塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

表面的に相手を罵れば

2021-09-29 22:54:56 | 日記
 プレミア・リーグでは過去

 マンチェスター・ユナイテッド アレックス・ファーガソン
 アーセナル アルセーヌ・ヴェンゲル
 チェルシー ジョゼ・モウリーニョ

 3人の指揮官が激しく舌戦を繰り広げていました。

 特にモウリーニョの場合はインテル在籍時も同様で、マスメディアを経由し相手指揮官を痛罵する、皮肉を言うことで

 自軍の選手たちを守る
 自軍の内情をそらすことができる

 という効果を狙っていました。

 政治の世界でも内閣総理大臣や皇帝が戦争を始めるのも同様で、過去フランスがアルジェリアに進軍した事例があてはまります。

 これら3人の指揮官は、自分の発言が相手を刺激することで心理的負担を与えていると信じていましたし、逆にモウリーニョの場合はレアル・マドリードとマンチェスター・ユナイテッド時代は

 「逆噴射の形」

 で自分に跳ね返ってきてしまいましたが。

 ポール・ポグバはまだユナイテッドに残留していますが、もしモウリーニョが指揮官でなければ、イケル・カシジャスはFCポルトに移籍せず、そのままレアル・マドリードで引退した可能性は非常に高いでしょうから。

 これらの心理的抑圧はあくまで「表面的」な代物で、モウリーニョがファーガソンを敬愛していることは知られていますし、ヴェンゲルも最後はファーガソンと折り合いを付けました。

 では表面上相手を「罵っている」うちに、本当に嫌悪感を抱くことはないのでしょうか。

 サッカーは審判の判定で大一番に敗れることもありますし、それはダービーやワールドカップ予選であればなおさらです。

 また選手と指揮官の罵り合いでは、2010年ワールドカップフランス代表、レイモン・ドメネクとニコラス・アネルカの事例が有名ですが、日本のようなある種の「事なかれ主義」は、隠れた平和なのでしょうか。
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結婚におけるアクシデント

2021-09-29 18:15:13 | 日記
 石原さとみの結婚報道の際、結婚相手が「一般男性」ということで更に驚く形になりました。

 俳優と女優が交際、結婚の場合はある意味でプライバシーを守る術を心得ているでしょうし、事務所が味方になります。

 しかしこの「彼の場合」はすぐさま

 「どうやら証券会社のゴールドマン・サックスに勤務しているそうだ」
 「大企業だな、一般人とは程遠い」

 というように、すぐに勤務先が知られる(どのように調べているのか見当すらつきませんが)形となりました。

 俳優ならば佐藤健
 女優ならば綾瀬はるか

 彼らのような著名人が一般人と仮に交際となれば、ひがみ、嫉妬、嫌悪感などがお相手に移り、質の悪い話が浮上するかもしれません。

 むしろ俳優同士、歌手同士の交際の方が良い印象かもしれませんね。

 フランス代表のアンソニー・マルシアルの妻が、ソーシャルネットの世界で起きた

 「ユナイテッドの指揮官、スールシャールの解任に賛成の方を募ります」

 という募集に「いいね」を押したことが判明し、すでに紛糾しています。

 ユナイテッドのファンはクラブの英雄のひとりよりも、政権交代、それもレアル・マドリードでロナウドと面識があることも影響しているのでしょう、未契約であるジネディーヌ・ジダン。

 という声が大きいようです。

 マルシアルもジダンという同胞の先輩が指揮官になれば、今よりもやる気が漲るかもしれないと、彼の妻は考えて深く考えずに実行してしまったのでしょか。

 当然ユナイテッドの指揮官は交代しておらず、明日以降妻のクリックとはいえ、マルシアルは練習(今は故障中のようですが)にどのような表情で出向くべきでしょうか。

 仮にモウリーニョならば、彼を簡単に突っぱねるでしょうが、スールシャールは水に流すように思います。

 その優しが指揮官としての仇になっているのかもしれませんが、むしろ無理解の妻の方が問題を抱えているように感じます。
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サッカースパイクの「あちら側」を知りたいのです

2021-09-29 17:55:07 | 日記
 米国を代表する作家のひとり、スコット・フィッツジェラルド。

 代表作は誰もが知る「グレイト・ギャツビー」ですが、一方で「バビロン再訪」「金持ちの御曹司」など、優れた短編を生み出しています。

 フィッツジェラルドは「楽園のあちら側」という作品で文壇に登場(僕は未読ですが)にし、一気に米国社会の寵児となります。。

 僕はこの作品の題名と掛けて

 「スパイクのあちら側」

 という書籍かインターネット・コラムがあればなあと思います。

 僕は今日、グラフィック社から刊行されている紳士靴の本

 「職人的伝統とその技術を学ぶ 紳士靴のすべて」

 を購入しました。

 帯には「世界の靴好きの愛され続ける伝説の名著 ついに日本語版が登場」とあり、監修は日本製靴界の第一人者である山口千尋氏が務めており、以前から購入したいと考えていたんです。

 日本でもハンドゾーン・ウエルテッドの靴が適正価格で買える良い時代になりましたが、それは欧州生産、国産ではなく僕も所有しているインドネシアの靴ブランド「ジャワン・スリワヤ」に代表されるアジアのクラフツマンの影響が大きいですね。

 サッカースパイクを製造することも立派な職業ですよ。

 例えばミズノやヤスダの工場を取材し、カンガルー革の裁断から検品、箱詰めに至るまでの舞台裏が確認出来たら、きっと嬉しいと思うサッカー好きは多いと思うんですよ。

 それはアディダスやプーマのニットスパイクもそうですし、デザイナーの談話や責任者が描くスパイクの未来、そして希望小売価格と契約選手との関係など、書籍でもネットでも反響はあると思えるのですが。

 ちなみにスパイクの販売サイクルは年を追うごとに短くなっていますが、デザイナーがその点をどう考慮しているかも気になりますよね。
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