8月31日に開業したソフィア市営地下鉄2号線!! その日に一応乗ってみましたがあまりのフィーバー(笑)でゆっくりと見てみる余裕はなく・・・ そんな話をしていたら友人のリリー(軍人のような女性です・笑)がその日に全部駅を降りてみた、と・・・ むむっ!先を越された!! ワタシも「鉄」として「降りつぶし」しなきゃ!!
でも、ソフィア市の交通機関のパスを持っているので急ぐ必要もなく。少しずつ降りてじっくり観察してみよう!! そして観光やお仕事で来られる日本の方のためにすこしは役立つようにまとめてみましょう。
まずは全線走破から!これまでの西側の終点「オベーリャ」駅が2号線との接続駅、というか、1号線2号線は全部直通運転。オベーリャ駅からしばらく高架橋を進み、橋上駅の「ロムスコ・ショセ」駅を過ぎると少しずつ地下にもぐっていきます。ソフィア中央駅から南のほうに進路をとり、ソフィアの目抜き通り「マリアルイーザ通り」の下を進んで1号線との交差駅の「セルディカ」駅、そして終点の「ジェームス・バウチェル」駅に。
ジェームス・バウチェル駅は以前に路面電車が走っていた通りの下。工事が終わった今、また10番のトラムがソフィアの町の中心部から上ってきます。ここは、少し歩きますが「トクダ・ボーニッツァ」(徳洲会ソフィア病院の最寄り駅。また日本人には日本食レストランでおなじみ、旧ホテルニューオータニの「ホテル・ケンピンスキ」の入り口です。でも、この日本食レストラン、以前は「サクラ」レストラン、チョー高級で手が届かない割りに日本人からすると、「えっ?この値段でこれ?」的なクオリティーだったと聞いているのですが、去年の夏からブルガリアのファミレスチェーン「ヘピー」(happy)の「幸せ寿司」になりました。
ひとつ戻ると例の、どこなのかぜんぜん分からない「ヨーロッパ連合」駅!! (日本語にするとなおさら?です・・・) この駅を出るとすぐに「ブルガリアの土地と人の博物館」なるものがあるのですが・・・ ここに博物館があることさえ知らなかった・・・ てっきり何かの学校か工場かと・・・ ホントにそんな感じの建物なんです。ちなみにここの駅、「ヒルトン・ホテル」の裏手、そして最上階に高級(そして本格的らしい・・・行ったことないけど。笑)寿司レストラン「ささ」のあるホテル・ヘムスの最寄り駅です!!
そして次の駅は「エンデカ」(NDK)=国民文化宮殿・・・ 以前けっこう愛用していた地下のショッピング街。しばらく前から封鎖されていましたが、そこがキレイに整備され駅との連絡通路になっています。テナントが入るスペースもあるのですが・・・ 今のところガラ~ン。ちょっとさみしい・・・というか、夜降りるとコワそう。でも、以前はぼろぼろの廃墟っぽかったトラムやトロレイの乗換え口が少しきれいに整備されました。
地下鉄駅は凝ったデザインで、いろんなところに曲線が・・・ ベンチも曲線!! それにしてもブルガリア人、ホントにエンデカが大好きなんですね~。日本でいう「武道館」や「日劇」みないな・・・ 駅の壁にまで建物のレリーフが・・・
そしてひとつ飛ばして「ロヴォフ・モスト」=ライオン橋。長らく工事でガタガタだったところもきれいに整備されソフィアらしくない!! 近所には大好きなダンキンドーナツやケーキ屋さん「パパヤ」、そして最近ではヨーロッパ系化粧品店「DM」や「リリー」ができ、さらにはスーパー「ビラ」も!! ソフィアの「皆様に喜ばれる」(by柳橋連合市場・笑)「ジェンスキー・パザール」の入り口です!!
頭上にあるライオン橋をモチーフにして、壁には端のアーチをかたどったデザインとライオンのレリーフ。今回開業した駅はどれも天井が高くて圧迫感がなく、そしてデザインに凝ってるのがイイですネっ!!
1日では降りつぶしができなかったので続きはまた・・・