akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

北区子ども文化教室発表公演

2012-03-25 | 活弁
北区王子の北とぴあつつじホールで、北区こども文化教室発表公演。13時半から日舞、落語、雅楽、活弁の発表がありました。

弁士教室からは小学5年生から高校3年生まで、10人が出演しました。
『のらくろ伍長』 瀧田もえの、渡邉洋、長部世理菜、宇田川愛莉 
『虚栄は地獄』  上地虎太郎、大森れみ、山下凜、鈴木俊
『のらくろ二等兵』    鈴木俊
『チャップリンのスケート』山形美月、篠原花菜

それぞれ豊かな発想力と素晴らしいチームワークで、かけあいの息も合い、客席も暖かい笑い声に包まれました。

6年間やってきた高校3年生にとっては卒業公演。
この北区文化教室初の卒業生が弁士教室から3人出て、今日は私も卒業生を送り出す先生の気持ちをちょっとばかり味わいました。
今後はアドバイザーとして、弁士教室をサポートしてくれます。感無量です。

弁士教室では、無声映画作品を題材に、毎回時代背景や登場人物の心情、行動、人間の習性やら、歴史文化教育政治生活と多岐に渡って、子どもたちが自由なディスカッションを繰り広げます。
それぞれに独自の台本を作ることで、視点や感性の違いを認め合い、楽しみます。
知らないモノや表現が出てきて覚えて帰るのも弁士教室の楽しみのようです。
(国語や社会の成績が上がったと私に自慢してくれる子も)

何よりみんな本当に仲がいい。よく笑い、元気で逞しいです。学年も学校も様々ですが、上級生は下級生の面倒を見つつ、時には辛らつなアドバイスもします。
週一回の教室ですが、こうして数年間の子どもたちの成長を見守れることは、本当に幸せなことです。

(財)北区文化振興財団の皆様、本当にありがとうございます。

お世話になった滝野川教室(滝野川区民センター)、赤羽教室(北園まなび館)とも今年度でお別れ。4月からは新しい北区豊島の旧豊島北中を会場に開催されます。
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