塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スパイク3強と契約した選手とは

2021-09-21 21:31:23 | 日記
 ポルトガルならばポルトとベンフィカ、スポルティング
 イタリアならばユヴェントス、ミラン、インテル

 というように、欧州には3強と呼ばれる伝統クラブが存在するリーグがあります。

 現在イタリアはアタランタを加えることが多いですし、イングランドはビッグ8というように、3強の枠をはるかに超えた激戦区、ちうリーグもあります。

 サッカー専門サイト「コーヘイズ・ブログ」によれば、今夏横浜F・マリノスと契約した宮市亮は、ナイキ、アディダス、プーマを実践で着用した珍しい事例と言えます。

 彼らはスパイクブランドの3強になりますからね。

 メンフィス・デパイはアンダーアーマー、ナイキ、プーマ
 ズラタン・イブラヒモビッチはナイキ、ディアドラ、プーマにアディダス

 と宮市と同様かそれ以上、スパイクを愛用している選手もいます。

 ただ、彼らは試し履きで本契約には至っていない事が多いのですが、宮市は契約順にナイキ、プーマ、アディダスと渡り歩いており、プーマからアディダスへ契約変更したのは、Fマリノスとアディダスの結びつき。

 にあるようです。

 2012年には契約するナイキの広告塔として認知されましたが、記事によると宮市は2017年からはプーマ契約選手になったとのことです。

 繰り返す怪我の影響と主催者のコーヘイさんが語るように、故障さえなけえれば代表定着や、2部のザンクトパウリではなくブンデスリーガ1部と契約していたと思います。

 だからこそ靴を変えることが心境の変化につながったのでしょうね。

 マイケル・ジョーダンはナイキから支給されるエアー・ジョーダンを、毎試合必ず新品を愛用し自分で靴ひもを締め、新鮮さ感じるように配慮していました。

 使用したバッシュはチャリティに寄付していたといいますが、当選した方は嬉しかったでしょうね。

 スパイクは選手の生命線ですから、選手たちが良い契約を得たいという気持ちも自然ですよね。
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外国語に戸惑うとき

2021-09-21 21:12:19 | 日記
 「帝王切開」は英語で何というのだろうか、と先日頭をよぎりました。

 僕は塩野七生のエッセイを何冊か所有していますが、あれほどイタリア語に精通している方でも

 「左うちわと言おうとして、はてイタリア語で何と言うべきなのか」

 と戸惑ったことがあると告白していたはずです。

 僕は英語、イタリア語の教科書をこれまで何冊も買い込んできましたが、空港やホテル、道端で道順を尋ねる場面は描かれてきましたが、病院や盗難など、リスクを背負う場面のフレーズは掲載自体が多くありません。

 冒頭の言葉を思いうかべたのは

 Jリーグにやってきた外国籍選手が、クラブが通訳をつけてくれるだろうから、日本で治療と出産の際も負担はいくらか軽減できるだろう
 それは海外リーグに移籍した日本人選手も同様だろう
 では、出稼ぎで来日し、漢字やカタカナに奮闘している外国籍の方は、果たして大丈夫だろうか、そんなこともないだろう

 と考えたためです。

 Jリーグにはブラジル、韓国、オーストラリアを軸に多くの国から選手や来日していますし、それは野球、ラグビーも同様です。

 日本では池袋ウエストゲートパークの最新文庫「絶望スクール」の中で描かれているように、ヴェトナムを軸に東南アジアの方々をどこか使い捨てのように扱っている面は否めません。

 ならば上記のプロ・リーグが外国籍選手を大切に扱うことで

 彼らに感謝しないといけないね
 皆が快適に暮らせる暮らしは何かな

 と考えるきっかけになると思ったのです。

 僕は諸外国に出かけたことはありませんし、日本人が金目の品を携帯しているという印象も、まだまだ強いに違いありません。

 ただ、諸外国で受けた親切、親身な態度は帰国してからも色あせず、良き体験として残るに違いないとも感じるのです。

 ならばプロ選手だろうが一般の方だろうが、丁重に扱いたいものです。
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メッシにも時間が不可欠ですよ

2021-09-21 11:45:59 | 日記
 リーグ1は当然パリ・サンジェルマンが優勝最右翼となります。

 ただ、それはあくまで首都パリで感じられる意識ではないでしょうか。

 昨年優勝のリール
 2000年代に最盛期を迎えたオランピック・リヨン
 フランスで唯一、チャンピオンズ・カップを掲げたオランピック・マルセイユ

 彼らはパリ・サンジェルマンを破り、赤っ恥をかかせたいと考えているに違いありません。

 そう、王政を倒すことを熱量に変えた革命軍のように。

 一方でメッシがそんな簡単にクラブに馴染めるわけもないと思うのです。

 34歳で異国のリーグでプレイする
 バルセロナ時代に6度のバロンドールを受賞し、ペレとマラドーナを既に凌駕している
 史上最高の選手

 と讃えられるレオ・メッシ。

 ただ彼はリーグ1では「新1年生」と同じではないですか。

 その点が話をややこしくしていると思いますし、メッシの活躍度はシーズン終了後まで待つべきですよ。

 今、ベーブ・ルースと同等の立場になりつつある、LAエンゼルス・オブ・アナハイムの大谷翔平。

 彼は今年が「移籍初年度」ではなく移籍「3季目」ですよ。

 大谷翔平ほど先天的に何かを持ち合わせた存在でさえ

 大リーグ特有の過酷な日程
 カッター、スプリット、100マイルの直球など、相手投手の投球術になれなくてはいけない
 おまけに彼は投手として、自分の投球を組み立てる事も必要

