方・方法はシンプルで納得できるものばかりですが、最後にコーチングを伝える立場から一言。

「とにかく相手を見て、臨機応変に」

いろいろなスキルや方法はありますが、それらを使いこなすためには、相手が今どんな状態にいるのかを知ることが何よりも必要です。

お客の状態は刻一刻と変わっていきます。あなたの言葉、表情、ボディランゲージなどからにも、どんどんと影響を受けて変わっていきます。お客からも予想通りの反応、予想外の反応などいろいろ出てきます。どんな反応であってもうろたえることなく、それに臨機応変に対応して作り出していくのです。

そのためには、まずお客をよく見て、今の状態を知ること。
銀座のママ、ホストの知恵も参考にしながら、お客様をよーく見て接待しましょう。http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050314A/index.htm?FM=life

3月19日(土)

2005年03月21日 06時41分26秒 | 日記
○後輩にお店案内をしようと思っていたのに、午後体がだるく、約束を時間を変えてもらったのに、結局ドタキャン。違う後輩が彼を夕飯に誘ってくれた。助かった。

○夕方やっと起きて、そば食べて、お風呂に入ると少し元気になる。

○スーパーに水とティシュとドボンを買いに行く。

○帰り道に少しドライブする。そのときに交差点でホームレスらしき人に窓を拭いてもらって
お金を払う人を見る。彼女のその優しい行為に涙が出る。
 車を運転しながら、父の死について考える。


蟹座 3月19日(土)~25日(金)のあなたの運勢

2005年03月21日 06時31分42秒 | 占い
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簡単に断る仕事?
今週はなんでもやれっ!
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「自分の弱点を認識しない限り、自分の強さを酌量することはできない」といわれています。多くの人々が同じ弱点を共有していますが、そんな弱点のひとつに、自分の強さを過小評価する傾向があります!つまり、多数の人々が、自分の能力に疑いを持ち、自分自身を見下しているということです。チャレンジに遭遇したとき、多くの人々がシッポを巻いて逃げる理由がここにあります。がんばったら、そのチャレンジを見事に克服できたかもしれないのに……。

自分の可能性を100%発揮するためには、少しばかり無理をしなければなりません。今週、あなたにある課題が持ち込まれるでしょう。それは簡単に断ることのできる仕事ではあります。労働量が報酬を上回っているような感じを受けるかもしれません。だからといって、一生に一度のチャンスをみすみす見過ごさないように。
http://stars.metawire.com/japan/cancer.htm

2005/3/21-3/27 かに座の空模様。

2005年03月21日 06時29分33秒 | 占い
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決心か?!最近優柔不断だからな~
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2005/3/21-3/27 かに座の空模様。

決心するのです。
そして、そのもののナカミを見つめるだけです。
すると、不思議なことに
不安感や恐れや焦りには
全く根拠がないことが

すかっ

とわかるはずです。

「うまくいかないかもしれない」
「失敗したらどうしよう」
「失いたくない、失わないためにはどうすればいいかしら」
「褒められたい、今の自分以上のモノに見られたい」
等々。
これに類するものが貴方の心にちょっとでもあるなら
お風呂に入ってみんな追い出して下さい。
追い出すのはなかなか難しいことですけど
ちょっとでもいいのでやってみて下さい。
それから、冒頭の記述を実行してみて下さい。
決心して、そして
テーマの成果や行く末ではなく
テーマのナカミを注視するのです。

はっきりいって
貴方が周囲にどう思われようが
その報酬の多寡がいくらであろうが
どうだってかまわないのです。
そんなことは今の貴方には、たいして重要なことではないのです。
見返りは
貴方が想像するようなカタチをカンタンに飛び越して
もっとおもしろい、もっと大きな、もっと美しいカタチでやってきます。
貴方はいままで、それにふさわしい努力と苦労をしてきました。
貴方が今想定している
「あるべき報酬」
なんか、
貴方が苦しみ抜き、逃げずにもがき抜いてきたこの道に比してみれば
はっきり言って、ちっぽけすぎてちゃんちゃらおかしいのです。

貴方の
「得るべき報酬」。
それを呼び寄せるためには
まず、貴方の今の、貴方には小規模すぎる成功イメージを捨てて
テーマのナカミだけに心を集中させるだけでいいと思います。

http://www.st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/050321cancer_w.html

