おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

緑のトラムはバビチキの希望の星☆彡

2017-05-22 19:54:44 | 鉄道

まだ寒くて雪が降っていた頃にやってきた緑色の路面電車・・・ もちろん最新式ではなく、れっきとした中古・・・ つまりどこかのおさがりなのですが、なかなかシュッとしてかっこいいゾっ!!

ワタシが見たのは2編成を運び込むところ。ウチの近所でも試運転で走ってるっ!! 何か特別なイベント列車にでもするのかなぁ、と思っていると、首都の田舎村、我がナデジュダ区に住む友人のおばあちゃんたち(つまりバビチキ)が、

「あの緑のトランバイ、なんでも「シュヴェツァリア」から持ってきたらしいわよ。6番線を走るんだって!! 早く来ないかしら!!」・・・へぇ?! シュヴェツァリア?つまりスイス・・・ 調べてみるとスイスはバーゼルからやって来たようです。環境大国で先進国の電車。すごいなぁ・・・ 

シンプルなデザインでスッキリしてるのもいいっ!! でもなぜおばあちゃんたちが期待しているのか、それは・・・

ソフィアの路面電車、ほとんどのが古くて、しかも段が高いっ!! 

路面から1段、2段、そしてもう一つ昇って床面・・・ まだまだ足はちゃんと動く(肩の方は五十肩でアヤシいけど)アラフィフのワタシでも、それこそ手すりにつかまって「エイヤー!!」っとよじ登らないと乗れません。たまに「ロㇳカ」(舟 「コラブ」(船のこと。低床式中間車の窓がそう見えるから、なのかな?おばあちゃんたちはそう呼んでいます・・・)が来ればいいのですが、いつも来るわけではなく・・・ 足が痛くて「アフ・オフ!レレレレ・・・」(アイタタ、オイタタ、まったくもう・・・の意)といつも言っているおばあちゃんたちは路面電車に乗れないがために年金をもらいに行ったり、薬を買いに行ったりするために外出するのもおっくうになっていたのです。

そしてこの(比較的。笑)新しいトラム、低床式の車両が真ん中に付いているだけでなく、低床式じゃない車両にもステップが付いてる!! それも半自動式のドアのボタンを押すと「ウィ~ん」と出てきちゃう!! こりゃ、カッコいーヤっ!! すっごーいっ!!

でも、いつまでたっても首都の田舎村ナデジュダ区から場末の一大新興住宅地オベーリャ区に行く6番電車には姿を現さず。その代りに庶民の街、ワタシが前に住んでいたリューリン区の方に行く8番電車で限定運用みたい・・・ バビチキ、残念・・・ 

もっとスイスからたくさん車両を譲ってもらって早く我らの6番トラムに来てくれないかな、バビチキのためにネっ!!