塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

常識違いは知っておくべきでしょうね

2021-09-13 21:53:29 | 日記
 人間だれしもが贔屓のブランドがあると思います。

 日用品ならばライオンかもしれませんし、花王かもしれなませんし、人によっては輸入品が良いという方もいるでしょう。

 僕も日用品、食材に贔屓がありますが、ある一定期間その品を買い続けた後、方向転換をして別のブランド、銘柄を買います。

 それは、いつまでも同じ品で心理的に飽きてきたという事もありますが、

 1・他に良い品があるのならば、そちらを購入すればよい
 2・今まで同じ商品を購入してきたために、他の商品に対する見解や価値観が得られなかった
 3・もし、他の商品を使う、食すして、それでも今までどおりが良いと思えば、また同じ品を購入したらよい

 と思うのです。

 それは商品のコスト、内容量、栄養量なども含めての事ですが。

 例えばオランダ委代表のメンフィス・デパイがそうではないでしょうか。

 彼はこれまでアンダーアーマーと契約しており、マグネティコを愛用していました。

 デパイが現在、そのアンダーアーマーだけでなく、プーマとアディダス、ナイキを順繰りに履いているのは、アンダーアーマーとの契約が一旦きれているためですが

 1・これまではアンダーアーマーの「常識」しか知らなかった
 2・だからこそ他社の常識を知りたい

 と感じたためでしょうね。

 この場合の「常識」は、履き心地や素材だけでなく、提示された契約年数や契約金、担当者の態度だけでなく、ブランドが描く未来まで様々な事柄が含まれます。

 アンダーアーマーとすぐに契約してもよかったとデパイは考えるかもしれませんし、そうでないのかもしれません。

 ただ、この契約更新か否かという最中において、他社を知ることは彼のサッカー人生に大変有意義であると思います。

 一般企業もそうですが、自分の部署が隣になるだけで「常識」が違う、現在「5度目」の部署で働く僕は、嫌というほどこの常識違いを痛感しています。

 そして何より、一回も部署移動せず毎日をお気楽に過ごしている、圧倒的多数に冷めた表情をしているのも確かです。
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改めて考えるノスタルジーの概念

2021-09-13 17:45:27 | 日記
 ノスタルジーという言葉あります。

 日本語でいうならば「望郷」という意味合いでしょうか。

 サッカーでいうならば、あの時代は良かったというかつての栄光(アーセナルのファンは強く思うように感じます)や、ファンが思い入れのあるジャージ・スポンサーが当てはまるように思います。

 例えばブラジル代表ならば、現在のナイキではなく優勝はならずとも、選手たちが華麗な動きだけでなく、その必死さはテレビ画面から伝わってきた1982年、86年の選手たちと「トッパー」

 サンパウロFCならば(大空翼も着用)1992年、93年コパ・トヨタを連破した際のスポンサーである「ペナルティ」は、やはり現z内のアディダスよりもファンの思い入れが強いと思います。

 2006年のクラブ・ワールドカップ優勝は、ブラジルのインテルナシオナルですが、この時若きパト・アレシャンドレと含む選手たちは、リーボックを愛用していました。

 現状、リーボックがサッカーに限らず、プロクラブを支援することはなさそうですから、既にこの時のジャージは記念碑的側面も含めて、ファン垂涎の形ではないでしょうか。

 日本代表でいえば1993年のオフト時代がそうですね。

 彼らが現在の代表よりも技術面と場数で大きく劣ることは確かです。
 
 一方で主将の柱谷哲二、ラモス瑠偉を軸に誰もが日の丸を思い、足を止めることなく走り相手にタックルをし、味方同士大声で鼓舞しながら、最後まで目的地、アメリカを目指しました。

