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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

昔、雑誌が面白かった理由を思う

2016-09-21 00:26:01 | 日記
 昔の男性雑誌、1990年代のポパイ、ホットドッグプレス、そしてブーンは眺めるだけですごく面白かったですね。

 それは記事の中身ではなく、雑誌そのものにある種の「無駄」があったからだと思うのです。

 それは特集記事とは関係のない代物、つまり

 1・読者ページでお便りを紹介し、編集部員がチャチャを入れる
 2・日焼けマシーン、ムダ毛処理マシーン、怪しい通信販売などの広告
 3・靴屋やジーパン屋の通販広告

 など、それらは多岐にわたります。

 また資生堂やマンダムは新しいムースやシャンプーの広告も出していましたし、またそれらの広告を見て僕たちも店頭に通ったものです。

 単純に見ていて楽しい。

 それがかつての雑誌でした。

 今はどこか洗練されすぎているようにも見えますし、雑誌を眺めること自体がなくなりつつあります。

 サッカー雑誌もあれだけあった通販広告は無くなりましたし死ね。

 いま、多くの編集部が「おまけ」をつけることで販売部数を維持しようとしています。

 もし、僕がサッカー雑誌に付録を求めるならば、スパイク、ジャージカタログですね。

 サッカー・ダイジェスト、サッカーキングにしても、度々ギア・カタログをおまけ、中づりにして特集しますが、DVDやランドリー・バッグなの実用品よりも面白いと思います。

 カタログを読む、読んで想像する。

 こうした楽しみが雑誌の担ってきた役割だと思いますしね。
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僕が思う、今後のサッカー雑誌のあり方

2016-09-21 00:12:05 | 日記
 フットボール批評が田崎健太氏執筆の下、日本のサッカー専門誌が多くの架空インタビューを行っていると告発しています。

 そして指摘されたワールド・サッカーキングの編集長である岩本義弘氏が、田崎氏の見解に対して反論を試みました。

 僕が感じたことは

 1・このような議論があっても良いということ
 2・雑誌、書籍という媒体が衰退化しているうえで、インタビューのねつ造は致命的である
 3・Jリーグ、海外サッカーを扱うテレビ番組でも、この件に検証が必要であるくらいの大きなトピック

 という3点にあります。

 雑誌社にはやはりエージェントとの人脈があるでしょうし、コーディネーターやカメラマンの手配など、記事を執筆するうえで大事な要素は幾重にもあります。

 その中で、取材申請や代理人とのかかわりあいは、各編集部にとって

 「企業秘密である」

 ことに間違いはない、と思います。

 僕は両氏の見解のうち、どちらが正しい、不適切、ということを実は気にしていません。

 このような記事のありかた、出版の方法について様々な出来事があることが明るみになったこと、良い書籍を生み出してファンを喜ばせたい、雑誌の衰退をとどめたい。

 というプラスの方向に向かっていてくれたら。

 そう感じています。

 岩本氏の見解を得て、田崎氏にも思うところがあると思います。

 ですから僕たちは、両者の言い分を十分確認し、あり方を捉えるべきだと思います。
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