 というように、明らかに時間が必要でしたし、ファンと首脳陣はその「時間」を与えましたしね。

 レオ・メッシがGKやセンターバックを務めることはありませんが、それでも順応機関が等しく与えられるべきでしょう。
 
 彼の事ですから、バルセロナに戻りたいという願望が多少心中にあったとしても、一切顔に出さずリーグ1への順応を目指しているに違いありませんよ。

 
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パリ・サンジェルマンは火種を抱えているのでしょうか

2021-09-21 11:33:50 | 日記
 パリ・サンジェルマンはレオ・メッシと呼ばれる、王ではなく既に「神格化」されている選手が存在します。

 ただ、得点が生まれない、莫大な報酬と引き換えに即座に成功体験をもたらすことが義務化されているように見えますが、もっと長い目で見たら良いのにと思います。

 ズラタン・イブラヒモビッチのように、加入初年度からけた違いの働き、ゴールを量産する選手の方が明らかに稀ですよね。

 彼は結果を残し続けた、その影響もあるのでしょうがイブラヒモビッチは決してフランス語を用いることなく、英語もしくはイタリア語で生活をしましたが、メッシはそこまでの強引さはない、と思います。

 指揮官マウリシオ・ポティチェーノはレオ・メッシと同郷、つまりアルゼンチン出身ですからフランス語ではなく、スペイン語で会話が可能です。

 ただ、メッシだけにスペイン語を用いて、他の選手にフランス語を用いてミーティングというわけにはいかないでしょう。

 ですから個人で話をする際はスペイン語、集団で話し合いをする際はフランス語という形にして、既にムバッペが抱いていると囁かれる

 「メッシは優遇されている」
 「彼は特別扱い」

 という印象をぬぐい去ることは大変ですよ。

 ちなみにクラブは二人のGK

 コスタリカ代表 ケイラ―・ナバス
 イタリア代表 ジャンルイジ・ドンナルンマ

 をどのように起用すべきでしょうか。

 ナバスはコスタリカ代表という小国の選手のせいか、どこかで過小評価されている、従ってレアル・マドリードではティポー・クルトワという、確かに実力者ではあるが、ベルギーという伝統国の選手に名前負けした・

 という印象がある気がします。

 メッシ以外にもポティチェーノには、解決すべき問題が多岐にわたる気がしますし、むしろ彼の地位も安泰ではないようにさえ思えてきます。
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ボナペンチュル・カルー、王になりかけた男

2021-09-21 11:23:15 | 日記
 フランスはフランス革命に代表される、王政を打ち倒す民衆蜂起が幾度もあります。

 ルイ16世とマリー・アントワネットがギロチン台で首をはねられても、以後ルイ18世が即位しますし、王政が倒れたとしてもナポレオン・ボナパルトやナポレオン3世など、新しい棟梁が台頭しては去ってゆきます。

 首都パリが当然民衆蜂起の舞台になるわけですが、彼らは王政をどう思い、同時に必要としていたのでしょうか。

 少なくとも、パリ・サンジェルマンは常に「王」を必要としている気がします。

 多くのファンは

 1994年から1998年に在籍したブラジル代表ライー
 2003年から2004年に在籍したブラジル代表ロナウジーニョ
 2012年から2016年に在籍したスウエーデン代表ズラタン・イブラヒモビッチ

 を思い浮かべる事でしょう。

 中にはポルトガル代表のペドロ・パウレタ、ユーゴスラビア代表のスシッチを推す声もあるかもしれませんがね。

 現在はメッシなのか、ネイマールなのか、はたまたムバッペか、というところでしょう。

 一方で「王」になりかけた選手もいます。

 2005-06シーズン、パリ・サンジェルマンはオセールからコートジボワール代表のボナベンチュル・カルーを獲得し、オセール時代彼を指揮したギ・ルーは

 「彼はパルク・ディ・プランスで神になる」

 とまで言い切ります。

 実際カルーは開幕のメッツ戦において、4得点全てに絡む(1得点、3アシスト)素晴らしい動きを披露し、集ったファンを大いに満足させます。

 この時パリには、フランス代表のジェームズ・ロテン、ヴィカシュ・ドラソーにコロンビア代表のマリオ・ジュペスなど、現在ほどではありませんが既に多国籍の萌芽が感じれました。

 パウレタも既にクラブの一員でしたが、時代はオランピック・リヨネの全盛期と重なり、カルーも最後まで本領発揮とはいきませんでした。

 「王」になるには、時代のめぐりあわせも不可欠のようですね。
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