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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

メディアが持つ資質、姿勢を考えてみる

2016-09-10 23:37:54 | 日記
 メディアは選手や指揮官、球団幹部に対して

 「ファンに対する説明責任がある」

 と迫ります。

 確かに先日起きたグルージャ盛岡の不祥事のように、メディアが伝えることで明るみになること、膿を出して健全な母体に戻す必要はあると思います。

 一方でメディアは、選手がファンの質問に答えようとする姿勢は全くありません。

 「エアー・インタビューは本当にあるのか、あるならどうして編集部員、編集長は左遷、給料減額、解雇にならないのか?」
 「今も昔も、選手は憶測記事、土足で私生活を探るメディアに怒り心頭なのに、その態度を改めないのか」

 メディアはこれらの質問に答える責任があります。

 洋の東西問わず、新聞社も雑誌社もインターネットも答える素振りすらありませんが。

 少し古い資料で恐縮ですが、2002年のワールドカップを目前に、アルゼンチン代表ヴェロンのインタビューが、ワールドサッカー・ダイジェスト2001年11月15日号に掲載されています。

 彼はこのインタビューの中で、

 「(中略)アルゼンチンのメディアの中には、選手のプライベートな部分にまで介入してくる者もいる。そのうえ彼らは、事実以外のことまででっちあげて、大げさに報道するんだ」

 と語っています。

 でもインタビュアーは、彼の意見に対してメディア全体を代表して謝罪することはなく、

 「では今回、突然インタビューや取材を受け入れるようになったのはなぜ?」

 と問いかけます。

 これもエアー・インタビューでないことを祈りますが、どの世界でも敬意を持つことは大切ですよね。
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野球帽はサッカーでもアイコンか

2016-09-10 21:01:30 | 日記
 僕が小学生のころは、殆どの男子が野球帽をかぶっていました。

 当時はニューエラに代表される、大リーグやファッションとしての野球帽ではなく、自分がどの球団をひいきにしているか、という身分証明書のようなものでした。

 当然ジャイアンツが一番人気で、次に当時日本シリーズで優勝経験の多かったライオンズが希望対象だった気がします。

 僕の父は横浜大洋のファンですが、僕は大洋の帽子ではなく、阪急ブレーブスを愛用していましたが、自分の好みで買ったのか、母が買ったものをただ被っていたのか記憶にはないのですが。

 先日、リバプールの野球帽をかぶっている小学生を見かけました。

 面白いことに、ナイキのTシャツ、プーマのズボンという形で、一目見ただけで

 「ああ、サッカーが好きなんだろうな」
 「帽子は父親がリバプール・ファンの影響かな」

 と思わせる格好でした。

 その野球帽はアディダス製で、きっと父親が息子に自分の希望を託したのではないか、と想像できます。

 現行のニューバランス、その前のウオリアーと、リバプールはスポンサーがここ数年変化してきました。

 アディダスとの契約時はトーレスにカイト、ジェラードと前線にタレントがそろっていた時代ですし、いまはもうシャビ・アロンソ、ペペ・レイナが在籍していた面影もありません。

 サッカー選手も野球帽が好きですが、今はサッカーでもアイコンになっているように思えました。
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コンバートに見る、選手の特性

2016-09-10 01:27:17 | 日記
 サッカーの世界でも稀にですが、コンバートがあります。

 その代表例はMFからフルバックに転向し、ユヴェントス、バルサ、ミラン、アズーリで活躍したジャンルカ・ザンブロッタですが、彼を説き伏せたマルチェロ・リッピの見る目。

 これが大きかったと言えます。

 コンバートは本職では「無い」選手をいきなりそのポジションにあてはめます。

 当然ミスが生まれますし、ファンとメディアは容赦なく批判しますから、どんなに指揮官がかばっても、選手自身のメンタルが崩れてしまうリスクがあります。
 
 それ以前にコンバートの理由を説明する必要もありますし、リッピはある意味、この賭けに勝ったと言えます。

 同時にどんなポジションでも、そつなくこなせるであろう選手もいます。

 例えばイブラヒモビッチ。

 彼をGKやストッパーで使う指揮官はいませんね。

 しかし、彼ほどの体格と才能があるならば

 1・バック3の中央で左右のストッパーを統率し、自らも空中戦では全く負けない
 2・中盤センターでリンクマンとして活躍
 3・GKとして見事なPKストッパーとなる

 という姿を容易に想像できます。

 選手には特性がありますし、コンバートするからには指揮官が選手を最後まで守るくらいの勢いが必要です。

 ザンブロッタはリッピによって新しい可能性を引き出されたわけですが、さすがに指揮官としてともにワールドカップ優勝を味わうとは、考えなかったでしょうが。
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店頭で見かける数多くの募金箱

2016-09-10 01:01:58 | 日記
 2016年は本当に募金箱をよく見かけます。

 僕はできる限り投函するようにしていますが、皆さんはどうしていますか?

 ここまでを振りかえってみても

 1・4月の熊本地震
 2・先月起きたイタリア中西部の地震
 3・今月起きた東北と北海道における台風の直撃

 と数多くの自然災害が起きています。

 ロアッソ熊本の選手たちが、何とかして地震で傷ついた方々を励まそうと奮闘し、その姿に全国が呼応しました。

 そして今、コンサドーレやグルージャの選手たちも、地域のために様々な試みを起こそうと考えているに違いありません。

 僕は昨日、店頭募金でイタリア中西部の地震の被災を支援しましたが、ペルージャ県というのがかの地にあるんですね。

 中田英寿とペルージャ
 レナト・クーリと中田

 というように、2000年代前半のペルージャは、多くの日本人ファンが訪ねる場所でしたが、今はどうしているでしょうか?

 ちなみにイタリアでプレイしていることもあり、本田圭祐も義援金を送りましたが、イタリアと日本は地震大国であると同時に、恵まれた温泉の楽しみもあるわけです。

 もし東京五輪やラグビー・ワールドカップの際、大きな災害が起きたならば。

 考えたくもないのですが、僕たちも本当に気を引き締める必要があります。
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