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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕は毎日、ゾーンプレスで生きている

2016-09-19 01:18:44 | 日記
 アリゴ・サッキが「時計仕掛けのオレンジ」を参考にゾーン・プレスを生み出してから、戦術の幅は各段に増しました。

 2000年のバレンシアはその浅いラインが特徴でしたし、ユルゲン・クロップのゲーゲン・プレッシング、ゾーン・プレスの形を応用した、ソルバッケンの方法論。

 やはり、サッキが生み出した潮流は今でも生きている、都いうのは大げさではありません。

 サッキのサッカーは「攻守一体」であり、その連動の軸になったのがフランコ・バレージであり、フランク・ライカールトでした。

 この方法論、僕は実生活で用いています。

 お湯を沸かしながら洗い物をする
 洗濯している間に部屋に掃除機をかける

 このように、ひとつのことを行いながら同時にもうひとつのことを行うのは、ゾーン・プレスに通じると思います。

 つまり一挙両得という形です。

 仕事場でも同様で、僕はできる限り、デッド・スペースを作らないように注意しています。

 みなさんも倉庫に備品を取りに行くことは多いでしょうが、その際

 1・自分が必要としている備品以外も、補充しておくべきか考える
 2・不要な物を片付け、引き出しや机を清潔にする

 トヨタが手掛ける

 「カンバン方式」

 は世界中で行われています。

 探す手間を常に省く
 余計なもの、時間が短縮できれば、労災の危険性が必ず減る

 このことを考えると、世の中の概念に一挙両得のゾーン・プレスはずいぶんあふれているように思えます。
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デザイナーが感じる、数多くの重圧を思う

2016-09-19 01:04:10 | 日記
 パリ、ミラノ、そして東京。

 有名無名問わず、これら3都市で行われるファッション・コレクションに参加するデザイナーは、モデルが今まさにランウエイに登場しようとするその時まで、手を休めることがありません。

 それだけ、コレクションにおける自身の作品を批評されることに意義をかんじているのでしょうし、その批判の多くは手厳しいものです。

 アルマーニのように、頂点に君臨し続ける人間の精神は、本当に大したものだと思います。

 セレソンだって、常にワールドカップで優勝できるわけではありませんからね。

 一方でスポーツ・ブランドが抱えるデザイナーも、手掛けたクラブのジャージに関しての評判は気になるところでしょう。

 それは「売上」という形で直結していますし、フットボール・ウエブマガジンでは、定期的に男性誌「GQ]が選定した、ジャージの出来具合を公表しています。

 いま閲覧しましたら

 「リーグ1のクラブで最も素晴らしいデザイン」

 が上位20位まで公表され、1位はアンブロ画手掛けたナントのアウエイモデル、モスグリーンでした。

 ナントは「カナリア」というあだ名がつく、黄色が象徴のクラブですが、アンブロとしてはその概念を破りたかったのかもしれません。

 ブランドのデザイナーからすれば

 膨大なデザインを考える
 ファンとメディアから、そのデザインが批評される
 新しい試みを常に考える

 という、本当に神経を使う作業が続きます

 ニューバランスは今季のリバプールのため、過去のシーズン・チケットをモチーフにしたくらいですから、それは凄まじいものです。
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