ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



前回、「日本の美点」について教えてもらったけど、その根源みたいなのが日本にはあるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『未来の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「和をもって貴しとなす」ということが尊重されている、大和の国でありながら、この国の中心指導霊である、天御中主神という方は、霊言集(中略)を読めば分かるように、発展・繁栄を非常に強く訴えかける神です。そして、日本神道では、この方がいちばん偉いのです。
 女神である天照大神のほうは、どちらかといえば、おっとりした調和型であり、日本の精神性の面では、彼女の個性のほうが支配的なのかもしれませんが、日本の国を中心的に引っ張っている霊人は、発展・繁栄が好きな方なのです。
 そのように、発展・繁栄型と調和型の二人の主導神が中心になって、日本を牽引してきているのです。(中略)
 天照大神が説くことは、主として、「穢れなき心」や「清らかさ」です。「罪や穢れがある者は禊祓いをして清らかになりなさい」ということを、まず言います。これは、仏教的に言えば、反省の心でしょう。
 そうした清らかな心を持つことと、「みなが協調して、仲良くやっていけるような世界にしなさい」という、和の心を説きます。それは、ある意味でのユートピアでしょう。
 そういう考え方と、発展・繁栄の考え方、この両方によって、実は国体が成り立っているのです。
 そして、学問的な部分については、日本オリジナルのものだけでは十分ではないところがあったので、仏教が移入され、仏教研究がずいぶん行われました。その担い手が学者のはしりです。そういう学者がたくさん出てきて、知的レベルも上がったのです。
 知的レベルとしては、もちろん、奈良仏教にもそうとうなものがありますが、平安仏教においても、空海の書いた本を見ると、のちのカントやヘーゲルも驚くような、非常に高いレベルの観念論を展開しています。思想的には、すでに完成の域に達していて、それ以上発展の余地がないぐらいのレベルまで行っています。日本は、そういう国だったのです。
 その意味で、日本の国全体、国民全体が、日本の歴史というものを、もう少し正当に見直す必要があると思います。
 もちろん、日本には、失敗したところもありましょうが、日本の美点を見直し、諸外国の歴史ともよく見比べてみて、「自分たちは、こういう民族であり、こういう人々であり、こういう国なのだ」という、正しい自己認識、アイデンティティー(独自性)を持たなければいけません。
 例えば、「メディアが、こう言った」「マスコミが、こう書いた」「外国から、このように言われた」などということで、あまりグラグラするのではなく、自分たちの歴史については、自分たちで、きちんとした認識を持つ必要があります。それが「自信」の部分につながってくるのです。
 やはり、自国の歴史をきちんと知った上で、外国のことを勉強して自国と比較し、その善悪などを公正な観点から見ていくことが大事だと思います。
(127~128、135~137ページ)

女神である天照大神は、おっとりした調和型であり、この国の中心指導霊である天御中主神は、発展・繁栄を非常に強く訴えかける神であって、この両方によって、実は国体が成り立っている。

学問については、仏教が移入されて仏教研究がずいぶん行われ、奈良仏教や平安仏教で、知的レベルも相当上がっていた。

このように、日本の歴史をもう少し正当に見直し、諸外国の歴史とよく見比べてみて、正しい自己認識、アイデンティティー(独自性)を持たなければいけない──。

“自虐史観”でなければ歴史じゃない、というような論調がいまだにはやっている気がします。

しかし、今日の大川隆法先生のお教えを素直に学んだとき、そんな考え方は間違いであることがハッキリするのではないでしょうか。

やはり、「日本の美点」についてもう少しきちんと学び直すことが必要であると声を大にして訴えたいと、改めて私は思っているのです。
 

『未来の法』

  大川隆法著


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