 通常、やる気、気迫、精神力は目に見えない、個人の心奥底に眠っているものですから、やる気がないと批判される選手さえいるほど、その外苑んがあいまいです。

 ただ、この時の日本代表は誰もが闘志や根性という、ある種の「時代錯誤」差を見せつけながら奮闘した、この点が今でもファンの脳裏から離れない理由ではなかろうか。

 と感じるのですね。
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代表に求められる生きるための糧

2021-09-13 17:31:20 | 日記
 僕が所有する新潮文庫「剣客商売」の解説文は、常盤新平が執筆しています。

 ファンならご存じですが、常盤さんは年末年始に「剣客商売「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」など、池波正太郎作品を読み直し

 「まあ、来年もなんとかなるでねえの」

 と、希望、やる気、慈愛など様々な心の栄養をもらうのです。

 僕も常盤さんと同様にこの3作品は幾度も世も直していますし、これに相当する作品は石田衣良の代表作、文春文庫

 「池袋ウエストゲートパーク」
 
 のように思います。

 真島誠の影響で(石田さんの趣味でもあるのでしょうが)クラシックのCDを買うようになった方が相当数いると思いますが、10代後半や20代後半で本を買わない方でもこれだけは!!と思える作品だと思います。

 彼らはゲートパークを読み

 「明日も何とかなるかな」
 「ゲートパークに夢中の時は、嫌な事を忘れて不機嫌にならないよ」

 と感じているに違いありません。

 サッカー日本代表も同様ではないでしょうか。

 勝負事である以上(サッカーは他競技と異なる引き分けもありますが)白星か黒星かのいずれかでしか決着がつきません。

 だからファンは勝ってほしいのではなく、自分たちが思い描くような形で美しく、圧倒的大差(これも難しい注文ですが)で勝利してほしいのです。

 代表が敗れると自分の事のように惨めさが体を覆う
 代表が爽快な勝利を届けてくれたなら、明日はきっと良いことが起きるだろうと、安心して眠ることができる
 だから勝っても勝ち方に納得できないと、何だか落ち着かない

 という塩梅ですかね。

 それらは全てクラブが根幹になりますが、ワールドカップや予選、アジア杯といった国旗を掲揚する試合での緊張感が、まるで別ものになりますし選手たちも招集は名誉と思うに違いないからです。

 10月シリーズ、生きる糧を僕たちも選手たちも得られると良いのですが。
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WEリーグで注目すべき点はどこでしょうか

2021-09-13 17:20:12 | 日記
 遂に開幕したWEリーグですが、選手たちの奮闘以外にも注目点があります。

 それはWEリーグが長期の準備期間を要し、開幕を秋に迎える秋春開幕を採択したことです。

 これは冬季の豪雪や交通移動の困難さを理由に、Jリーグが見送ってきたシーズン制であり、仮にWEリーグで一応のめどがたてば、Jリーグも欧州仕様のカレンダーに変更するかもしれないと考えます。

 WEリーグのクラブは現状北海道にはありませんし、観客動員もJリーグとは大きな隔たりがあります。

 ただ冬季、通常Jリーグが休養となる1月、契約更新が行われて各クラブが春キャンプや主将の任命、背番号などを決定する時期、
WEリーグは優勝争いの大一番になるわけです。

 欧州女子リーグに倣うこのスケジュールは、当然代表選手にも馴染み深くなるでしょうし、移籍市場で選手のやり取りもはかどるに違いありません。

 FC東京に長友佑都が11季ぶりに移籍しますが、このような海外リーグとJリーグの移籍が合致しないと、Jクラブの指揮官とGMは欧州クラブとのやり取りは今後も難しいと思います。

 現状世界各国で新型コロナウイルスの変異株が増加傾向にあるため、誰もが驚く海外の有力選手の加入とはなりませんでした。

 かつてINAC神戸に韓国代表のイ・ミナが加入した際は、彼女の美しさも含めた実力が認知されるごとに、大きな話題になりましたからね。

 ただ、東京五輪で目標達成を果たせなかった日本代表選手たち、シアトル・レインからベレーザに加入する宇津木瑠実など、奮闘する選手は当然いますよ。

 彼女たちの奮闘が代表の根幹になることは間違いなく、その活躍度で新監督が代表を構成するわけですから。

 
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