塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うバック3で戦うこと

2020-02-07 01:00:41 | 日記
 インテルを率いるアントニオ・コンテは新加入のエリクセンを最大限活用するために、3-4-1-2の導入を検討している模様です。

 日本では戦術論を軸に問題提起をする方が多く、コンテの判断は彼らからすれは時代遅れの決断なのでしょう。

 イタリアも日本同様に戦術に関する議題は多いでしょうが、それでもバック3を用いる指揮官が多いことは特筆すべきです。

 コンテならずとも、バック3を用いる指揮官は内心では

 「勝てば誰も批判しない」
 「バック3こそが私の代名詞」

 と考えているのでしょうが、実際はスカッドを有効利用するための最善策という形に結び付きます。

 インテルの場合ですとGKのハンダノビッチ、CBので・フライだけでなく、コンテの下で躍動した元チェルシーのヴィクター・モーゼスが加入するなど、確かに3-4-1-2は理にかなっていると思います。

 しかし、バック3を敷く欧州クラブは当然少数派であり、クライフやグアルディオラの下で3-4-3を用いたこともあるバルセロナでも、同様の布陣は求めないでしょうね。

 インテルが今後もセリエAで上位に進出し、マンチーニ、モウリーニョ政権時代に顕著だったチャンピオンズ・リーグの出場を毎年のように果たせるならば、コンテはその際どのような決断を下すでしょうか。

 欧州で主流であるのはバック4
 自分の十八番はバック3

 当然前線の配置も異なれば、3-4-1-2が押し込まれ、5-2-1-2となり有機的な攻撃が難しい側面はより増えると思います。

 今季のセリエAはインテルかユヴェントスのいずれかがスクデットを得るはずですが、サッリとコンテ、二人の指揮官がどのような絵を描くのかという点も注意したいものです。

 (参考資料 ワールド・サッカーダイジェスト2020年2月6日発売号)
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