塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

10代で代表招集されるという事実

2016-09-05 01:49:50 | 日記
 ミランのGKであるドルマドンナは、17歳で既にイタリア代表に選出されています。

 あのジャンルイジ・ブフォンですら、19歳での代表選出でしたから、彼が怪我や病気で治療を必要としないならば、イタリア代表は今後数年、GKに困らない可能性が高いですね。

 先日、ガンバ大阪の堂安を日本代表に招集するのはおかしな話だろうか、とお話ししましたが、世界の潮流は10代後半で代表選出、という形になっています。

 日本の場合はこれでは若すぎる、という指摘もありますが、それは五輪代表との兼ね合い、という印象が強い為でしょうか。

 Ⅿ仮に20代前半での選出、ということであれば、サガンの鎌田、レッズの関根という形が見込めるようにも見えます。

 特に関根は内側に切れ込みすぎ、香川や清武を窮屈にさせてしまう、という代表の戦術を変えてくれるかもしれません。

 つまり、外に張ることで相手のフルバックと対峙し、味方を助けるために移動してきたセンターバックをも交わせる技術があると言えます。

 センターバックがひとり、サイドに出てきた、ということは

 1・ゴール中央の守備が手薄になる
 2・日本代表FWと相手センターバックが1対1の形になる

 というメリットが生じますしね。

 僕は映像すら見ていませんが、MLSのトロントでプレイしている遠藤翼のように、相手のスカウティングに入っていない海外の選手など、選手のやりくりはいろいろあるように思います。

 アギレ監督が初陣で、坂井と皆川を使った時、驚きもしましたが多くのファンが

 「やるねえ、監督」

 と思ったと思いますが、あれくらい大胆なことをやるには、やはりメディアの視線に耐えねばなりません。
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パルセイロがグランパスエイトに勝った、という事実

2016-09-05 01:23:16 | 日記
 長野パルセイロが敵地で名古屋グランパスエイトに勝利したことは、9月4日付けの日本経済新聞にも掲載されています。

 当然グランパスエイトがJ2降格圏内でもがいているという事実もあります。

 ただ、これだけのバリューがあるのは

 1・グランパスエイトがトヨタ時代から今に至るまでの歴史を持つこと
 2・2010年にJ1優勝、天皇杯も2度獲得していること
 3・日本代表経験者が多数いること

 という事実が大きく影響していると思います。

 パルセイロは2013年天皇杯でもグランパスエイトに勝利しており、その際はもう引退しましたがGKの諏訪の活躍が語り草になりました、

 グランパスのファンはパルセイロに対して、今後もいやな相手と認識するでしょうね。

 ただ、これはパルセイロの将来も暗示しています。

 グランパスの選手たちは、浴びせられる罵声に耐えなくてはいけません。

 1部のクラブが3部のクラブに敗れるということは、罵声と批判からは逃れられないわけですが、それはパルセイロが今後J2、J1と階段を駆け上がるときにも同じことが言えます。

 「俺たちは、あの長野パルセイロに勝った!!」

 と下部リーグの選手たちに喜ばれる未来が訪れるであろう。

 この事を肝に銘じなければ、昇格は無いと思います。

 日本代表も同様で

 「タイには勝てる」
 「ワールドカップ出場は圏内」

 こう考えていた可能性が僕たちの中にもありましたから。
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