akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

「春秋山伏記」LIVE公演、感謝!

2019-10-19 | 映画・芸術・エンターテインメント

18、19日の「春秋山伏記」公演、19日は大入り満員。

大勢のお客様にご覧頂き、誠にありがとうございました。

遠く庄内からもいらして頂き、感謝申し上げます

単なる朗読ではなく、衣装をつけて舞台上を少し動きながら、照明や映像、生演奏とともに、演ずるように語る舞台。
語りによって立ち上ってくる藤沢周平の世界に、私も浸らせて頂きました。

楽しかった、良かったとお声かけいただき、ほっとしております。


共演させていただいた佐藤輝さんは、同じ高校の大先輩。『ラ・マンチャの男』では、松本幸四郎(現白鸚)とのコンビで「絶品」と評されたサンチョ・パンサの役を四〇〇回以上務め、これまで三〇〇〇回以上の舞台に出演されている方です。

俳優歴五〇年を超える輝さんの芸に対する姿勢、気迫、集中力、表現力。圧倒的な声量と熱量。

足をひっぱらないようにと思いつつ、地元の庄内弁もなんだかイントネーションがヘンになっていて、ずいぶんご苦労をおかけしました。

マイクを通してではない「生の声」を「熱」とともに届けること。

間、抑揚、しぐさ、視線、一挙手一投足に至るまで、すべて表現。

人物としての感情を乗せて全身で語ること。たくさん教えていただきました。

弁士として、表現者のはしくれとして、いただいた薫陶を活かしていかねばと思っています。

 

素敵な生演奏をつけて下さった松丸弘子さん、そして庄内の美しい風景写真のご協力を頂きました佐藤善友さんにも深く感謝申し上げます。

 

▲出羽三山神社に協力いただき、山伏姿に扮した輝さん。法螺貝も吹きました。

私ははんこたんなをつけ、お借りした庄内おばこの恰好で。


 

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