2005/3/14-3/20 かに座の空模様。

2005年03月17日 23時14分06秒 | 占い
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またまたいい感じの占い。よっし、今日も頑張ろう!
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今の貴方の
セルフコントロール能力
って、ものすごいです。
コントロール
というと、どうも
「制限する」「ほどほどにする」「少なくする」
というイメージがあるのですが、
本来、コントロールっていうのは
「ちゃんと、ばしっと出力する」
ことなんじゃないかとおもいます。
それはたとえば、ピアノの調律とか、料理の下ごしらえとか、
そういうのに似ているのかもしれません。

水の星座は、ダムが決壊すると大変なことになる

私はしばしば、書きます。
でも、今の蟹座は、水をたくさん湛えているモノの、決して決壊しないんです。
出すべき水を出すべきところで、しかるべき量、出しています。
水とは、貴方の実力や才能なのかもしれませんし
貴方の感情、そのゆたかな共感能力なのかもしれません。

だれのために、何をどうすればいいのか。
なかなか難しい問題ですが
今、貴方は、手探りでも何でも
適切な慎重さでそれをすすめています。
ゆっくり、じっくりやっていくウチに
そのゆったりしたスピードの中で、意外なほど早く展開している運命が
見えてくるんだと思います。
http://www.st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/050314cancer_w.html

蟹座 3月12日(土)~18日(金)のあなたの運勢

2005年03月17日 23時11分09秒 | 占い
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何かハッピーな予感。
と今朝の夢、友達のルーダーと戦場で出会い、
追いかけられる。まじで怖かった。
ごいちろうも出てた
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私たちが住んでいるこの世界は、いったい何なのでしょう?監獄でしょうか?それとも楽園でしょうか?往々にして、この質問に対する答えは、「質問された時点であなたがどんな体験をしているか」という点にかかってくるようです。物事が順調に進んでいるとき、人生は楽園のような感じがします。それに対して、すべてが悪い方向に進んでいるように思えるときもあります。そんなとき、明るい態度を保つことは至難の技です。

最近、あなたの人生で一連の難問が起こりました。あなたの対応ぶりは見事です。気落ちすることなく、希望をもって難関を切り開いているのですから。今週、そんなあなたの努力がうれしく報われるでしょう。

http://stars.metawire.com/japan/cancer.htm

お葬式で流したい曲 ベスト10(BARKS)

2005年03月17日 09時07分27秒 | Weblog
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俺もロビーのエンジェル大好きです。
この歌は泣きますよ。泣かせますよ。
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http://music.yahoo.co.jp/rock/music_news/barks/20050316/lauent002.html

お葬式で流したい曲 ベスト10(BARKS)

デジタル・テレビ局Music Choiceがおよそ4万5,000人の視聴者からの投票をもとにした<お葬式で流したい曲ベスト10>を発表した。UKでNo.1となったのは、これまたロビー・ウィリアムスの「Angel」。英国人は、恋愛中であろうともこの世に別れを告げるときであろうとも、どんな状況においてもこの曲を聴いていたいようだ。

国別の投票結果では、ヘヴィメタ好きのドイツ人がAC/DCの「Highway To Hell」、メタリカの「Nothing Else Matters」、イタリア/スペイン人はクラシックでモーツァルトの鎮魂歌やドアーズの「The End」、ノルウェー人はフランク・シナトラの「My Way」、スウェーデン人はエリック・クラプトンの「Tears In Heaven」、ザ・スミスの「There Is A Light That Never Goes Out」などを選んだという。

UKとヨーロッパ全域で選ばれた曲のリストは以下の通り。

<お葬式で流したい曲ベスト10/UK版>

1.ロビー・ウィリアムス「Angels」
2.フランク・シナトラ「My Way」
3.モンティ・パイソン「Always Look On The Bright Side Of Love」
4.レッド・ツェッペリン「Stairway To Heaven」
5.クィーン「Who Wants To Live Forever」
6.グリーン・デイ「Good Riddance (Time Of Your Life)」
7.R.E.M.「Everybody Knows」
8.オアシス「Live Forever」
9.ベット・ミドラー「Wind Beneath My Wings」
10.ロイヤル・スコットランド騎馬隊「Amazing Grace」


