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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

外国語に戸惑うとき

2021-09-21 21:12:19 | 日記
 「帝王切開」は英語で何というのだろうか、と先日頭をよぎりました。

 僕は塩野七生のエッセイを何冊か所有していますが、あれほどイタリア語に精通している方でも

 「左うちわと言おうとして、はてイタリア語で何と言うべきなのか」

 と戸惑ったことがあると告白していたはずです。

 僕は英語、イタリア語の教科書をこれまで何冊も買い込んできましたが、空港やホテル、道端で道順を尋ねる場面は描かれてきましたが、病院や盗難など、リスクを背負う場面のフレーズは掲載自体が多くありません。

 冒頭の言葉を思いうかべたのは

 Jリーグにやってきた外国籍選手が、クラブが通訳をつけてくれるだろうから、日本で治療と出産の際も負担はいくらか軽減できるだろう
 それは海外リーグに移籍した日本人選手も同様だろう
 では、出稼ぎで来日し、漢字やカタカナに奮闘している外国籍の方は、果たして大丈夫だろうか、そんなこともないだろう

 と考えたためです。

 Jリーグにはブラジル、韓国、オーストラリアを軸に多くの国から選手や来日していますし、それは野球、ラグビーも同様です。

 日本では池袋ウエストゲートパークの最新文庫「絶望スクール」の中で描かれているように、ヴェトナムを軸に東南アジアの方々をどこか使い捨てのように扱っている面は否めません。

 ならば上記のプロ・リーグが外国籍選手を大切に扱うことで

 彼らに感謝しないといけないね
 皆が快適に暮らせる暮らしは何かな

 と考えるきっかけになると思ったのです。

 僕は諸外国に出かけたことはありませんし、日本人が金目の品を携帯しているという印象も、まだまだ強いに違いありません。

 ただ、諸外国で受けた親切、親身な態度は帰国してからも色あせず、良き体験として残るに違いないとも感じるのです。

 ならばプロ選手だろうが一般の方だろうが、丁重に扱いたいものです。
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