塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アナログが持つ優しさと音色

2020-02-06 00:40:41 | 日記
 僕が初めて音楽に興味を持ち始めた中学時代は、現在のように音楽配信という形は存在しませんでした。

 我が家にも両親が購入したレコードとミュージックテープが残っていますが、CDも縦長の8インチと現在の主流となった12インチが混在しており、録音用のカセットテープも健在でした。

 日立のマクセルやTDKなど、カセットテープで屋台骨を築いた企業もあります。

 ブラウブリッツ秋田の母体はTDKだったはずですよ。

 時がたち、CDよりコンパクトなMDをソニーが開発し、僕の弟はよくMDに音楽を録音していたものです。

 僕自身はMDを所有したことはありませんが、あれほどコンパクトになると、むしろ整理整頓がしにくかったのではないでしょうか。

 サッカーでもゾーンプレスが行き過ぎた結果

 4-4-2同士てで中盤の潰しあいが生じる
 ロベルト・バッジョに代表される名手が、ピッチ上で行き場を失う

 と現象が起きました。

 僕は英語教材以外でCDを所有していませんので、ハイレゾという音を聞いたこともなければ、音楽配信を利用することもないでしょう。

 一方でカセットテープやレコードの需要が伸びている背景は、何となくわかる気がします。

 僕が学生時代CDを買う際は

 1・海外の歌手の場合、輸入盤か国内版かで価格が異なる
 2・国内版は日本語訳の歌詞と、歌手のバックグラウンド、楽曲に触れた解説が読める

 など、自分で購入方法を選べました。

 サッカーでいえば、著名なコラムニストのコラムを読むようなものでしょうか。

 つまり、レコードとテープには音がデジタルに比べて優しいという意味合いの他、読む楽しみと選ぶ楽しみがあった、この点が今需要が上昇傾向にある理由かもしれません。
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