塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自由きままに好きなスパイクを履くこと

2021-09-05 21:40:25 | 日記
 オランダ代表のメンフィス・デパイは、アンダーアーマーとの契約を終えた現在、ナイキ、アディダス、プーマ、そしてアンダーアーマーの4ブランドを順繰りに履いています。

 契約終了という観点から、アンダーアーマーと再契約するのか、それとも上記3ブランドに移籍するかを、デパイ自身が決めかねているように思えます。

 彼はファッションが大好きで、嫌味なファンからはその成金スタイルが嘲笑されることもあるようですが、だからこそ

 1・今後もアンダーアーマーの第一人者として君臨
 2・ジャージやセットアップのデザインに優れ、デザイナーやコラボレーションも豊富なアディダス、プーマ、ナイキのいずれかでトータルに着こなしたい

 とデパイの思惑があるのでしょうね。

 ちなみに専門サイト「コーヘイズ・ブログ」によると、ガンバの宇佐美はアディダスとの契約を終えた今季からアシックスを履いていたものの、一旦アディダスの「エックス・ゴースト」を履いたとあります。

 現在は再度アシックスを履き、試合に出場しているとありますが、今後は選手たちもブランドと契約するのではなく

 気ままに好きな靴を履く
 その方がお金にならずとも、自分らしくいられる

 と思うようになるのでしょうか。

 よく欧米はドライな契約社会と言われ、日本社会は義理人情の世界と指摘されます。

 そうなんですよね、僕もなかなか贔屓のお店を変える勇気はありませんし、僕が選手ならば

 「これまでお世話になりました」
 「今後は別ブランドに移籍します」

 と口にするのが憚られる、と思いますからね。

 ロナウドのようにナイキと終身契約を結ぶような事例は本当に稀であり、だからこそナイキも彼専用マーキュリアルを生んだわけですが。
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半藤一利の著作を買って

2021-09-05 21:24:40 | 日記
 今日、文春文庫「日本のいちばん長い日 半藤一利著」を購入しました。

 よくラグビー・ワールドカップやサッカーの欧州選手権を
 
 「武器を持たない戦争」
 「彼らは競技に夢中になることで、国家間のいさかい、不満を反映させている」

 と指摘する声があります。

 中米では過去、エルサルバドルとホンジュラスが、ワールドカップ予選で揉めたあげく、実際戦争に至りましたが、戦争を知らずしてこれらの文句を考えても意味はないように感じたのです。

 全日空が横浜フリューゲルスに移行すること、最終ラインにはエルサルバドル代表として1982年ワールドカップに出場、同国の英雄であるチェローナが在籍していました。

 彼ならばきっと

 「侵略戦争だろうが防衛戦争だろうが、人の命を無駄にしてはいけないよ」
 「戦争はない方が良いに決まっている」

 と語ったと想像するのですが。

 僕個人は大東亜戦争だとか、太平洋戦争、2次大戦と呼ばれる一連の戦争に無知であり、今後の日本が東アジア諸国、東南アジア諸国と関係を深めていく際に、放ってはおけないと感じたため、この本を買いました。

 特にJリーグはアジア枠でよりアジアから中心選手を獲得しようと思う訳ですから、現地の現状も過去もある程度は認識しておくべきだと思うのです。

 ただ、大東亜戦争が本当に難しいのは

 1・資料がそれほど多く出回っていない事
 2・日本、中国、韓国、3カ国の言い分に大きな隔たりがある
 3・欧州や米国の記者が、日本は侵略戦争などしてはいないと擁護する声もある
 4・東京裁判はあくまで戦勝国がさばいた判決である

 など、一筋縄ではいかない問題が山積みのためです。

 ただ、僕はもっと資料を読み込んで自分なりに考えをまとめていきたいと思います。

 この本の著者、半藤さんはお亡くなりになりましたが、サッカーでも黎明期を知る人物の肉声、もっと反映させるべきかもしれません。
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教師と生徒の折り合いから