<お葬式で流したい曲ベスト10/ヨーロッパ版>

1.クィーン「The Show Must Go On」
2.レッド・ツェッペリン「Stairway To Heaven」
3.AC/DC「Highway To Hell」
4.フランク・シナトラ「My Way」
5.モーツァルト「鎮魂歌」
6.ロビー・ウィリアムス「Angels」
7.クィーン「Who Wnats To Live Forever」
8.ザ・ビートルズ「Let It Be」
9.メタリカ「Nothing Else Matters」
10.U2「With Or Without You」

Ako Suzuki, London

愛を探して回り道をしないために

2005年03月07日 14時31分44秒 | Weblog
愛を探して回り道をしないために
『愛される法則』(p.4-p.6)
(大和書房)

悩んでいる人は、自分が愛を求めていることに気がついていない。悩んでいる人は、愛を得ればすべては解決するのに、勝利や成功や復讐で悩みを解決しようとしている。だから、いつになっても苦しみは解決しない。
苦しみの原因が分からないから、努力が意味を持たない。
愛があなたに与えてくれるエネルギーがすべてを解決してくれるのに、愛を求めない。

では、どうすれば愛は見つかるのか。それは、次の一言である。

愛を得るためには相手を見なさい。人は同じような顔をしていても、心は驚くほどそれぞれちがっている。
この本は、人間にはいろいろなタイプの人がいるということを書いたものである。
そしてうまくいかないときに自分に都合のいいようにストーリーを作らないこと。
「私が冷たくしたから、彼は去っていった。私の態度をかえれば、彼は戻ってくる」
「私がわがままを言ったから、彼は嫌った。私がやさしくすれば、彼は絶対に私から離れない」

こうして短い人生が終わっていく。うまくいかない原因は、たいてい自分の心のあり方にある。

http://www.kato-lab.net/words/words183.html#544

愛は求めても得られない

2005年03月07日 14時13分53秒 | Weblog
愛は求めても得られない
『愛される法則』(p.56-p.58)
(大和書房)

「大部分の人びとは愛の問題を、第一に愛するということの問題としてとらえるというよりも、愛されることの問題として考えている」(エーリッヒ・フロム)

それは損得で生きているから。
男は、愛されることを求めているから、自慢話をする。
女は、得することを求めているから、お化粧をする。

「この人の存在があるから自分がある」
と考える人は、損得で生きていない。
相手の存在があって、はじめて自分の心が豊かであることを感じている。
だから、相手に感謝している。

愛を知らない人は、損得の感覚が異常に発達している。
相手がいるから、この自分がいるとは考えない。
だから、相手とはかかわっていない自分が得することを考える。
だから、損得で生きている人は、心が満足していない。
いつも虚しい。
http://www.kato-lab.net/words/words185.html#546

3月5日(土)~11日(金)のあなたの運勢 蟹座

2005年03月07日 13時45分00秒 | Weblog
時々、あなたは人から正当に評価されないことがあります。業績をあげたのは他ならぬあなただというのに、別の誰かが鼻を突っ込んできて、あなたの業績を横取りしてしまうのです。もしくは、あなたの善意を悪利用する人もいるかもしれません。だからといって騒ぎ立てる必要はありません。しばらくしたら、自然な形で正義が勝利するでしょうから。今週、その点を覚えておきましょう。

今、あなたは不公平な状況に腹を立てています。お怒りはごもっとも。その状況を変えたいのは山々ながら、どのような方策をとったらいいのか分からないのではないでしょうか。しばらくしたら自然にカタがつくはずです。とりあえず、現時点では、あなたが得意とする分野に集中してください。

http://stars.metawire.com/japan/cancer.htm

2005/3/7-2005/3/13 かに座の空模様。

2005年03月07日 13時44分10秒 | Weblog
辛いことも苦しいことも
不思議なくらい幸運につながっている、と
今なら信じられるのではないでしょうか。
今現在、目の前にあるのは
重たいタスクや面倒な人間や
その他諸々、どちらかというと人を疲れさせるものばっかりかもしれません。
でも、
なんだか、予感がしませんか。
それらがどっちへ向かっているのか
見える気がしませんか。

このところ貴方の目の前に置かれているチャレンジングなハードなことは
みんな近く始まる
大幸運
にむけて劇的に流れ込んでいます。
この水脈のみちゆきを
貴方自身が予感できるのが、今週の良いところです。

どんな事件にも
どんなトラブルにも
今は
「良い兆候」
しか、見えません。
苦境の中でも、決断し、行動し続ける貴方の
リラックスした眼差しは
今貴方が思うよりずっと輝いているはずです。
http://www.st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/050307cancer_w.html