行雲流水

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禅語(15)・・・独坐大雄峰

2015年05月12日 | 禅の心
百丈禅師が弟子に、「一番いいことは何か」と訪ねます。

弟子はいろいろなことを言うのですが、百丈禅師の答えは、

「独坐大雄峰」です。

いまここにこうして坐っていることが一番すてきで、ありがたいことなのじゃ。

「坐」は自分の中のもう一人の自分と対話している姿です。

生きていることがまずはすばらしい。

自分の中の本当の自分(仏性)に出会えることがなおすばらしいと私は受け止めます。

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