行雲流水

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山田恵諦師が人生を語る

2011年05月31日 | 禅の心
○内需拡大とは贅沢をしろということだ。人間はいちど贅沢の癖がつくと直らない。とんでもないことだ。

○名も知れぬ草でも、何か役に立つから生えている。この世にあるものはすべて価値があるから存在している。

○目の前の欲望を満たすことばかり考えていると、結局は欲に溺れる。いつの間にやら、欲を満たす仕事に縛られ、自由を奪われ、仕事に支配される。理想とするものがないから、自己を発揮し、自己を示すことができずに、むなしい思いをする。

○社会的地位や名声のある人よりもずっと偉いのは、己の道を究めようとする人たち。自己の利益よりも他の利益を重んずる人たち。自らの光でもって周囲を明るく照らす人々。


○ある人がお釈迦様に「あなたに悪心はありますか」と尋ねると、「悪心はあるがそれを使わないのを仏というのだ」と答えられました。


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