2021-09-05 21:07:59 | 日記
 僕が地元の中学校の入学したのは平成元年、既に30年以上前の出来事です。

 どの学校でも必ず「生徒指導」という名目の教師がいましたが、前回もお話ししたように指導するだけの技量がある人物の方が、圧倒的に少ないと思いますがね。

 大いなる矛盾は喫煙です。

 情操教育としてこのころになると、必ず喫煙の問題が取りだたされます。

 「タバコを吸うと、肺が真っ黒のなります」
 「ニコチン中毒は良い事は何もない」

 そう指摘する教師が(多くの場合)、何の疑問ももたずに喫煙しているのですから、馬鹿以外の何物でもないわけです。

 僕の中学時代は学生服を着ずに「ボンタン」「タンラン」「チョウラン」と呼ばれる、改造学生服で来る生徒もいましたし、学校指定の鞄をつぶして教科書を入れずに、自分の気に入っている鞄に教科書を入れて登校する。

 とわけのわからない事をしている生徒もいましたよ。

 だって教師が「なってない」服装と言動しかしていないのですから、生徒が反目することは当然のように感じますし、生徒には生徒の見解があることを忘れてはいけないと思うのです。

 イビチャ・オシムがジェフ千葉と日本代表で指揮を執った際、多くの選手が感銘を受け、師匠と慕いました。

 それはオシムが含蓄のある言葉を放っていたこともありますが、ボスニア紛争やパナシナイコス在籍時、妻のアシマや息子のアマルと会えない日々が続いたこともあるためでしょう。

 簡潔に言えば

 オシムは人の痛みがわかる
 だからこそ放つ言葉に重みがある
 だからこそ、皆真剣に耳を傾ける

 という形になったのだと改めて思います。

 あれだけの人物が周囲にいれば、生徒、選手も幸福でしょうが、実際はそうではないからこそ、学校の問題が取りだたされるのかもしれません。
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傲岸不遜な責任者の態度

2021-09-05 20:57:13 | 日記
 僕の部署には責任者がふたり在籍しています。

 年齢はいずれも僕の方が上ですが、立場は下になりますから「さん」づけで呼びます。

 ただ、立場の上の責任者は立場の低いもう一人の責任者を苗字で呼び捨て、もしくは「お前」呼ばわりしており、僕はその声を聞くたびに不愉快になります。

 責任者や上司が部下が不始末を起こした際、

 「責任をもって指導します」

 と語ることないでしょうか。

 あなたは人に何か教えを伝達するだけの人間性や志があるのですが
 五輪や世界選手権、ワールドカップで優勝経験を持つ指揮官は、選手たちを絶対にお前よばわりはしない、そして指導しますなどと傲岸不遜な態度を取りませんよ。

 といつも思います。

 今オマーン代表に敗れた事で森保一日本代表監督への批判が大きいわけですが、少なくとも彼が選手たちをなじる、高圧的で威厳をかざすという態度はとっていません。

 人間性が優れていなければ指揮官は務まりません。

 ただ、人間性が抜群(例えばジーコがそうですね)でも、博打を打つ、おもいきった布陣変更や選手選考をする、という神経の図太さも指揮官に求められる要素ではあります。

 ただ、「お前呼ばわり」する人物は神経が図太いのではなく、単に相手を見下している、そしてその発言が本人と周囲を著しく不愉快にしている点に気づかないこと、その点で器量はないと指摘されても致し方無いと思います。

 僕は人望も友人もなければ、勤務で求められる数字力さえ備わっていません。

 ですから昇進もしませんし、配下、部下を持ちたいとも考えていませんしね。

 指揮官は当然万能ではありませんし、助監督など周囲が補うことも多いと思いますから、そこに感謝の念を抱けるかどうか、この点もまた些細さではありますが気になる点ではないでしょうか。

 サッカー監督で戦術の要素やフォットネス、選手のメンタルケアなど多岐にわたる配慮が求められる中、それらが欠けていては仕方がないわけです。
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